雑木囃子

残念ながら授業が終わる

今年度の授業最終日でした。
ここでは専門学校1年生のための授業です。
私の授業はよほどでなければオトすことがない授業です。
その代わり、オトしちゃいけない授業でがんばってほしいものです。
大学の授業と専門学校の授業はタイトルが似てたとしても違うことやります。
学校の役割や特性が違うからです。
詳しいことはさておきまして、ここは専門学校なのであと1年したら就職です。

世の中は甘くないと教わることが多いと思います。
私は、世の中は甘いから大丈夫だ、と教えます。
ただし、幸せかどうかは別のことである、と付け加えます。
こうも言います。
やりたいことにお金と時間を惜しみなく使った者だけが行ける場所がある。と。
ただし、それじゃあ成れたとしても俺程度だぞ、と付け加えます。
いったい何の授業かわかりやしません。

暴走族上がりの俳優、ヤクザ出身の塾講師、そういう人々の末端に私の席があるのでしょう。
ロクに勉強しないで好きにやってきただけの講師、てな枠で。
どう考えても、まじめに学びしっかり研究してきた人のほうが素晴らしいです。
ダメだったやつが改心したから誉められているだけですからね。
改心の必要なく、淡々と積む重ねてきた人のほうがえらいです。
なので、好き勝手やってたとしたら私程度にしかなれないという事実をつきつけてやります。

レトロな出欠簿です。
小学校の先生が持っていたような気がしているので、なんとなく先生の証みたいな感じで抱えて歩くのが恥ずかしいので、ちょっと隠す感じで持つことが多いです。
講師がこそこそしてどうすんの。
最後の授業とはいえ、内容は試験です。
ここまでくるとギャグみたいな感じです。
あらゆる試験で苦労することを避けてきた私が試験作って、どうにかカンニングできないか頭ひねっていた私が試験監督ですから。
ハッカーが政府に雇われてハッカーを探す、みたいな風情です。

そもそも、今年度はこの学校に行く理由にトレーニングの先生に教示いただく、というのがありましたから、学校に行く理由からしてヨコシマです。縦じまはストライプ、横しまはボーダーというイメージでいくと、やはりいくつかの意味でボーダーな私。

今日は最後の授業だったので、授業終了後にトレーニングの先生にマックスチャレンジを見てもらいました。
一人でやっていると何度もバーベルを腹の上で転がすハメになります。
まだまだヘボいので、思ったように挙げきれずにツブれるとそうなるわけです。
ベテランに居てもらうと補助してもらえ、挑戦的な重さでもやれるのです。
今日もまた自分の記録を更新しました。
先生の言うことを聞いてやってます。ここが大切です。
いうこと聞いてやれば成果が出る。それを体現するための取り組みでもあるわけですから、先生の言うこと聞きます。

何事も成果の出ないたいていは、マスターの言うこと聞かないで、すぐに自分なりでやろうとするからです。または、マスターを探すことなく、ネット情報でできると思い込んでいるからです。
HCGでもしばしばそういうことが起こります。
私よりもユーチューブ!私よりもクックパッD先生!
で、しくじってやがる。ざまあみなさい。

私のマスターは指導が上手です。
100キロ挙げたらたいしたことです。とかいうの。80キロの時代には。
で、100キロ挙げたらすごいほめてくれる。で、100キロはがんばればだれでも挙げられますけど頑張りましたね。とかいう感じのこと言うの。
110キロ挙げたらすごいほめて喜んでくれる。で、130キロはよほどちゃんとやった人にしか上がらない重さです。とかいうの。
120キロ挙げたら自分のことように喜んでくれる。で、この調子なら140はイケるんじゃないすか?とかいうの。
ね、やるしかないじゃないの。

で、所々で私のレベルに合わせて修正かけてくれる。
はじめっからすべては無理だとわかっているのと、ココまでやらないと伝わらないから黙ってたようなことがたくさんある。このいちいちで修正できるかどうかで結果が違うはずなので、なるべく違いなく修正を試みてそれをまた見てもらう。
私は日ごろ人に教える側です。
教える者は教わることを知らねばならんです。
教わる者は教えるとしたらを考えることでより身に付く。
このことを体現するためでもありますから、ただ筋力あげてるだけじゃないです。
何かを教える者なので、教わる器量が自分にあるかを問い続けている感じです。
それを学べるので一石二鳥三鳥淀長。

さーて教わったからには教えなきゃな。
リーダーは全員、男子は100キロ、女子は50キロ目指してがんばってもらうのはどうでしょうか!
まったく相変わらずばかな思い付き!
でもご家庭は安心でしょう。

リーダーは全員優しいお兄さんお姉さんです
リーダーは全員男子は100キロ女子は50キロ持ち上げます
ではどっちがいいですか。
優しさよりも重さのほうが生きる力では。
それよりなにより、優しさなんて標準装備のものを俺はアピールしない。
あたりまえだろ、リーダーが優しいのは。

リーダーは優しいですけれども、優しさの質は考え続けます。
そして、お前なんだ?優しくないじゃん?というバッシングにも答えを用意してある。
あ、俺?俺はリーダーじゃなくてスーパーリーダーだから別格なんで。
へっへーい

ばか言ってても
子ヤギ帰ってこないかな。
これで2日間見ていないのできっとだめなんだろうな。
こんな笑顔のかわいっちょ子ヤギだった。

最後の授業と子ヤギの失踪、どっちが残念かっていったら
そりゃもう
あ、時間だ。あばよ。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記的な感じ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事