この土日は、川崎市の施設で1泊2日の安心キャンプでした。
こどもたちは19人、川崎市が本拠の、わらべうたなどの集まりです。
いろいろな踊りや歌をやっていて、キャンプの中にもちりばめられ
大変愉快でした。
1泊2日をあっという間と思うかどうかは、こどもと家庭の経験に
よります。どのご家庭も、キャンプに参加し始めたときは2泊でも
長いとお感じになったのではないでしょうか。
このキャンプも、けっしてあっという間とは言えません。
小さな体いっぱいにいろいろなことを感じ、たのしさもおっかなさも
たんまりと体験します。
身の丈を考えてキャンプをすることを常に考えている私ですが
それは、私たちの身の丈も、こどもの本当の身の丈も、
親の身の丈を考えることでもありますので、そうそうフィットする
ものではないです。
体験ではなく、経験にしよう。
そう思うと、気持ちや環境を揺さぶって、密度を詰める必要があります。
ジャムを作ってビンに詰めるときみたいに、揺さぶってとんとんやって
空気を抜きながら詰める感じです。
変な空気が入って痛まないようにしたいですし、
ちっちゃな瓶でもいっぱい入りますように。
そんな1泊2日。
長い楽しい人生を願った、親や校長先生からのプレゼントです。
さようならというのもさびしいので
ごきげんよう といってわかれました。
この日のために、と思って家庭も私も校長先生も準備してきたことが
たくさんあります。
迷いもありますし、ぎりぎりまで実施内容を決めない覚悟とゆとりも
持ち合わせ、若いもんにはやや苦労をかけましたが、ま、若いうちの
苦労は最高ですからね。
ではみなさん
ごきげんよう。