
GameWatchによるとソニーが米国でPS3について
正式発表を行い、ホワイト・シルバー・ブラックの3色
バージョンの画像が公開された模様です。
PS3はPS2とは異なり、曲線を多用したデザインに
なっています。
コントローラもブーメランのような「く」の字型のデザインに
変更されていて、ボタンの数はL2ボタンの存在が画像では
確認できないためわかりませんが、それ以外ではANALOGボタン
が無くなっている以外は変化がないようです。
同時にPSやPS2との互換性が確保されていることや
2006年春に発売する予定である事も発表されました。
主な仕様は下記の通りです。
CPU Cellプロセッサ
Cellプロセッサの詳細についてはこちらをご覧下さい。
グラフィックチップ RSX @550MHz
パソコン用グラフィックカードを製造している
エヌビディア(NVIDIA)との共同開発だそうです。
ソフトはBD(ブルーレイディスク)ROMを採用
CD・DVD・BD規格の光ディスクが読み出す
ことが可能
3つの規格の光ディスク1台のドライブで読み出し
可能にしなければならないため製造コストが
高くなり、まだ発表されていない本体価格に
関係してくると思います。
コントローラーはBluetooth【ブルートゥース】規格に
よる無線接続で最大7個まで接続可能
ワイヤレスは確かに便利なのですが
バッテリーを交換または充電しなければならないのと
素早い操作を要求されるゲームで操作をきちんと認識
するのかという点が不安ですね。
それにBluetoothという規格自体もあまり普及していない
点も気になります。
無線LAN(IEEE 802.11 b/g)
これにより無線LANを使ったインターネット接続や
PSPとデータのやりとりが可能になるのでPSPと
連動したゲームを作ることが可能になります。
USB×6(裏側×2 表側×4)
これだけ多くのUSB端子をつけたということは
デジタルカメラやマウスなど、パソコン用の機器を
多く接続することを考慮しているのだと思います。
ギガビッイーサ(LAN端子)×3(インプット×1、アウトプット×1)
LAN端子は一見見過ごされそうな仕様ですが
実はここがPS3で重要な部分になると思います。
なぜなら、PS3に搭載されているCellはLAN
でつながっている他のcellを搭載した機器と協力
して複雑な計算を行うことが可能になるからです。
現状のLANの10倍のスピードでデータの
やりとりが可能なギガビットイーサが採用された
のも、cellの将来を見越しての事だと考えられます。
2.5インチHDDスロット×1
発売時にHDDが搭載されているかどうかは
現時点で不明ですが、PS2のようなインター
ネット上での展開を考慮しているのかもしれません。
メモリースティックスロット×1
CF(コンパクトフラッシュ)スロット×1
SDメモリカードスロット×1
メモリースティックスロットは当たり前として
CFカードやSDメモリカードのスロットを採用
したのは英断だと思います。フラッシュメモリ
だけではなく、データ通信カード等も使えるように
なることも考えられます。
DIGITAL OUT×1
AV MULTI OUT×1
HDMI OUT1×1
HDMI OUT2×1
HDMIとは何かと思い調べてみたところ、2002年12月に
策定された、主に家電やAV機器向けのデジタル映像・
音声入出力インターフェース規格だそうです。
PS3は標準でハイビジョンに対応していますので
そのときに使用する端子と考えられます。
関連リンク
SCEI、「プレイステーション 3」を発表 発売は2006年春!! PS/PS2と互換性あり
HDMI(IT用語辞典)
PS3は2005年年末発売?(でじたるな部屋)
Bluetooth【ブルートゥース】(IT用語辞典)