こんにちは。 何時もブログを見て頂き有り難うございます。
このブログを読んでいる人の中には たまには 時計ネタやってよ~~!
そう思っているブロガー様 結構いると思います。 なんで 久しぶりに・・・・
時計修理2級技能士として ブログ書きます。
( 言っとくけど チャラ男に見えても 国家資格 時計修理2級伝承者なので・・ 試験2回落ちて 3回目に習得)
某お客様から・・・
「この時計 リューズ抜けてまうで 近所の時計屋に持って行ったけど
治る?」
こんな依頼を頂いた。 お客様が袋から 時計を出した瞬間・・・
とてつもないオーラーを感じた。
なんか変だ! リューズにGSマーク付いているし・・・
グランドセイコーのファーストでもないし・・・ セカンドモデルとも違う・・・
(私の知識不足で トンでもない時計だとは この時 まだ 私は分かってない)
グランドセイコーに・・・ V F Aの表記
なんやこの時計?
私の心の中がムズムズします。 だんだん・・・・
中が見たい・・・ 母なる大地の中を見たい!
男なら・・改め 時計技能士なら・・絶対に思うはず。
今すぐ パンティー剥ぎ取って 直視したい!。
ごめん 今日は真面目に書くんだったね・・・ つい 本性が・・・
お客様に了解を得て 裏蓋を開けてみました。(クドイけど 私 時計修理2級技能士ですから・・・)
グランドセイコーVFA(Very Fine Adjusted)特別調整品
【6185-8021】【Cal. 6185B/自動巻き】昭和46年 /1971年製
私が生まれる前に発売された時計です。当時の最強機械式モデル・・・
こ・・これは・・・ 私レベルの人間が扱う時計じゃない
そんなオーラを感じました。
なんか 変なんです。 今までに感じた事がないオーラ。どこかが 何かがおかしい。
とにかく 見ているだけで・・・ ドキドキするというか・・ 落ち着かない。
なんか トンでもない時計なんじゃないか? 勝手に妄想してしまいます。
そもそも グランドセイコーに VFAなんてあったの?
恥ずかしい話・・知らなかったから・・
グランドセイコーの中でも特別に調整を行ったスペシャルモデルです。
車で言うと ハコスカGT-R とか ケンメリGT-Rの中古を生で鑑賞している気分。
時計好き グランドセイコーファンなら たぶん おしっこ漏らすレベル。
なぜなら アンティークのGS 初期のファーストモデルでも相場は30万前後
セカンドモデルで 20万前後。
その後に発売された このVFAは・・・
なんと中古相場80~100万円と言う 破格の相場なんです。
(この上に さらに究極のモデルがあるようですが それはちょっと究極なので除外)
ある意味 グランドセイコーのアンティークモデルの中で 最高クラスの絶品時計なんです。
一般では まず 生で見る事のない 市場に出回る事がほとんどない お宝時計。 それを生で見れる・・・・
幸せです。
某店に出展されている品
こういった 凄い品を見ると もう心臓バクバク・・ 違った意味でパニック発生。
もう 興奮して ドキドキ!が止まらない。
時計が好きな人なら きっと この気持ち理解出来ると思います。 車も時計も古くても大切にしたいですね!
ある意味 役得 こんな凄い時計 きっと 2度と手にとって 中身まで見る事はもうないだろうな・・