2024『資本論』第三巻講座  -『資本論』の世界から現代資本主義へ -

2024-04-17 07:46:54 | 日記
2024年度の新しい企画が始まります。

「読む会」講師の宮川彰先生から、鳥居伸好先生の第三巻講座に関し、次のような「推薦メッセージ」をいただきました。

【◉「深掘り」「第2、第3巻」受講生のみなさまへ、「深掘り」宮川のおすすめ】……
 志位和夫さんが学生若者むけに行脚しています “『資本論』を導きに社会主義・共産主義を語る”、と。『資本論』ぜんぶ第3巻にいたるまでの“資本論総括”が未来社会論。“志位版”と“エンゲルス版”、そして“鳥居第3巻版”、をくらべてみたい!互いに切磋琢磨して未来論を鍛えたい──せつなる私の期待です。このたび新第3巻講座をご担当の鳥居伸好先生は、院生修行時代からオリジナル草稿に精通し、生産価格論をかわ切りに地代論、利潤率低下論など第3巻の峰々を精査してきた実績の持ち主、新『メガ』世代 の専門家です。マルクス草稿に目配りした第3巻学習のまたとない機会だ、【ぶれない軸】で【時の流れを読む】鳥居第3巻の新講座、「深掘り」宮川もおすすめします。

2024『資本論』第三巻講座 
-『資本論』の世界から現代資本主義へ - (以下、パンフレット抜粋)

講師:鳥居伸好(中央大学経済学部教授)
https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002968_ja.html

「時の流れを読む経済学」とは何か 
——「ブレない軸」としての『資本論』——

ガイダンス:5月26日(日)13:30-16:30
本 講 座:6月23日(日)より全12回(毎月第4日曜日)13:00~17:00

【講師メッセージ】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『資本論』第3巻(第3部)は、マルクスの草稿をエンゲルスが編集して刊行されていますが、その考察対象は、「全体として考察された資本の運動過程から生じてくる具体的諸形態」であり、私たちが日常の意識で捉えうる様々な形態(産業資本や商人資本、利子生み資本など)での諸資本の運動に関わる諸現象が問題となります。その諸現象は、現代資本主義においては、資本主義の矛盾の発現としての恐慌や戦争、経済格差の拡大や気候変動を含む地球環境の悪化の問題と密接に関わっています。本講座では、エンゲルス編集による『資本論』とマルクスのオリジナル草稿を比較検討しつつ、現代資本主義における諸問題を念頭に置いて、第3巻(第3部)を考察します。是非ともこの講座に参加して、仲間とともにマルクス・エンゲルスの目線で、現代資本主義の問題を考えてみましょう。(鳥居伸好先生より)

*** 募集要綱 ***
募集人員:30名先着順。Zoom受講可。後日、YouTube配信有り。
受講料 :30,000円 ( 35才未満は24,000円 )

***詳細は添付のパンフレット或いは上記HPをご覧ください。***

お申込みは、下記リンク、または、FAXにてお願いします。

【申し込みリンク】:https://forms.gle/WEWidQWZ9Wa2Hvha8

その他、講座に関するご質問などは、shihonrontk2@gmail.com までお尋ねください。

『資本論』講座東京協議会 第三巻講座運営委員会