2016年12月12日 定例町議会で初質問
「小型無人機(ドローン)の活用方針について」
質問
新町長への新人議員としての初めての質問です。
近年急速に進化発展している「ドローン」を、行政に活かす方針について伺います。
安全上、保安上の航空法の規制がされるなかで、先進的な自治体では、地方創生の目玉として取り組まれています。
広大な当地域は、小型無人機の有効利用に最適であり、空港と農業高校のある当町は率先して取り組む指導的な役割があると考えます。
空中測量や物資輸送、薬剤散布などは専門的な事業者に任せ、農業高校としては基礎的な技術の習得だけでも雇用につながることが期待できます。
壮大な防風林の景観を、全国や世界にアピールするためにもドローンが有効と考えますが、行政としての活用・研究の方針をお聞かせください。
町長
国家戦略特区での実証実験など、自治体にとって「ドローン元年」の様相であり、当町としても災害時や医療物資の輸送など、大いに活用できると考えています。
今後、管理体制や研修制度などを整備した上での導入を検討したいと思います。
再質問
積極的な回答でしたが、具体化こそが重要で、広域的な連携、民間の力が発揮されるように、官、民、学の「協働」の考え方で進めて頂きたい。
町長
地域の広域的な連携を重視し、若い世代に協力してもらうことが大切だと考えています。
また、厚生常任委員会の一員として、病院問題などについても自分自身や家族のリアルな体験をもとに積極的に発言しています。
特に、救急車での搬送の問題やドクターヘリについては、実体験や国土交通省・航空局での現職時代の経験を活かして改善策を考察中であり、さまざまな機会に、具体化に向けて努力を重ねてゆきたいと思っています。
この地域にとっての町立病院の役割や利点の研究、活用の拡大や評判の向上の一助になるような提案や活動を重ねてゆく所存です。
批判や問題点の追求も必要ではありますが、当町立病院の長所や利点、可能性についてプラス思考で評価し、利用者の増加につなげることが重要と考えています。
次回は、100年の歴史を土台に、10年先の将来を展望する内容の質問を考察中です。