地下の岩の中にはたくさんの割れ目があり、この割れ目は、お互いしっかりかみ合っていますが、ここに「大きな力」が加えられると、割れ目が再び壊れてずれます。この壊れてずれる現象を「断層」活動といいます。その「断層」のうち、特に数十万年前以降に繰り返し活動し、将来も活動すると考えられる断層のことを「活断層」(判明しているだけで2,000か所ほどあるようです)と呼んでいます。(国土地理院HPより)
この活断層という言葉は、1995年の阪神大震災(6,400名あまりの死者が発生した)で有名になったと思う。しかし、その阪神大震災の「原因」は、活断層かどうか解明されていないそうです。ただ断層が動いたと推定されるだけだそうです。
また、今年の6月18日に大阪北部地震が発生しました。M6.1直下型と言われていますが、地震の規模に比較して被害が少なかったようです。(死者5名)この地震も、実は原因が判明していないようです。(3つの断層帯近くだった・・・だけです)
このように、「活断層」は数十万年前以降に繰り返し活動する断層で、現在の「地震の原因となりうる断層」という意味ではないのです。つまり、地震の原因なのか、地震が起きた結果なのかが判明されていません。(地震の原因は、人工的につくられるな地震(科学的に可能です)や地下へ二酸化炭素注入により地震、マグマ内の水蒸気爆発等があります)
なぜ、活断層犯人説にするのか?、地震は余地はできな、のが現在では常識です。でも、地震研究者や大学工学部の地震研究チームは、予算を獲得するには、地震の危険性を煽り、活断層説を独り歩きにした方が、都合がよいのです。(日本の、地震研究のトップ機関は、東京大学地震研究所です。この機関が予算獲得のため奔放しています)
ここが危険、あそこが危険・・・原子力発電所がある地下に活断層!危険を煽る。活断層が原因かどうか判明していないのに、日本の国策であり、国民生活に直結されている原発の可否の判断にされるのも、あまりにも短絡過ぎます。
では、どう我々は考えていけばよいか。
① 地震は大変怖いことです。東日本大震災のこともありますが、いつも怖い怖いで生きているのは、大変愚かです。地震が起きたときの基本的な対処方法(備えと行動パターン)を頭に入れておくだけで、普段は地震の恐怖から解放すること。(「天災は忘れた頃にやってくる」それでよし!)
https://blog.goo.ne.jp/denden119/e/833422402120882488e31c6b8c3d157b
② 今住んでいる付近の「活断層」は気にしない。(全国何処でもある。しかもそれが原因とは分かっていない)
③ ショックドクトリンの手法には気を付ける。(ショック恐怖を煽られると、人間は委縮してしまい、国家に頼ります。国家は人民を統制コントロールしやすくなり、何でも悪い法案を国会で通してしまいます。よくやることです。)
https://blog.goo.ne.jp/denden119/e/2754859516bb3843eec525dd408f9cdd
④ 地震の原因は、明確には分からない、地震予知は不可能であること。自分がいつ病気で倒れるか、いつも不安に思う無意味で愚かな心配と同じであること。
⑤ 地震より、現在の自民党政治体制、朝鮮情勢、トランプ大統領の方が、よほど怖いです。
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