Recuerdos de la Alhambra - Los Indios Tabajaras
アルハンブラの思い出 - ロス・インディオス・タバハラス(ブラジルの兄弟ギター・デュオ)
クラシック・ギターを独学でマスターしてみようと始める時には、昔はカルカッシ・ギター教則本を買ってきてソル(フェルナンド・ソル)の小品曲等を反復練習します。
弦のチューニングは、上下に三つある小さな笛?を吹いてギターの6つの弦の音を笛を吹きながら、第6弦から始めます。
その頃のレコード店では、ギター用の楽譜が手軽に入手できました。
誰でもそうですが、ギター演奏の憧れの曲(目標曲)の第一は「禁じられた遊び」です。この曲にはナルシソ・イエペスのクラシカルなバージョンと、ヴィセンテ・ゴメスの情熱的なバージョンがあって、両方をマスターしたいと思う人もいるかもしれません。
「禁じられた遊び」が演奏できるようになると、次の目標は「アルハンブラの思い出」です。
この曲は「トレモロ奏法」で演奏されます。トレモロを均等に弾きこなすのは結構難しいです。
「禁じられた遊び」は「アルペジオ(分散和音)」の弾き方でしたから、奏法的にはかなりの上級の曲になります。この辺りで挫折する人もいます。
私は最初は、量産タイプのクラシック用のギター楽器を使っていました。仕事が忙しくなりギターから離れて長いブランクがあった頃、急にフラメンコ・ギターをやってみたくなって懇意の先生に習い始めました。
引越等でギターを無くしていたのに習いに行くとは大した度胸です。
プロのクラシック・ギターの先生から、フラメンコ・ギターを頂戴してレッスンに通いました。
頂いたフラメンコ・ギターは手作り品(手工品)です。
フラメンコ・ギターでは、ラスゲアード(弦を掻き鳴ら)奏法に最初戸惑ってしまいました。
フラメンコ・ギターを独学でマスターされた伊藤日出夫先生のようには、とてもとてもなれません。
それでも、小品の楽譜を買って一生懸命に練習した頃が懐かしいです。
ロス・インディオス・タバハラスは、ブラジル北東部のセアラ州チアングァー出身の2人の兄弟、アンテノール・リマとナタリシオ・リマのギター・デュオでした。グループ名は、16世紀のポルトガル植民地化の前と最中にブラジル北東部の大西洋岸の最東端に住んでいた先住民であるタバハラを指します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます