皆さんこんばんは。
セイコーインスツルがフランスのVariopticが開発した「液体レンズ」の量産を受託され、今年の秋から開始することを発表した模様です。
具体的には500万画素に対応した「Arctic314」と300万画素に対応した「Arctic416」の2製品を月産50万個作ることが可能な製造ラインを仙台事業所に導入し製造を開始するそうです。
「液体レンズ」とは従来のガラスの代わりに水溶液と油をレンズホルダーと呼ばれる容器の中に封入し、容器の上下から電圧を加える事で水溶液と油の境界面の形状が変化してピントが合う仕組みになっており、従来のレンズと比較した場合、動作する部品の数が少なくなることで駆動音が減少し、バッテリー駆動時間が長くなる他、耐衝撃性や耐久性にも優れている模様です。
液体レンズについて、さらに詳しい解説を知りたい方はケータイWatchのWebページをご覧下さい。
個人的にはデジカメWatchに掲載されている2005年4月にVariopticが日本国内で行った液体レンズのデモンストレーションの記事に欠点として挙げられている「温度変化に弱い」点は保存温度-40℃から85℃、動作温度-20℃から60℃と改善されたようですが、「レンズの口径を大きく出来ない」「非球面レンズが作成出来ない」という欠点を解消出来たのかが気になるところです。
関連リンク
液体で焦点を合わせるレンズ Varioptic社の液体レンズを今秋にも量産(セイコーインスツル)
ケータイ用語の基礎知識 第262回:液体レンズ とは(ケータイWatch)
仏Varioptic、AF付き液体レンズのデモを国内初公開(デジカメWatch)
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具体的には500万画素に対応した「Arctic314」と300万画素に対応した「Arctic416」の2製品を月産50万個作ることが可能な製造ラインを仙台事業所に導入し製造を開始するそうです。
「液体レンズ」とは従来のガラスの代わりに水溶液と油をレンズホルダーと呼ばれる容器の中に封入し、容器の上下から電圧を加える事で水溶液と油の境界面の形状が変化してピントが合う仕組みになっており、従来のレンズと比較した場合、動作する部品の数が少なくなることで駆動音が減少し、バッテリー駆動時間が長くなる他、耐衝撃性や耐久性にも優れている模様です。
液体レンズについて、さらに詳しい解説を知りたい方はケータイWatchのWebページをご覧下さい。
個人的にはデジカメWatchに掲載されている2005年4月にVariopticが日本国内で行った液体レンズのデモンストレーションの記事に欠点として挙げられている「温度変化に弱い」点は保存温度-40℃から85℃、動作温度-20℃から60℃と改善されたようですが、「レンズの口径を大きく出来ない」「非球面レンズが作成出来ない」という欠点を解消出来たのかが気になるところです。
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