「えぇ〜じゃぁ〜どこ行くの?」っとちょっとキレ気味?秋田随一の観光地があるじゃないか?それが角館だ。
かみさん曰く「角館って聞いたことあるけど、一体何があるの?」って・・・桜と紅葉の名所でもあるが、角館はズバリ武家屋敷だ!江戸時代に思いっきりタイムスリップしようじゃないかっ?
期待していた紅葉は残念だが青葉状態・・・真っ赤に染まったらさぞや美しかったことだろう・・・今年はこの暑さだもん。仕方ない諦めるしかないね。鶴の湯からは約45分。早速、川沿いの仙北市営桜並木駐車場に駐車し角館武家屋敷通りへ。
早速、角館散策スタートだ。まず前を通ったのが「安藤醸造 花上庵」だ。
そんな中、かみさんの目に止まったのが、その名も「きりたんぽっぽいみそマカロン」だ。おいおい、きりたんぷなの?マカロンなの?「特上つぶみそのバタークリームを使用した。スティック型で食べやすい」とのこと。
ところがいきなり串部分が折れてしまい、道路に落下・・・おいおいそりゃ〜ないだろう?My10秒ルールで拾って食うことに。うん、特上つぶみそのバタークリームが実に甘過ぎず美味〜い!
早速、角館武家屋敷巡りといこう!1軒目は角館のメインとも言える「青柳家」だ。「格式高い薬医門で知られる青柳家は角館を代表する武家屋敷。」とのこと。約3000坪のお屋敷だ。
武器蔵には、数多くの甲冑、兜、鎧が当時の姿で展示されている。もちろん、銃や刀もいっぱい。なんだろう?美しいのだが、芸術品ではない本物の威圧感が漂ってくる。すごい圧に圧倒されそうだ。
実際に刀や槍を持つことができるコーナーもある。わかってはいたものの、その重さにびっくり!こんなに重いんじゃ、助さん角さんや松平健の暴れん坊将軍のような華麗な刀まわりなんてできないよ。
ここであの「解体新書」が大きく展示されている。えっ解体新書の杉田玄白は福井県出身で、ここ角館とは縁もゆかりもないのでは?
実は杉田玄白は訳しただけで、解体新書の詳細な絵はここ角館出身の画家・小田野直武が描いていたのだそうだ。ヘぇ〜知らなかった。
時代体験庵では、籠掻かごかき体験ができる。江戸時代中期に辻駕籠として主に近距離・中距離用のタクシーとして使われた駕籠を実際に担ぐことできるのだ。うぅ〜重〜い。
更に兜もかぶる事ができる。どうせならばかぶっておこうじゃないか!顔がデカい俺の方が似合っているんじゃない?どう?
続いては石黒家へ。佐竹北家の用人(勘定役)を勤めた家柄とのこと。ここもホント広〜い。スタッフのおばあちゃんが丁寧に説明してくれたのでよ〜くわかって良かった。
それがより身分が高い方がお越しになったら床間へ、そしてその前だけ畳の敷き方が違い、床の間に向かって畳のラインによって身分ごとに順序よく並べられるようになっているのだそうだ。
そして欄間の美しいこと。蝋燭の揺れる炎により、その影もゆらゆらと動くのだそうだ。なるほど色々と生活の知恵が詰まったお屋敷だね。
続いて小田野家へ。小田野直武の生家である小田野長右工門の分家とのこと。
最後に河原田家へ。芦名氏の会津時代からの譜代の家柄とのこと。
↓映画「たそがれ清兵衛」のロケで使用された「松本家」!あの真田広之演じるたそがれ清兵衛が、最後藩命で決闘に及ぶ屋敷だ。おぉ〜あの迫力あるシーンはここで生まれたんだね〜。
下級武士の屋敷ということで、確かに茅葺き屋根に生垣と他の上級武士の屋敷とは作りが違うね。
画像はないのだが、こちらも清兵衛のロケに使れた(確か宮沢りえの実家だっけ?)「岩橋家」など6つ現存する武家屋敷をしっかりと回らせてもらって角館散策終了。
しかし、例年より大幅に遅れているという紅葉がホント残念。もしタイミングさえよければ、↑のように武家屋敷通り一体が真っ赤に染まるという・・・こんなシーンに出会えたかも?(画像HPより拝借)う〜ん、見たかったなぁ〜!その美しさ想像できるもんね。っとは言えとりあえず、雨も降ってこず無事散策できただけでも良しとしよう。よしっ次は角館ランチだ。
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