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スマホのカメラで撮影したデータはどういう形で保存されている?写真データの拡張子の種類とは?

2021-05-25 19:12:48 | IT

スマホカメラで撮影した写真の保存はデータが主流となっています。
この写真データには拡張子がいくつかあり、JPEGやPNGなど一度は目にしたことがある人も多いでしょう。
ではスマホで撮影されたデータの拡張子はどうなっているのでしょうか?
ここではスマホのカメラで撮影した画像データについてまとめてみましょう。

まず拡張子とは、すべてのデータファイル名の最後につく「.+英数字」のことです。
つまり、写真データだけではなく、ワードやエクセルなどのファイルにも必ずつきます。
この拡張子がつくことによって、ファイルの種類が何なのか?をパソコンが瞬時に判断でき、そのファイルを開くプログラムを指定してくれるのです。

例えば文書ファイルであれば、【Microsoft Word】は.doc/.docx、【Apple Pages】.pages、動画ファイルでは.wmv/.mov/.avi/.mp4などがあります。
そして画像ファイルには、.jpg(.jpeg)/.png/.gifなど様々な拡張子があり、それぞれに特色があり、データとして変換・保存される際にはあらゆる方式で圧縮されます。

次に画像データの拡張子の特徴をそれぞれまとめてみます。

・JPEG(ジェイペグ)
JPEGは色数約1,677万色で、非可逆圧縮。
フルカラーなので、風景などの写真の再現に強いです。また色数が多いので、微妙な色の変化やグラデーションを美しく表現できます。画像サイズに比例して、ファイルサイズも大きくなります。Webが普及し始めた当初から使われている拡張子なので、どんなブラウザでも表示できる標準的な規格。
ただJPEGは非可逆圧縮のため、画像データはJPEGの変換を繰り返すと劣化が起こります。
JPEGは、色数と容量のバランスが非常によいと言われていて、写真を表示するのには最適な拡張子と言えるでしょう。

・GIF(ジフ)
GIFは色数256色で可逆圧縮。
シンプルで色の境界がはっきりしているデザインを表示するのに向いています。またファイルサイズが小さいためWeb広告やバナーなどに用いられることが多いでしょう。
JPEGとは違い、背景色を透過する、同じ色が連続した場合、圧縮率が高くなる、圧縮時の劣化がないなどの特徴があり、用途によってはJPEGよりも容量が軽くて使いやすいです。

・PNG(ピング)
PNGは色数約1,677色で、可逆圧縮。
色数が多く、文字や線など色の境界がはっきりとしたデザインをうまく表現でき、透過もできます。ただ多機能かつ可逆圧縮のため、容量が多くなるケースが多いです。容量が多いですが、劣化はしないので編集途中のデータの一時保存にも適しています。

画像データの拡張子の種類をまとめてみました。
ではiPhoneやandroidなどスマホのカメラで撮影した写真データはどの拡張子で保存されるのでしょうか?

iPhoneやandroidのスマホカメラで撮影されたデータは「JPEG」で保存されています。
スマホはもちろんですが、デジタルカメラで撮影された場合もJPEGで保存されるので、JPEGがいかにメジャーであるかがよく分かりますね。
先ほども説明した通り、JPEGは色数が多く、風景などを美しく再現できます。
またJPEGは写真撮影の日時や場所、カメラの種類など撮影時の情報「Exif情報」を画像データに入れることができるのです。
この点もJPEGの特徴と言えるでしょう。

スマホで撮影した写真の拡張子はJPEGですが、実は、スマホで表示している画面を写真保存する「スクリーンショット」の画像に関しては「PNG」で保存されるのです。
JPEGは文字など境界がはっきりしたものにはあまり向いておらず、逆にPNGは文字や線など色の境界がはっきりとしたデザインをうまく表現できます。
スクリーンショットで撮影する画面表示は、Webサイトのページなどが多いですよね。
くっきりと表示されているものが多いため、JPEGよりもPNGの方が適しています。


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