


それが「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」だ。だって、今宵は日本三大珍味の1つ福井の「汐うに」のお相手として最高だろう。
「清酒酵母ではなくワイン酵母を使用した純米吟醸酒です。従来の日本酒では出会えない味わいが魅力です。キリッとした酸味が心地良く、甘い香り、やさしい甘み、爽やかな酸を持ち合わせた現代の和食にも合う新しい日本酒です。」とのことだ楽しみ〜!


早速、日本三大珍味を頂こうじゃないかっ。↑左がその汐うに!右が負けずに美味い干うに!
ともに越前松平家御用達の雲丹商「天たつ」のものだ。汐うにといえば天たつ、天たつといえば汐うにだもんね。



まずは汐うにからだ。バフンウニの卵巣を取り出し、塩をまぶして水分を抜き、まろやかに熟成させたものなのだ。何せ100gの汐うにつくるのに100個以上のバフンウニを使用するという超贅沢品だからね。
ほんの少しでいいのだ。口の中でゆっくり溶かしていけば超濃厚な雲丹の風味が広がっていく・・・それも半端ない雲丹の濃厚さ。すげぇ〜こんな濃厚な雲丹を味わったことない。それほどの衝撃の旨さと言える。そして追いかけるように越後鶴亀を煽る。美味ぇ〜!


続いては1個の雲丹から1gしかできないという干うにだ!これもたった1粒でいいのだ。これまた負けずに濃厚なのだ。いやっ濃厚と言うひと言では表現できない旨みだもんね。
ちなみに汐うには生のバフンウニに塩をかけて濃縮、反して干うには干して濃縮するのだそうだ。しかし、確かにこの越後鶴亀の甘さとよくあう。辛口好きらしい自分にとってはかなり甘いがこれはこれで悪くはない。う〜ん、どんどん地酒にハマっていきそうだ。



改めて晩飯仕切り直し。今宵も我が家産キュウリのもろキュー&マヨキューでスタートだ。
もう〜口の中は濃厚な雲丹風味一色。そんな中、キュウリの瑞々しいシャキシャキ感がえらく美味く感じる。これぞっ相乗効果かも?



そしてメインはザ・名古屋めしとも言える世界の山ちゃんの手羽先だ!もう〜こちらに越してき15年以上、手羽先の食い方も堂に入ったものだ。まずは2つに折り、身のついた方を口に含んだら一気に骨を抜き取れば綺麗に食えるのだ。このスパイシーさが山ちゃんの旨さだね。

もちろん、〆は芋焼酎にスイッチだ。今宵もサンセットビーチのラベルが美しい夏焼酎「一夏一会」だ。まるでシロップ見たいな甘さだもん。すごいよ。
しかし、「越後鶴亀 ワイン酵母仕込み 純米吟醸」って面白い酒だったなぁ〜。「これっ日本酒」とか「日本酒の旨み、ワインの酸味、2つのイイとこどり」とあるが、自分的にはワインの酸味より、甘さが際立っちゃったけど、少し口にしたかみさんも飲みやすいって言ってたのでワイン感覚で飲める日本酒というジャンルってこれから人気になっていくのかもね?