始発の花輪線に乗るために3時半起床。弘前旅でだいぶ鍛えられたはずなのに、今朝は起床がしんどい(軽い頭痛)。本当にしんどいのはこれからなのに。ルーチンを済ませて4時ちょっと過ぎに家を出る、もうこの時間で外は明るい。朝はまだ降っていないが、予報ではレースが始まる頃には雨、下手をすると雷も。これはかなりヤバいトレイルランになりそうだ。
おお花輪線大館まで再開したのね、おめでとう!(5月連休まで昨年の豪雨で鹿角花輪から先が不通、代行バスに振替輸送されていた)今日は途中で降りるけど。まあでも、このシーズンなら八幡平・鏡沼のドラゴンアイを観に行く観光とかしてみたいなあ(たぶんバスの方が近くまで行ってくれる)。
おお、始発の花輪線の車窓からは素晴らしい虹!
さて、荒屋新町到着。やっぱり駅周辺は何もない。タクシーは7時ごろ迎えに来ると言っていたが、6時40分過ぎにはき来た。山道を約20分、この先にいったい何があるのか?と思ったら、急に開けた高原!そこに参加者やKurumaが集まっていた!なんか久しぶりにロックフェスかトランスレイヴのカンカクが蘇ってテンション上がる。
しかし、受付でちょっと残念な気持ちに。手荷物預りなし。山荘のお風呂も浸かれないとのこと。と言うことで、荷物は担いだままレース出場決定(5kgくらいあるので、これはかなりのハンデ)。風呂は帰って地元でだな。まあそれはともかく、絵に描いたような素晴らしい高原の風景。スタート前は晴れていたものの、雲の流れがものすごく速い。急変の可能性も十分にありだ。
それにしても、この大会、すげーオーブンマインドな雰囲気本当にレイヴ感覚が戻って来る、準備体操でこんな盛り上がるとはね。レースもガッツリ走ると言うより、マラニックをエンジョイする感覚の参加者同士が多そう。
9時スタート。最初はゆるい坂、草道で飛ばす人も、この先大変なのに、と思いながら。
前半はなかなか楽しかった。ずっと上りが続いた後になだらかになって飛ばすのが気持ちいい。その一方、泥沼に足を取られて靴が脱げる場面も。
やはり七時雨山南峰頂上(眺めは最高!)付近が一番きつかった。傾斜がきついのもあるが、ちょうどこの時間に雨。道が泥沼で足を取られる、転ぶ。これは参った、苦しくても進んでればまだまし。泥だらけになって、罰ゲーム状態。いやそれより。生きて降りて帰れるのか?と言う恐怖すらあった。これからはトレラン用の靴じゃないとダメかな。タオルハンカチを失くしさらに予備の軍手も泥だらけで真っ黒。
ラストは、平原に戻ってスピード回復。今回の勝負の分け目はスタミナや体力ではなく、山への備えと諦めない精神力たつたな。コールしても手を洗うところもなく、泥がまだ手にこびりついているし。
ゴール地点でまず完走証をもらう、特にフリーの飲食はなし。テントではなくきつちんかーが並んてるのがマラソン大会ではなくフェスっぽいが、でもやっぱり地元の名産とかで、エスニックなんかない。とりあえずマンゴー牛乳飲んで、食事はなし。
と言うことで、ファシリティが色々厳しい。その意味では来年もと言うのは難しいが、かなりタフでいいコースだと思う。手荷物預かってくれて、山頂付近で滑らなければ(天気が良ければ)再チャレンジは十分あり得る。と言うか、東京では絶対にないタイプのレースオモシロレースを求めている人にはぜひオススメ。
さて帰りのタクシーを待つ。
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