おまけの回。
名残惜しさがある。
名残惜しいと思える講習会にご一緒できて本当にありがたい。
私はテキストは必ず使うが、講習中は使わない。
読めばわかることを説明するだけなんて、なんだか手を抜いている気分になるからだ。
でもそれは間違えている。
テキストに沿って進めるのが当たり前だ。
間違えていても正さないのは、感触を頼りにしているからだ。
テキストよりも感触を優先させるなんて、講師としてはなっちゃいない。
伝えたいことを伝えようとしているだけだ。
不遜ではあるが、受講してくださっている方々に親切だという自負はある。
そういえば、教科書を開くなんてこと、あまりやったことはない。
テキスト使わないのは、使い方がわからないだけではないかとおもわれる。
合点がいく。
教科書開かなくても、級友にはそんなの関係なかった。むしろ、教科書をなげだして遊び歩く私に一目以上を置いていた。
当時から大して変わってないんだな。
大人になるとなんでも知ってる賢者になると思っていたが、そうでもないし。
愚者でもいいや。
そのほうが楽だし、自由にやれる。