「この本を盗む者は」 深緑 野分！

2020年8月発刊の深緑 野分氏の「この本を盗む者は」。

本作はキノベス!2021第3位、2021年本屋大賞第10位と話題作の１つだ。「少女たちは本の世界を冒険する」という帯のフレーズに惹かれて迷わず手にしたのだが・・・どうだろうここまで期待を裏切った1冊って自分的にはそうないかも？もう断言する。駄作だ。とにかく感情移入全くできず、読み進めるのが苦痛なほどでここまで読破苦しんだのは久しぶり。
おいおい、一体どこの書店のスタッフが本屋大賞に推薦したの？信じられない。そりゃ〜最下位の10位って当たり前だろう。折角のホームステイで読書はちょうど良かったのに・・・ホント勿体無い時間となってしまった。

ファンタジー作品なのだが、自分的にはあり得ない設定すぎる。まぁ〜好きな方にとってはハリーポッター風ファンタジーっと言うのだろうが、いきなり訳のわからん世界に飛んでは前置きも中途半端にドタバタ劇が始まり、その設定も正直わけわからんレベル。歳のせいか？完全についていけない・・・〆も全く理解できない。ここまで通して意味不明？ってそうなかった。
申し訳ないがホントつまらなかった。深緑氏は「戦場のコックたち」「ベルリンは晴れているか」など話題作提供してくれているが、未だ読めていなかった。1度手にしてみたかっただけに、本作は本作だけとして自分的にはすぐ忘れちゃおうっと。
一読者が偉そうなこと言ってごめんなさい・・・。