雑木囃子

新年大感謝

メリー新年!
と、気軽に言えないのは、災害や火災など不安なことが起こっているから。

つらい思いをしている方々のためにも、たいしてつらい思いをしていない私達は新たな気分で良いことつくるしかない。
直接の支援はすばらしい。
とても間接的ではあるが、自分の仕事や役割にとどまり自立して暮らすのも支援と言える。
ぼんやりしてないで自分の仕事をよりしっかりやれば人のためになるし、被災した方々に何かで手助けできる場面もある。

だから前向きに、とてもたのしくやる。
ハッピーは広がるから。

前向きになれたから、いじけないでやる。
ぜったいにいじけない。
腹を立てたりもしない。
そう、俺は前向きなんだ。
だからやる!やってみせる!
たのしいことやる!

鹿さん!今の俺はあなたに感謝してる!
戸締まりが不十分だったから鹿に食べられたと思われる、大規模みのるハウス跡地の白菜をなんとか集めて来たから、整理する。

おいしいなあ、おいしいなあ、と鹿たちが話し合いながらモリモリ食べたんだろうな。
たーのしかったろうなぁー!
良かったなー!

でも白菜には私の心のようにぽっかりと穴が空いている。
あれ?この穴にひき肉と生姜とニラを捏ねたものを入れて蒸したらうまいかも!
鹿、手伝ってくれた!
鹿が鼻面突っ込んで食べたんだ。
芯の甘いところめがけて食べたんだ。
美味しかったろうなあ。
なにせ無農薬ですから。

かがんで苗をつくり
大急ぎで畝をつくり
良い苗を選びながら延々と植え付け
そこからは毎日か一日ごとくらいに虫を潰してまわり
大きくなった白菜たちだ。
みんなは気遣ってくれて、おいしいと言ってくれる。
鹿もおいしいと言ってくれるかわりに、モリモリ食べたんだ。
人間は気遣うが、鹿さんは正直だから、ほんとに美味しいんだね!
良かった!ほんとありがと!

さて
何をしたって初〇〇だけど、いちいち初〇〇を意識するほど若くない。
日がめくれるだけだ。
でもまあ、初料理はミートソースだ。
あこれは使った道具。
ミートソースは白菜をたんまり入れて無水で作ってる。

白菜を使うために、大量の白菜に見合った肉を使う。
白菜がもったいないし、白菜は細かくして煮込むとトロミと甘みを出してくれる。うまいんだよ。
白菜はもったいないけど労働を考えなければほぼ無料。それに見合った肉はお金出して買ってる。
もったいない白菜のために余計にコストがかかるかかる。
キャンプやってるとそういうことよくある。

裏紙がもったいないから、何時間もかけて糊とかテープ使ってメモ用紙作るとか。
お湯がもったいないから、今のうちに洗い物増やして頑張るとか。
火がもったいないから、肉を煮込み始めるとか。
もったいないもののために様々なコストがかかるのだが、そのテマヒマはたぶん善い行いだと思う。

レタス。
鹿にやられる前に収穫した。
ふんわりと広がるレタスはきれいなんだ。

いろんなことあってもやはり臆することなく言いたい。

あけまして
おめでとう


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