個人備蓄の時代 副島隆彦 (光文社)
大災害、恐慌、戦争に対して、国・行政に頼ることなく、自分で自力で災害等に立ち向かう考えを持ち、その準備を自分の力で、やれるだけの範囲でやる。ことが大切ということです。概略の内容は
・個人備蓄→①エネルギー(屋根に太陽光発電と蓄電池(電気自動車)) ②食糧の備蓄(マイナス60度の冷凍庫で) ③自分で食べるだけの野菜を栽培(ジャガイモ、たまねぎ・・・)
・電気自動車は電気の備蓄になる(ヤマダ電機でも買える)
・1994年から電気を売電できるようになった。(電力会社は買う義務がある。2012年から1キロワット42円で)逆潮流 一般家庭の平均は4キロワット
・井戸を掘る ポータブル発電機購入
・太陽光発電は5月が一番発電する。夏は暑すぎて発電効率が落ちる
・プロパンガス(容器売り)が無くならないのは、備蓄も考えている国としての政策面もある
・日本は「蔵」という概念が昔からあった(冷蔵庫がない時代の備蓄)飢餓に備えた
・味噌は備蓄品の代名詞 長野県信州味噌 三原屋を紹介http://www.miharaya.co.jp/index.html (私見:私も購入しました。)
・マイナス60度の冷凍庫 刺身も新鮮 長期保存可能 普通の冷蔵庫はマイナス20度で細菌は繁殖しないが、食料の細胞まで凍らないので鮮度が落ちる。
・災害時の避難所は、収容所である。また難民キャンプ場でもある。尊厳と自立が奪われる→自力で生活することが大切
・メガソーラーで電気を売電→ソフトバンクと中国ソーラーパネル会社が儲かるだけ 電力会社が高く電気を買うから、その分国民は高い電気料金を強要される
私見:防災用品は備えている方は多いと思いますが、電気・食料の備蓄となるとお金もかかり大変ですが、できることから始めることが大切と思う。私は、以前から米は300キロ以上定温倉庫に備蓄し、家の前には畑があり野菜を作っています。この本は、国や行政に頼らない自立した考えに基づいた内容で、副島さんらしく分かり易い文章で構成されています。
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