治外法権

[ 2010年4月3日のマニラ新聞 ]

この日のマニラ新聞をみる。パンパンガ州サンフェルナンドではキリスト受難の追体験磔の刑が再現され、11人の比人希望者が募られ釘打ちの儀式などが行われたそうです。

　外国人においては、過去、ビデオ撮影したり、逃げ出すハプニングも起きたり、地元住民から、伝統儀式の冒とくと厳しく非難された為、5年間連続参加禁止にしたそうです。



そして聖週間、各地で交通事故死亡者が続出しました。

　私は2週間前愛車が老朽化した為、新車を購入しましたが、新車プレートナンバーの発給が遅れそうです。日本ではデーラーナンバーの延長はおろか、目的外で一般道走行さえ規制されると思いますが、お国柄なんですね～、役所関係が行う事なので一貫性が有る筈ですが、この国で、一番厳しい首都圏マカティ警察署管内では捕まるそうです。

　一番立場のあやふやな外国人が犠牲を蒙るのでしょうか、フィリピン国では、自国民に対して外国人が立場の弱い治外法権なんです。　戦後生まれの私に取り、治外法権と聞くと、暗い過去のイメージがあるのです。戦後戦勝国の人や、戦中日本の植民地だった国の人が、戦勝国となり、横暴に振舞った時代を思い出すのです。特に戦勝国の名の下に、不公平だった時代もあったのです。治外法権だからと割り切らされた時代、再びフィリピン国で味あわされている気がきがするのです。他国で生きてゆくとはこんな事なんですね、お隣中国では日本人4人の死刑が確定したようです。此処フィリピンでも日本人死刑主は存在するし、

　最悪、好まざる外国人のレッテルを張られたら、全財産没収、国外追放だってあるのです

　本日、パラスの山に、心新たにこれからの生活の無事を祈りました。