国民栄誉賞は内閣府の規程によると・・・・・・・。
国民栄誉賞表彰規程(昭和52年8月30日 内閣総理大臣決定)
1 目的
この表彰は、広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする。
2 表彰者
内閣総理大臣
3 表彰の対象
内閣総理大臣が本表彰の目的に照らして表彰することを適当と認めるものに対して行う。
4 表彰の方法
表彰は、国民栄誉賞を授与して行う。 国民栄誉賞は、表彰状及び盾とする。 表彰に当たっては、記念品又は金一封を添えることができる。
5 表彰の時期
表彰は、随時行う。
6 表彰の事務
表彰に関する事務は、内閣府大臣官房において行う。
だそうで、何と簡単な内容であろう、総理大臣が政治的に表彰する度合いが大きくなります。これまでに22人と1団体が受賞しており、立派な方も多勢おりますが、今回の長嶋&松井は、読売新聞へのサービスと政治的な立案が多すぎるような気がします。あのTV中継を見た後は、皆さん「冷ややかな」感じをした方が多かったのではないでしょうか。(巨人ファンも同じだと思います。)
あの、東京ドームで行われたイベントは、100%政治的目的で企画したものと私は思います。国民は日本のマスコミの報道を「真に受ける」民族、なぜ?を考えない、お笑い、AKB・・・・に考える力を、マスコミから奪われています。
この、ダブル栄誉賞イベントは、アベノミクスで浮かれさせるようと国民への情報操作(洗脳)の一環です。日本人は、どうしてもマスコミを信じやすい「お人よし国民」ですので、世界標準の脳みそになるには、まだまだ崎が長いような気がします。
興味深いサイトがあり、青山貞一氏がネットに公表しているマスコミ鵜呑み度の国際比較を見ると、日本人のマスコミ鵜呑み度が群を抜いて高いようです。http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp14168.html
それはさておき、受賞したお二人は、スーパースターとスターが育てた弟子ですが、お二人さんとも、日本球界の発展に寄与したのは、疑う余地はありません。安部総理の政治的策略は別としまして、おめでたい話ですが、なぜ?「松井秀樹」に・・・・公平に見れば、MLBでアメリカにわたり頑張った野球選手は、「野茂英雄」に優先して与えるべきです。近鉄とのトラブルがありましたが、野茂のお陰で、イチロー、松井、その他選手のアメリカでの活躍ができたのです。野茂選手は、ノーヒットノーラン、500奪三振(444回目で)、3年連続200奪三振、奪三振率1位、通産201勝・・・・数々の栄誉ある実績があります。
イチロー選手は国民栄誉賞を断ったが、これは当然と言えば当然でイチローらしい思想、理念がありました。松井選手の悪口を言うのでは、ありませんが、いち松井ファンとしては、今回の栄誉賞は、「松井株」を下げた残念に思います。(本人は、たぶん受賞はいやだったのでは?と勝手に思っています。)
でも、政治・お金が先行する世の中ですので、市場原理といえばしょうがないかな。
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