雑木囃子

某区講座も終了

本日をもって、北区の講習会も終えました。
全5回、6日間、キャンプを含む講習です。
いつも、某区某区と言ってますが、少しはどこで何をしているかをアピールしておいたほうがいいのでは!と思いついて、北区の講座だと暴露しました。

テントを張る。
いろいろな設定があるキャンプ。

看板はチェンソ彫りです。
ものの5分で作れますけども、こんなイベント看板を作れるのは業界狭いから私だけでしょう。

ゲームしながらなんかやったり

やっぱり変なの出たり。
大丈夫。この人はこどもの頃から変な格好させられている。
でもこのあと俺に叱られる。
やるならやれ、っていう徹底したパフォーマンスが足りなかった。
キャンプにこれ要るのか?って、言ってはいけない。
そんなこと言ったら、キャンプには要らなそうなものしかない。
キャンプは自由なので、テントやカレーも要らないし。
狭くてケチなことが私は嫌いだ。
狭いところは好きだ。

タバコも禁止しない。
タバコ禁止なら、焚火の生タールもダメなはず。
これを言い続けてるのですから、そんな私をだれか論破してよ。
でも、焚火もタバコもどこでもいつでもいいってわけじゃない。
タバコの害を言うくせに、自転車に乗る我が子にヘルメットかぶせない人もいる。
キャンプの安全言うくせに、キャンプの会合で酔っぱらってホームに立つやつもいる。
むしろ変じゃねえか。

傷んだアボカドで人形を作る。
我ながらものすごく不気味にじょうずにできた。
大人だろうが子どもだろうが、何か変でもすべてよし。

ここまでで
どこが講習なのよ、と思うでしょうね。
そこがツケメ。


講習でもめちゃんこかわゆい。
どうしよう。

講師なのにジドリ。
どうしよう。

講師を熱い視線で見つめる担当者。
のように見えるように写真を小さくした。
どうしよう。


簡単でも組織図を示す。
組織図の無いキャンプは私にはあり得ない。
私の手元にはものすごく複雑な組織図があり、それを簡略して示す。
守り守られるために組織があるので、つながっている線は赤い糸みたいな感じだと思ってもらいたい。

大人にやさしい。
酩酊したら即下山、などと厳しいことも言っておく。


キャンドルに集まる。
だらっだらの行き当たりばったりで進めるのをテーマにした。
きっちりやるのほうが簡単だ。
なのに
反省猿の罰ゲームを受ける私。
反省なんか何年ぶりにしただろうか。
なにをどうすれば反省したことになるのか、誰かに教わる必要ある。私が。


自慢のキャンドルスタンド。
丸太からチェンソーで。
明かりを計算して陰影をつくる。


ちゃんと何かをお教えすることもある。
珍しいシーンですよね。

クラフトの時間に必ずいる、武器を作る人。
こどもも大人も同じ。
これは武器ではなく木工や木を打つときに使うマレットと言いますが、ま、一揆の時にはカマやクワに並び、武器になるでしょう。

ログパズルで遊ぶ。
作り方は企業秘密。
厚さと割り方にキモがある。
丸太なので材料の調整にもコツがある。

ランチコンテスト、ではなく、ランチタイムコンテスト。
食べ物だけのことじゃなくて、ランチをどう過ごすかが競われる。
やけにパフォーマンスというかアピールの強かったグループが勝った。

いろいろに文字情報もある。
子どものキャンプと同じで、言えば伝わると思ってはいけない。
いろいろな方法で一人ひとりにアクセスする。
とかえらそうに言うなら、読める文字を書けばいいのに。俺。

きっすだきしめあたりまえ
賞品は、タマネギかきっすだきしめを選べる。
みんながまんしてタマネギを持って行った。
おひとりだけ、素直に本当に欲しいほうを選んでくださった。


など
大人の講習。
私の講習は情報量が多く、ポイントを狭くしないのでわかりにくい。
わかりやすいことは長持ちしない。
わかりにくいことをわかろうとすると、それを考えた経緯すべてが経験になる。
大人も子供も同じだ。
お話しすることも、切り口は違えど半分はいつも言ってること。
しかもカツゼツもそう良くない。
間遠くても末永くご一緒する中でだんだんと。
身につかなくても身に染みてゆく、というのでいい。

わかりやすさが最上とされる世の中でこんな講習でいいのか。
と、たまに考えることもある。
わかりやすい講習のほうが講師としては楽だ。
とっても楽だ。
楽だとつまらない。そう、楽だとつまらないから。
わかりにくくても面白いほうがいい。

この講習はいつの間にか20年以上お付き合いしている。
お伝えしようとすることで私も大いに学び続けている。

長い中で、この世から去る方もあった。
とても快活で、気が付き、自分のことを優先しているように見せかけて、
でもいつも人のことを考えていてくださった。
私と世代も近かった。
この講習を面白がってくださっていた。
やってみなきゃわからないことは何でもやっていた。
出費を惜しまなかったのは、単に順調な会社の経営者だったからではない。
時間と人生を愉しんで、人や地域をよりよくしたかっただけだ。
亡くなってから二回この講習を行った。

この二回、彼だったら愉しめるだろうか、面白がってご一緒してくれるだろうか。
彼は制作した講座をよろこんでくださるか、それが大きな道標になっている。
きっと私は次回も同じように思いながら講習をする。
彼がよろこべる講習であれば間違いないはずだ。

間遠くても末永くと言い続けている。
間遠いどころか二度と会えなくてもいまだに手をつないでいる。
思いより腕前
と、若者たちには言っている。
この講座でも彼への思いは口にしない。
思いを腕前で示すことに尽くしたい、というのは嘘。
口にすると涙が出るから、というのが本当の理由だ。


また、この区には、名物と言うべき役所のご担当があり続けた。
続けた、というのは、今年で退任されることがわかっているからだ。
はっきり言えば変人だ。見た目も中身も変人だ。
しかし、この方あって成し遂げられ持続可能になった多くの青少年活動がある。
本当に頭が下がるお仕事をされた。
どうやら引き継ぎも十分でないと見える。
一拍置いて思えば、引き継ごうったってそりゃ無理な芸風だ。
TODOや書類は引き継げても、お人柄と特異な行動で保ってきた神髄は誰も引き継げない。

青少年委員皆さんのチームワークやお気持ちまた行動にはうらやましさもある。
私にはできないことばかりおやりになっている。
お忙しい中・・・とかならずおっしゃるが、どう考えても私のほうが何倍も暇だ。
そんな皆さんの納得できる講座でなければならない。

万感こめて記しておきたくなったのはなぜか。
その なぜか を、もうしばらく考えてみる。
考えているうちはこの講座を終えたことにならないので
講師のふりして学ばせてもらっている私にとって
とってもすてきなことだ。










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