【特別講義】 未来社会 のグランド・デザイン── 富のゆくえc+v+mの「個人的所有」と「剰余労働」

2024-10-02 10:05:52 | 日記
【特別講義】 未来社会 のグランド・デザイン── 富のゆくえc+v+mの「個人的所有」と「剰余労働」

【講師メッセージ】………………………………………………………………………………
特別講座9/15では、演題「未来社会のグランド・デザイン」、副題に「富のゆくえc+v+mの『個人的所有』と『剰余労働』をめぐって」を掲げました。生産手段の社会化のもとで“基本設計図”の描き方。すなわち年々の付加価値v+m〔GDP相当ぶん〕についてどう公正で平等な分配を図るかです。大局着眼・小局着手のごとく、二つの論〔争〕点を整理して、精確・忠実な『資本論』理解の立場から打開の途をさぐります。青写真で透視して、"分配正義" の花ひらく“未来社会のリアルな夢” というものを、確信し語り合いましょう。
……………………………………………………………………………………………………… 

1.未来社会で再建される真の「個人的所有」とはなにか? ―“分配正義”の実現だ! 


2. “ 未来社会の剰余労働 ” のゆくえは? ―資本論テキストをどう解釈してはいけないか?
~“未来社会では剰余労働はなくなるか論”(=第1巻第15章第4節)を手がかりに。頭川博/牧野広義/池上彰諸氏の見解を検討する~


今回の【プレ企画/特別講義】をぜひ、ご視聴のうえ、
2024年10月6日開講
よくわかる『資本論』第二巻講座  ―『資本論』で見透す未来社会 ―
shihonrontk2@gmail.com 迄お申し込みくださいますようお願い申し上げます。

#マルクス
#資本論
#未来社会
#個人的所有
#剰余労働

#宮川彰(首都大学東京名誉教授)
◆ 『資本論』講座 #東京協議会

【YouTubeチャンネルのご案内】よくわかる『資本論』第二巻講座 ――『資本論』で見透かす未来社会――(『資本論』講座東京協議会)

2024-09-14 04:01:12 | 日記
【YouTubeチャンネルのご案内】よくわかる『資本論』第二巻講座 ――『資本論』で見透かす未来社会――



「AI 情報革命における 現代の流通の光と影」 

【『資本論』はじめての方へ、 講師メッセージ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
”よくわかる第2巻講座“と今回、看板に銘うちました。 工場経営者(労働者)もお百姓や漁師らも、市場に向けた製品を「つくって、そして売りさばく」ことで一仕事です。できればメーカーの希望価格で残らず「売りさばく」ことに生産者たちがどんなに心砕くか、「命がけの飛躍」が待ち受けます。 第2巻では市場での資本の「流通」プロセス、その売りと買いとそこに相互に依存しあい、からみあう関係を見届けます。
 「つくって、売りさばく」、第1巻の「生産」過程と第2巻の「流通」過程とは切っても切り離せない、一連のセットになった仕上げ関連です。ですから、第1巻の「生産」、すなわち剰余価値搾取の仕組みを徹底的におさらいし、確認しながら一歩いっぽ「流通」仕上げを学びすすめましょう。
「学ぶ意欲ある読者」(マルクスの期待する読み手)一人残らず会得できるように!をモットーに銘記して挑みます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


第2巻学習のガイダンス 
――『資本論』第2巻「資本の流通過程」の編成とイメージ図解 


現代の流通の光と影の最前線 
・・・・・ネットvsリアルの攻防はどこに向かうか:分配合法則性に収斂

 
#マルクス
#資本論
『資本論』講座 #東京協議会
『資本論』#第2巻 #資本の流通過程
#宮川彰(首都大学東京 名誉教授)

「よくわかる『資本論』第二巻講座 ―『資本論』で見透す未来社会 ―」

2024-08-12 12:21:23 | 日記
【ご案内】よくわかる『資本論』第二巻講座 ―『資本論』で見透す未来社会 ― 本講座 2024/10/6 (日) 開講 1年間12 回 第1日曜日<ガイダンス:「AI 情報革命における 現代の流通の光と影」

 「よくわかる『資本論』第二巻講座 ―『資本論』で見透す未来社会 ―」が、
下記の通り、開講の運びとなりました。

 是非、ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
よくわかる『資本論』第二巻講座
      ―― 『資本論』で見透す未来社会 ――

【本講座】 2024/10/6 (日) 開講 1年間12回 第1日曜日

講師メッセージ 宮川 彰 首都大学東京名誉教授
 三十年来の春闘「成果」5%賃上げを政府財界は自賛しますが、現実には物価高インフレに追いつかず、25 ヵ月連続の実質賃金低下、消費支出4%減のありさまです。仕事と暮らしのあらゆる分野で機能不全と、危機・閉塞感が深まるなか、種々の改革論議は“百花繚乱”です。底流には『SDGs』“ひとりも取りこぼさず”キャンペーンが浸透します。“ 葵( あおい) の御紋 / 菊タブー”の呪文のように、富者・貧者も資本家・労働者も、債権者・債務者も白人・有色人も、与党・野党も右翼・左翼も、だれも抗( あらが) いえない“翼賛的”スローガンとして刷り込まれてきています。はたして是か非か?この軛( くびき) を打破する別の道はあるのか? 
 それに答えるのが科学的社会主義の見方、『資本論』の真相透視と未来展望です。第2 巻『資本論』の白眉は“経済表”/“再生産表式”です。資本主義の諸矛盾を原理的に“社会解剖図”で暴き出し、あわせて、AI とIT 技術革新がもたらす経済構造の転換への、変革の展望を指し示します。
 『資本論』初めての方もだいじょうぶ、くりかえし第1・2 巻の基礎をしっかりおさらいしながら学びます。激動の情勢も取り込みながら、身近な疑問に答えつつ、社会がわかり自分が何者であるか見えてくる、楽しい第2巻講座をめざしましょう。
 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――

【ガイダンス】本講座に先立ちガイダンスを実施します

「AI 情報革命における 現代の流通の光と影」

日 時:9月1日(日)13:30 ~ 16:30
場 所:エデュカス東京5F 会議室(※ Zoom 受講・後日のYouTube 受講可)
参加費:500円(資料代)
主 催:『資本論』講座東京協議会
     第二巻講座運営委員会

 参加希望の方は、「添付チラシ」裏面のガイダンス・本講座「参加申込書」をご参照の上、お申し込みください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





2024『資本論』第三巻講座  -『資本論』の世界から現代資本主義へ -

2024-04-17 07:46:54 | 日記
2024年度の新しい企画が始まります。

「読む会」講師の宮川彰先生から、鳥居伸好先生の第三巻講座に関し、次のような「推薦メッセージ」をいただきました。

【◉「深掘り」「第2、第3巻」受講生のみなさまへ、「深掘り」宮川のおすすめ】……
 志位和夫さんが学生若者むけに行脚しています “『資本論』を導きに社会主義・共産主義を語る”、と。『資本論』ぜんぶ第3巻にいたるまでの“資本論総括”が未来社会論。“志位版”と“エンゲルス版”、そして“鳥居第3巻版”、をくらべてみたい!互いに切磋琢磨して未来論を鍛えたい──せつなる私の期待です。このたび新第3巻講座をご担当の鳥居伸好先生は、院生修行時代からオリジナル草稿に精通し、生産価格論をかわ切りに地代論、利潤率低下論など第3巻の峰々を精査してきた実績の持ち主、新『メガ』世代 の専門家です。マルクス草稿に目配りした第3巻学習のまたとない機会だ、【ぶれない軸】で【時の流れを読む】鳥居第3巻の新講座、「深掘り」宮川もおすすめします。

2024『資本論』第三巻講座 
-『資本論』の世界から現代資本主義へ - (以下、パンフレット抜粋)

講師:鳥居伸好(中央大学経済学部教授)
https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002968_ja.html

「時の流れを読む経済学」とは何か 
——「ブレない軸」としての『資本論』——

ガイダンス:5月26日(日)13:30-16:30
本 講 座:6月23日(日)より全12回(毎月第4日曜日)13:00~17:00

【講師メッセージ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『資本論』第3巻(第3部)は、マルクスの草稿をエンゲルスが編集して刊行されていますが、その考察対象は、「全体として考察された資本の運動過程から生じてくる具体的諸形態」であり、私たちが日常の意識で捉えうる様々な形態(産業資本や商人資本、利子生み資本など)での諸資本の運動に関わる諸現象が問題となります。その諸現象は、現代資本主義においては、資本主義の矛盾の発現としての恐慌や戦争、経済格差の拡大や気候変動を含む地球環境の悪化の問題と密接に関わっています。本講座では、エンゲルス編集による『資本論』とマルクスのオリジナル草稿を比較検討しつつ、現代資本主義における諸問題を念頭に置いて、第3巻(第3部)を考察します。是非ともこの講座に参加して、仲間とともにマルクス・エンゲルスの目線で、現代資本主義の問題を考えてみましょう。(鳥居伸好先生より)

*** 募集要綱 ***
募集人員:30名先着順。Zoom受講可。後日、YouTube配信有り。
受講料 :30,000円 ( 35才未満は24,000円 )

***詳細は添付のパンフレット或いは上記HPをご覧ください。***

お申込みは、下記リンク、または、FAXにてお願いします。

【申し込みリンク】:https://forms.gle/WEWidQWZ9Wa2Hvha8

その他、講座に関するご質問などは、shihonrontk2@gmail.com までお尋ねください。

『資本論』講座東京協議会 第三巻講座運営委員会




■■■ 脱「搾取・貧困」の『資本論』未来社会論 ■■■

2023-11-03 19:02:08 | 日記
■■■ 脱「搾取・貧困」の『資本論』未来社会論 ■■■

科学的社会主義の未来社会論の特長とはどのようなものでしょうか? 仕事と暮らしのあらゆる分野で機能不全と閉塞感・危機感が深まるこんにち、未来論がかつてなく花ざかりです。「新しい資本主義」論(岸田政権)や、これに批判的な“脱成長”/“ゼロ成長”論や、そして持続的発展を掲げるSDGs未来論。さらにブーム再燃のAI大失業未来論が加わるという“百家争鳴”の様相です。

 科学的社会主義の未来像は、“生産手段の社会化”をうたい “搾取と貧困の根絶”を見透します。こんにちAI時代にどう描き込まれるでしょうか? カギは“流した汗が真に報われる社会”の実現です。キー章句を読み合わせしながらその特色と魅力を解説します。

 ポイントは以下:① 生産力解放の拡大再生産、② 真の「"個人的所有"の再建」(生産手段社会化もせずコモンでばらまくのではない)〔...第1巻〕、③ 再生産の法則に基礎付けた"釣り合いのとれた"真に持続可能な計画経済〔...第2巻〕、④究極の真に"公正で平等な"富の分配の実現【各人は能力に応じて、各人には必要に応じて】〔...第3巻と「ゴータ綱領批判」〕、等々です。

 これら各ポイントには、科学的社会主義の用語がならびますが、『資本論』未読であっても、経済常識でわかるものばかりです。ゼロ成長で未開野蛮に還るのか?、生産力を高めずに労働時間を短縮できるのか?、コモン(共有財産)でバラまいたなら社会存続・再生産は不可能ではないかetc. 科学的社会主義・『資本論』の立場は、これらすべての疑問にお答えと展望をお示しします。

◆2023 秋の「資本論」特別講座 2023年10月8日(1コマ目)
・イントロダクション──昨今の未来論の三態
・「倫理的資本主義を目指して」(マルクス・ガブリエル ボン大学教授)…新製品(有用性)を前面に押し出す弁護論
・『高校生からわかる「資本論」』(池上彰)…「搾取」=必要悪とみる資本主義修正論
・現代中国における共産主義モデル村(「全国文明村」=現代版人民公社)…そこにある社会主義市場経済(株式会社村の富の行方は)
https://youtu.be/D9n-X-rCWr8

◆2023 秋の「資本論」特別講座 2023年10月8日(2コマ目)
・利潤率低下傾向の法則で引導を突きつけつつ(資本の存在証明「利潤率」の衰退のレッドカード)――『資本論』第3巻 第3篇 利潤率低下法則論
・〔ロビンソン社会と対比した〕共産主義社会での社会的総労働の均衡的分配――『資本論』第1巻 第1篇 第1章
・資本蓄積法則の帰結として、資本主義的領有〔取得〕法則を動機・契機に、”収奪者の収奪”、「個人的所有の再建」。”流した汗が報われる分配”の実現、プロレタリア革命、資本主義最期のとき到来は不可避。――『資本論』第1巻 第7篇 第24章
https://youtu.be/JIU9Y6OE6U4

◆2023 秋の「資本論」特別講座 2023年10月8日(3コマ目)
<「2コマ目」からのつづき>
・資本蓄積法則の帰結として、資本主義的領有〔取得〕法則を動機・契機に、”収奪者の収奪”、「個人的所有の再建」。”流した汗が報われる分配”の実現、プロレタリア革命、資本主義最期のとき到来は不可避。――『資本論』第1巻 第7篇 第24章
・「各人はその能力に応じて、各人にはその必要に応じて」――『ゴータ綱領批判』
https://youtu.be/cKr6bSh6f5s