やってみなけりゃわからない。
との思いが集まってデイキャンプ日曜コースです。
杭を作っています。
ロープをなんとかしています。
私はロープワークできなくても目的が叶えばいいとお伝えします。
ロープワークはできなくてもいいけれど、できたほうが少し楽だ。と、キャンプ現場ですぐに気づきます。
杭が役立ってます。
いいんです。効いていれば。
道具もいろいろ出しておきます。
どれ使ってもいいです。
ソロキャンプではなくて、みんなそれぞれで自分キャンプをしています。
「自分キャンプ」という、私が制作したアクティビティに一日がかりです。
フェザースティックをつくってみようってことでおやりです。
日本ではフェザースティックつくるよりもっと楽に燃やせるので、この技術はナイフの練習程度の位置づけです。
フェザースティックが良いなら、昔からやっているでしょう。
フェザースティックは日本の技術ではないと思われます。昭和の時代からサバイバル本でよく見かけましたね。
日本には少し探せばどこにでも良く燃えるものがあるのですから。
杭(ペグ)もいくつか種類を出しておきます。
使ってみないとわからないですから。
ハンマーは出しませんので、薪で打ってます。
彩りの良いハサミをたくさん、いただきました。
某市で青少年活動をなさっているクラフターからです。
赤は にく
黄緑は やさい
青は もの。
青は えん(縁) と書こうと思いましたがそういう冗談はやめておきました。自制心が強いのですわたし。
ハンマーは出さないので
石です。
簡易な住まい(シェルター)を作っても残念ながら日帰りです。
せめてごろりを堪能です。
シェルター、という本があります。
たぶん1970年代くらいからある、小屋づくりのバイブル的な書物です。
キャンプでは緊急的に設営する簡易な屋根、のような扱いですが、自分たちを守ってくれる小屋や逃げ場もシェルターと言えます。
核シェルターというと、核の脅威から逃れるための小屋ですね。
核と言えば、アマプラで「千羽づる」という映画を無料で観ることができます。
12歳の少女がピカドンから何年も経ってから白血病を発症し死んでしまいます。その物語です。広島にある 原爆の子 の像にゆかりある話のようで、重苦しいけれど目を背けるわけにはいかないあの戦争を戦闘シーンなしで知ることができます。ぜひお子さんとご覧ください。
昭和の寛容さもつらさも垣間見られ、どことなく懐かしい感じもしました。
ヨソの気に入らない国に核兵器探しに行くわりに特に成果なく、でも自分の国はたんまり核兵器を持っている。広島長崎は多くの犠牲を出したが戦争を終えるためには必要だったと本気で思っている。
戦闘員は仕事だからいいとしましょう。だめだけど、ひとまずね。
しかし、どんな理由でも市民を虐殺して好結果と言うような戦争はあってはならない。
映画と言えば、ミスターシネマ、クリントイーストウッドのチェンジリングも最近アマプラしました。
クリントイーストウッド本人やその映画を観る度に、なぜ自分はクリントイーストウッドとして生まれなかったのか、後悔します。きっと皆さんもそうでしょう。
ベテラン勢は薪を揃えます。
ビギナー勢は火がついてから薪を探し始めたりします。
ビギナー時代はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
徹底的にビギナーを感じるデザインのデイキャンプです。
カマドに火をつけるのは、は揃えられた薪です。
向学心に火をつけるのは、教わった通りに揃えた薪ではなく、自分なりにやったものの大慌てでつかんで放り込んだ広葉樹の枯葉です。
広葉樹の枯葉は意外に燃えないです。
焼き芋つくる時に煙モクモクでじわじわ燃える広葉樹の枯葉がいい、っていうくらい、山ほど積んでもぼうぼう燃えやしないの。
順調に燃やすためのスキルはいつか必ず身に着きます。
場数ってやつです。場数というのは素晴らしい学び方です。
場数踏むうちにいろいろなものに触れ、どうすればいいかがわかってきます。
かくいう私も、場数を増やし続けながら、今でも毎日何かが巧くなってます。
ベテラン気取りってだけで、大きな誰かの手のひらで走り回っているだけのしょぼい私です。
晴天です。
林間は涼しく快適な日になってしまいました。
私は講習キャンプは雨のほうがいいと思ってます。
雨降っているだけで頭をつかう機会がどっかんと増えるからです。
みなさん、どこからともなく棒を拾ってきて設営です。
アルミポールは出さないからです。
手前はメタルマッチです。
真ん中に虫眼鏡です。
火おこしの道具です。
やってみなけりゃわからない。
このデイキャンプで
私の一番の仕事は
・機会を作る
二番は
・選択肢の広さを用意する
三番は
・時間割より今にあわせる
です。
わかったようなわからないようなことを言うのが大好きです。
いつものキャンプの通りでもあります。
あ。
なんか写真まちがいた。