でんでん伝助のこの世は闇だらけ

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ジャーナリストの鈴木智彦氏 福島第一原発へ潜入取材!

2011年12月17日 | 東日本大震災・放射能

鈴木氏みたいな、フリーランス、ジャーナリストの取材で、隠された情報が少しずつ明らかになります。大手マスコミの記者は、政府発表にぶら下がる程度です。

フリーライター・ジャーナリストの鈴木智彦氏が、1F(福島第一原発)へ夏場約2カ月間にわたって作業員となって潜入取材しその「報告」として、「ヤクザと原発」という本を出版、さらに外国特派員協会で会見、ニコニコ生放送に出演をした。その会見の様子がユーチューブにアップされています。内容を要約すると以下のとおりです。

〇カメラ付き腕時計、首から提げた袋にカメラを入れたりするなどしてその様子を克明に記録した。これが法的にどうのこうの、はこれから問題になるかもも知れないが、でも東電は、裁判には出来ないと思います。自分の墓穴を掘るようなもの。(私見)

〇Fukushima50と言って世界的に有名になった作業員、職員達がいます。水素爆発後も残って収束作業に当たった彼らの勇気は賞賛されるべきだが、とあるメーカーの研究者に現段階でも福島第一原発で働くことは「死んでくれ」と同じことと言われました。それくらい危機的状況は変わっていない。

〇作業はすべて不正の上に成り立っている→「ぶっちゃけ、完全にアウトな状態にあります。取材をした技術者たちによると、極端な話をすれば、原発の中に住んでいるようなものだそうです。日本の原子炉作業はすべて不正の上に成り立っています」

〇1Fは、滅茶苦茶 危険

〇日当2万円で働いた(人によりにっtぷが違う。ご本人は作業員での収入はすべて福島県へ寄付) リーダークラスの高い作業員では、月100万円を超える人もいたという。

〇作業員の携帯線量計は「無意味」だそうです。線量計には裏表があって、それを逆につけるだけで作業時間は10分伸びます。あと、(作業場の)上部の方が線量が高い時はクツ下の中に入れます。それで30分は作業時間が伸びます。原子炉の上で作業する時は、肩に乗せます。極端な話、(着用せず)置いていきます と言っている。

〇マスク、タイベックスという重装備で作業で、真夏ということもあり2、3日にだれか一人は熱中症で倒れていたということで、苛酷な作業環境であった。

〇総理が冷温停止を宣言したが、冷温停止はしていると言っても、ずさんです。付け焼刃のしりぬぐいを業者がやっている、そうです。

〇原発オールジャパンは一枚岩ではない→現場も一枚岩にはなっていないそうで「H社のことはT社には知らさないし、TのことはHには知らせません。お互いにオールジャパンでやれば、放射能漏れも少なくなるでしょう」という。さらには、T、Hの2社は良案をたくさん持っているが採用されない。→東電はかなり情報を今でも隠している。

〇クビになった理由は、いわき市内のホテルが満杯で東京都内から毎日通勤していたために危険だとされたのが理由。しかし、それは表向きでやはり潜入取材だとバレていたらしい。→ 「講習で作業員の人はみんな寝ているのに、(鈴木氏は)一番前の席に座って熱心にメモを取ったり質問したりしていたので」ということらしい。そらバレルは!

詳細は、http://blogos.com/article/27119/  がよく書かれています。

ヤクザはいたそうです。私のブログにも以前書きました。ヤクザは福島県では地元に根ざしているようです。イイ悪いは別として、田舎のヤクザと都会のヤクザとは一緒に出来ないともいます。(私見)
 
http://t.co/O2n6viNn
福島原発作業員として潜入した暴露です。

 



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