カゼミチ

日々のったりとした日記。

今日はがっつりとネタバレ含む

2015-03-21 20:16:35 | Weblog
ことになるかと思う内容です。

「チョコレートドーナツ」観ました。
以下は感想らしきもの。

最初は面白そうと思ってましが、面白いではなく素晴らしい映画です。
素晴らしって言葉が相応しい映画。
ハッピーエンドだと思ってましたが、そうではない。
ただ心臓メタ打ちにされるようなバッドエンドかと言えばそうではない話。
バッドエンドととらえる方もいるかな。単純なバッドではないと思うけど。

同性愛者に対する差別と偏見がひどい。
ただこれは今もかしら。昔に比べれば受け入れられているとニュースとかで見るけど。
同性愛に対する差別と偏見に関してはニュースで得るぐらいのことしか知らないのでご了承ください。
ゲイのカップルがダウン症の子供を引き取り家族になる映画。
三人が幸せな様子は本当に微笑ましい。なのにそれをぶち壊す裁判長や弁護士には怒りを覚える。
子供を不適切な環境に置いたってセリフがあったけど、キスをしたことに対してであれば、同性愛同士であればそれは不適切になるのか。
異性同士であれば、まずあんな言葉は出てこないと思う。
性的な行為に対しても、自分達の寝室であればまったく問題はないだろうに。
ゲイバーに連れて行ったことは確かにちょっと、問題あるかもしれない。未成年をバーに連れて行くこと自体は問題だろうし。
でもそれは強引に引き合いに出してきただけとしか映らなかった。
法廷の場面は言掛りにもほどがあるし、偏見に満ちすぎでともかく腹が立つ。
まったく理解できないのが、薬物依存者である母親はよくて愛情深く家族になった同性愛者の下はなぜいけいないのかってところ。
母親には勝てないとは言えど、彼女は薬物依存でそこから抜け出したとはまったく見えない。
それは少し調べればわかることじゃないのか。
わざわざ薬物所持で捕まった母親を取引して仮出所させ、ルディ達から引き離したがるんだろう。
結果的に母親は薬物依存から抜け出せていないし、マルコは「家」を探して死んで、この結果は全部三人から奪った人達が招いたことじゃないか。
マルコの母親はほぼ自分のことしか考えてないと思う。マルコに対する愛情はあったと思うよ。
刑務所での面会で、子供の様子気にはしていたし。子供の前で性行為ができないって言葉が一応出るぐらには側に置きたいと思っているのかもしれないけど、
結局は自分優先だった。なんで、一番最初の裁判長は自分達よりもマルコのことをよく考えているって認めながらつまらない問題を出して引き離したんだ。
あの手紙を読んだあとの全員の反応が気になるところです。
同性愛者同士の側で育った環境で、子供に何かしら悪影響を与えるとは思わない。
親の影響って大きいとは思うけど、誰をどう好きになっていくかは個々人の話だし。
学校の先生のような人ばかりならよかったのに。
好きな者同士が一緒にいてそれが同性同士で、一体になにを問題にしたいのか理解でない。
それが自分にとってなにか問題を招くわけでもなしに。
そもそもマルコは二人と一緒にいたいと言ってたのに、まったく考慮されてない。
子供の意見よりも、世間の声優先でそこはなんとなく「アイ・アム・サム」を思い出した。
大人ばかりが話して子供に誰と一緒にいたいか聞かないのか?って思ったけど、小さい子供の判断能力は考慮されないみたい。
マルコの場合は、15歳だけど知的障害があるから考慮されなかったのかしら。
大人って子供の意見も気持ちも軽視しすぎ。一応大人の自分はどうかからは目を逸らしつつ。

歌がすごく素敵でした。
本当に。

感想以上となります。
相変らずこれは感想なのか。とっ散らかり過ぎだろう。
コメント
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