今年で3回目、いつもこのあたりの時期。そして、過去二年間は緊急事態宣言やまん防との闘いの中、うまくすり抜けて開催してきた。今年は色んな制限も緩やかになって、あの会場が満員になるだろうと予想できたが、実は私は予約しなかった。というのも、同日開催の加古川フェス(通称カコフェス)に相方のおバカバンドが出演することが決まっており、大規模な音楽含めたフェスなので、複数のステージでは、本当にたくさんの演奏が聴けることになっていた。花*花、みわトシ鉄心、そしておバカバンドゴローショーリーダーの次男、S君が所属する神戸のバンド、アルコット、これらを聴きつつ、出店も楽しもうと密かにもくろんでいたためだ。
前日から100%雨の予報、予定では小雨決行。少しずつ天気は回復するとのことだったが、さて、どうなるか、と迎えた朝。既にしとしと降っているし、もうこりゃ中止やな、と思ったが、回ってきた連絡は決行ということば。ええ~?電車で行くというし、朝からテンションダダ下り、雨の中傘をさして河川敷で足元どろどろになりながらゴローショー聴きたないし、私は欠席しようかな、と呟いたその時、「朝の連絡は間違いみたい。公式ホームページに中止、って書いてある。今確認取ってるって。」
おお~!良かった!前日、この日の会場である岡町あーとらんどyou2で、ジャム会に参加した時、関係者の一人、じゃんぼに「もしかして雨降ったらフィドルフェスに参加することは可能?」と聞くと、「ま、大丈夫でしょう。」後、確認のメールも貰ったので、急遽予定変更が可能となった。
朝から動く予定が夕方からに変更になったので、ゆっくり昼ご飯作って、少し早めに岡町へ。シスターズのナオコさんとミーティングのため待ち合わせしたのだ。電車で車両までバッチリ一緒になって、最寄り駅からご一緒した。岡町駅を降りたら、声を掛けられた。千日前のヴォーカルN口くんと酔っ払いバンドのヴォーカルS野ちゃん夫妻。「アビリーン行かはるんでしょ?」「ごめん!フィドルフェスやねん」という訳で、後輩ナオミさまのライブはパスしてしまった。
ナオコさんとのミーティングは具体的な内容なほぼないものの、前向きなものとなった、はず。時間になったので会場へ向かう。ちょうどオープンしたところだったので、見やすそうな席も確保した。
すてきな垂れ幕
PAはK口さんが担当、お任せしておけば安心だ。
去年と同じように、開催の挨拶と連絡事項を告げるじゃんぼ。ほんまはこれは主催者の仕事やと思う。
K口さん、マイクの調整、バンドの準備も整い、
最初の演奏は、K大OGのあやねるさん
ワカちゃんがお手伝い、あやねるさんが先輩にあたるそうだ。
ツインフィドル。今年はメモしなかったので、曲名はさっぱりわからない。
二番手の若者フィドラーは、N大こちらもOBのM岡くん。フェスでも何度も聴かせてもらったすばらしいフィドラーだが、バンド編成で。
ご本人のアップ
ギターF村くん
ベースの彼はクレジットがなかった。
バンジョーH松くん、彼はギターも上手。
マンドリンと、この日はリードヴォーカルも。息子(ニセ)公認のT木くん
彼は名古屋だけど、バックの皆は関西かな?K大OBだと思う。若者らしい、パワフルでアグレッシブな演奏を楽しんだ。
三番目は、去年もここに登場したmikaさん。ワカちゃんの後輩にあたる、とその時言っていて、でも今年は卒業後、東京で仕事をするという。まあ、どこにいても音楽で繋がっていける人たちだろうとは思う。
譜面をめくる係として、あやねるさん。ワカちゃんのフィドルとmikaさんのビオラの二重奏。クラシックみたい、と思ったけどマーク・オコーナーの曲らしい。
女子が退場して、ブルーグラスセットをバックに。
出番が次なので、袖で様子を見るばすことドナルド君
3回皆勤出場のばすこ、だけどプログラムではフィドル、バンジョーとあったのに、この日はギターで出演だった。フィドルはドナルド君、バンジョーはサポさん(と勝手に読んでいる)Henry Sapoznik
アメリカTIKI PARLOUR RECORDINGSから4/7に発売される、自身のCDを宣伝するばすこ。この日の会場でも先行発売されていたが、私は4/1のライブで買う。
最後の曲はSんも入って。
マイクセッティングのため出てきたK口さん
いぶし銀コンビ登場。最初はLさんとM本さんおふたりで演奏された。M本さん、ギターもすごいのなあ。
去年とはメンバーがガラッと変わる。
ドブロS海さん、
ベースはカゴカゴ
フィドルもすばらしいんだけど、私はLさんのうたが好き、
と思ってたら、「フィドルの演奏は若いもんに任せて、僕は歌います。」やて!
ワカちゃんだけではなく、皆入ってフィドル合奏をバックに歌ったLさん、やっぱりええわ。
全員登場、と言う感じ。
次は、アイリッシュフィドル。シャナヒーのみどりさん
そもそもフィドラーの演奏中写真は、ほんとにピントが合いにくいんだけど、彼女はまた格別だ。まるでダンスをしながら弾いているかのような動き。
MCの時は、何とか撮れる。後で話していて、大矢くんに「誰かメンバー連れてきた方がいいですか?」と聞くと、「みどりさんはソロで良いと思う」と言われ、いざ蓋を開けてみたら、皆さんバンド編成だったのでびっくりした、と言われていた。でもみどりさんの存在感はソロでも十分際立っていたし、アイリッシュ聴いたなあ、という思いがした。
居酒屋カウンターで、とっちーさんが飲み物を販売していた。日本酒もあるなんて知らなかったので、お!見つけた、と思った。
ご満悦の御大。これはシングルで、ダブルになると紙コップになみなみ。
この辺りにたむろして飲んでる人たちいたなあ。
途中退場のmikaさん、4月から新社会人だもんね、忙しいよね。
この日唯一のヴォーカルユニット。ユミ&ジャンボ、あれ?うみねこトロットと違うの?
袖にはこのひとたち
会場、この日は60席作って何とか足りずに済んだ。
バンジョーD野さんは、最近フィドルにとても熱心に取り組んではるようだ。ベースはQちゃん。そして大矢くんが加わった。
ユミちゃんの伸びやかなヴォーカルが心地よい。やっぱり私、歌ものが好き。
とはいえ、このフェスは毎年とても楽しんでいるのだけど。
しばらくの休憩の後、後半が始まった。マーベラスS井、自身のバンドはもう演奏しなくなって久しいが、この日はメンバーを集めてウエスタンスゥイングを演奏。
なに驚いてはるん?
おっさんバレエ繋がりでリクルートされた、ゆうこりん。畑違いのジャンルに最初は戸惑った、と言ってたけど、すごく楽しそうに弾いていた。見てる側も楽しくなった。
U山さんとのツインフィドル
再び若手登場、ワカちゃん
サポートはこのメンバー
主催者がこっそり見ている。
客席では重鎮なお兄さま方がにやけている。
侑真くんは淡々と弾いている。
続いてTexas Club
Sん
侑真くん
大矢くん
フィドルチューン・メドレーでは帰った人以外集合、ユミちゃんも歌う。
ワカちゃんと大矢くん
みどりさん
M岡くん
Lさん
その様子を撮るM谷さん
あやねるさん
ドナルドくん
U山さん
何故か出て来ず写真を撮るマーベラス
そして大団円。最後はRoad to Columbusだったかな。
馴染みの場所で今年もフィドル音楽に浸れて良かった。曲名皆無でごめんなさい。
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