DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

崖の上のポニョ

 ジブリ映画はかつて一度だけ“紅の豚”を映画館で観たことがあるだけで、ファンとかそういうことはない。この崖の上のポニョも金曜日に日テレでやっていたのを録画で観ただけ。しかし、何かと日常に困難を感じている今日この頃、風邪で寝ている姪と日曜の午後を心の癒しタイムにするために一緒に観た。
 ジブリオリジナルのおとぎ話。人魚姫っぽい設定ながら、幼い恋に置き換えて子ども向けとも大人向けとも言えない今が舞台の昔話になってる。アニメのダイナミックさの一方、おとぎ話なので過激なシーンは一切なく、安心して楽しめる。
 あらためて言うが、アニメだから優れていると言うより、アニメの良さを生かした(空想世界をえがのに優れた手法を編み出した)日本映画本来の長点を形にした作品だな、と思う。やたら前向きなストーリーよりは安心感を得られると言う点で鑑賞して良かった、と思える作品。あえて人気声優を使わず、素人臭い新人声優を使う理由もなんとなく分かった。その方が作品が素朴で暖かい空気になるからだ。
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