賃貸住宅のシャワーをサーモスタット式に交換しました。
変更前は、温水、冷水別々のハンドルを回して温度を調節するタイプです。
これをサーモスタット付きのものに交換するのですが、この浴槽の上に設置するデッキ形と呼ばれるタイプは、通常の壁取付形に比べて値段が2倍ほど(3万円以上)します。
そこで、フリマサイトを探したところ、壁取付形と変わらない値段で売っているのを見つけました。
ただ、安いのには理由があって、寒冷地仕様品であることと、取り付けピッチが現状品の 120mm と異なり 100mm の製品でした。
しかし、なんとかなると思い、ポチりました。
無事に品物が届いたので、早速、作業開始です。
まずは既存の水栓を取り外しますが、浴槽の裏側の奥まったところにあるナットを回すための専用工具が必要です。
さすが、専用工具だけあり、簡単にナットを緩めることができました。
取り外した水栓と新しい水栓の体格を比較してみました。
配管のピッチが 20mm 違うのが分かるかと思います。
そこで、壁に近い左の穴はそのまま利用し、もう片方の穴をΦ25mmのドリルで開けました。
穴あけ成功です。
ここまでできれば、あとは取り付けるだけですので、さくさく作業を進めます。
ばっちりと本体がセット出来ました。
ちなみに、この部屋は1階のため、浴槽の下は地面で、多少、水が垂れても大丈夫です。
2階以上の部屋だったら、元の穴を塞ぐ作業が必要ですね。
フレキ配管のゴムパッキンは当然、新しいものを使います。
蛇口とシャワーホースを取り付けます。
水道の元栓を開けて、接続部に水漏れがないかを確認し、点検口カバーを元に戻したら完成です。
元々の配管穴が本体からハミ出ることなく、綺麗に取り付けできました。