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「1Q84」村上春樹

皆さん、ご存じ村上春樹氏の「1Q84」。
今更ながら買いだめしていた初版本を読みました。まぁ~賛否両論いろいろありますが、言えることは間違いなく2009年を代表する1冊と言うことですね。何せ泣く子もだまる・・・あっという間の200万部突破が全てを語っておりますねぇ~(あのノルウェーの森の430万部を越えること間違いなし?)。
村上作品は、丁度自分が高校?中学かな?はっきり覚えていないが「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を立て続けに読破したことを記憶している。少年時に誰もが1度は読むであろう星新一の延長線上としてたまたま村上作品とであったという感じだっただろうか?しかし、バブル時に面白いことばかりで、のんびり読書などしてられない!っとばかりにあの「ノルウェイの森」は見事に敬遠。というか、巷が騒いでいるものなどあえて敬遠したように記憶している。わざと手にしなかった!バブル期はそんな時代だったんだよねぇ~。「ダンスダンスダンス」も読んだのか?まるで記憶にない。
短編集は色々読んでいたが、長編となるとホント久しぶりだ。
その話題の「1Q84」は上記した通り、賛否両論激しいというのも良くわかる。何とも評価しずらい。皆言うのだろうが確かに面白い。但し、どの作品もそうだが俗にいう村上ワールドがモロに出てきて、いつものような中途半端で締まりの悪さは否定できない。それでも途中ぐーっと読ませるところは流石だ。
それにしても、この村上ワールド、まぁ村上ファンタジーワールドと言い切っても良いだろう。何ともつかみ所がないというか?好き嫌いがわかれる。個人的には面白かった・・・でも、途中からこのまま終わらないよな。おいおい、終わらせる気か?っと後半に差し掛かって1人ごとが増えたのも事実。どうやら続編が出るとのこと。ファンの間では村上らせんワールドのような展開を期待しているとか?そうだよね、今回は1Q84年の4-6月、7ー9月を描いているが、続編だとへたすると1Q85年になっちゃう。もしかしたら遡って1-3月だったりして・・・。とりあえず2010年4月発売が決定したとのこと。楽しみにまってみよう。これだけ話題になった作品だ、ぜひ1度手にしてみては?その上でリトルピープルや空気さなぎ、パシヴァとレシヴァなど・・・まぁ~各々感想が出ることだろう。思いっきり賛否両論語ったら良いと思う。
個人的には、村上作品の最高峰は「村上朝日堂」だ。今回も千葉県の千倉は登場してくるが、朝日堂は最高!この本を読んでいてあれほどヒジキを食べたい!と思わせたモノはないだろう。知っている方は共感してくれるだろうが、自分的には話題の1Q84も朝日堂シリーズには叶わない。あぁ~思い出すだけでヒジキが喰いたくなる。

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