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胆嚢炎 闘病日記⑤

2021-02-13 00:31:14 | 日記

1月11日(手術前日に再入院)

割愛していましたが入院するにあたり、検査が数種類あり全て陰性の条件で入院できます。

検査内容、コロナ、インフルエンザ、エイズ。

特にコロナ検査はドキドキしますね。話は戻り12日の手術に備えリラックスモードで1日を過ごします。

21時以降は飲食禁止。

1月12日

手術時間は14時頃開始。手術日の朝からやる事が沢山。

①点滴開始。この点滴が手術用だと針が太くて刺すとき痛かった…。

②へそ辺りの毛の除去と、へそを洗う。

③爪を切り、ヒゲも剃る。

④弾性ストッキングを履く。合併症予防のため。

さあ、後は手術を待つだけ。

手術開始前まで、不安要素がひとつだけありました。

担当医から、胆砂が異常に多いため、通常、胆嚢摘出手術は腹腔鏡手術を行うのだが開腹手術になる可能性が高いと告げられた。最初は腹腔鏡手術でトライするが、こればっかりはお腹の中を覗かないとわからないというのが答えで、そればかりが気になり、時間は一刻と過ぎていった。

腹腔鏡手術の場合、退院まで約5日、開腹手術で10日前後。また、開腹手術の場合、今後、腹腔鏡手術を行うのが困難である旨も伝えられていたため、腹腔鏡手術を願うばかりでした。

手術時間30分前に、看護師から別の手術が長引いているため、時間が押してる。

15時頃になりそうと連絡をうける。

気が気でないのが1時間延びる。緊張して口が乾くが飲み物も禁止なので、

うがいだけして、潤いを保っていました。

15時頃、ついに呼ばれました!

 

続く

 


胆嚢炎 闘病日記④

2021-02-12 08:27:51 | 日記

12月11日〜1月10日までの一時退院後の記録。

12月11日退院。

退院初日から、リハビリの為、家の周りをヨタヨタ歩きで怪しいおじさんが徘徊。

退院から1週間程で、歩く速度も通常になり、上半身も動かせる範囲が増えた。

入院中は横になれなかったが、チューブが刺さっていない側で横向きに寝る事も可能に。一つずつやれる事が広がり嬉しく思う毎日。

12月下旬には右脇腹のチューブも気にならなくなり、子供と左手だがバトミントンもできるほど回復。

食べ物は、毎日野菜を主食。

12月の終わりには脇腹のチューブの付け根の痛さも無くなり、痒さが目立つようになる。回復してる証だろう。

時折、チューブに胆砂が詰まり胆汁が出なくなる。この為、緊急外来する事が3-4日ほどあった。

12月23日、外来通院日、生食水でチューブの中を洗うが胆砂で完全に詰まり急遽チューブ入れ替えが行われる。ミニ手術という感じ。痛みは、チューブ交換後、糸を縫う時にチクッとするぐらい。

 

1月2日も同じ事象。(救急外来になるので費用が嵩む)

1月9日も胆汁が詰まって病院。数年でここまで胆砂の多い患者は初めてとのこと。

このままでは、再炎症の恐れがあるので、1月20日頃に予定していた手術を、急遽12日に決行することになった。

急いで、家内に伝え身支度に備える。

続く

 


胆嚢炎 闘病日記③

2021-01-14 21:41:04 | 日記

12月1日〜12月10日迄

12月1日

朝8時半頃、問診。

昨日手術を担当した先生方と看護師さんら5人位に囲まれ

「体調はどうですか?」「痛いと思うけど、今日は起きてリハビリをしましょう」

と言われる。

胆嚢ドレナージの術後は痛みが取れやすいみたいな事を言ってたが、私の場合そんなレベルの痛みではないぞ!と思いなごら、話をきいていた。

10時頃、看護師からフロアを一周しましょうと言われ、

ベットから起き上がるだけで辛い…汗

立ち上がるのも辛い…汗

5分位かけて立ち上がり右脇腹の痛さを我慢し、よたよた歩きで息切れしながらなんとか10分ほどかけて1周を周りきった。

右脇腹のチューブから、黒い液体が流れてる胆汁。日ごとに、色が黒かったり、黄色だったり、透明だったりしますが、特に異常はないようです。

その後、一般病棟に戻る事になったが、2人部屋を希望した。運がよく2人部屋に移動してから10日ほど暮らす事になるが、それまで、入居してくる人はおらず1人部屋として快適な生活を送らせてもらった。

 

12月2日〜4日

サチュレーション検査で酸素は上がらず熱も下がらず、息苦しく指で酸素を測るのだが上限が92と不足状態が続いていた。(通常98以上みたいです。)

痰や咳が出ることから肺炎の可能性もあると言われ、レントゲンで調べたが異常はなく、吸入ステロイドを貰い、朝と晩に一日2回吸引し経過観察。 吸入ステロイドは吸入後、しっかりうがいをしないと口の中にカビができるらしい。

ちなみに、咳をするだけで脇腹の痛みはチクっの数倍の痛さ…汗

痰が絡み、ゴホンッと痰を出そうとする時も痛みが出るので4割位の力しか出せないため痰を出すにも一苦労した。

 

12月5日

初めて女性担当医が挨拶にくる。第一印象は優しそうだがメリハリのありそうな方。

熱や息苦しさの症状も落ち着いてきたので、しっかりと話を聞いた所、胆嚢の中に、大きな胆石は見つからず、胆砂・胆泥が多く、それが胆管を塞ぎ炎症したと。

「呼吸をするのも痛いものなのか」聞いたところ、胆嚢は本来、肝臓にくっついてるが、少し剥がれていて宙吊りになっていた為、安定度に欠け痛さが治らないとのこと。あと、レントゲンの結果、横隔膜があがって肺が圧迫され息苦しいとのこと。

 

12月6日

午後は造影剤を胆嚢に入れて、胆砂を確認する作業。

右脇腹から出てるチューブを一部外し、注射器でチューブに液体を入れて、胆砂などを吸い出す。注射器の胆砂は海の中で砂が舞っている感じで胆砂の多さにビックリした。先生もこれは多いね。と言われる。

胆嚢の炎症が治るのは約1ヶ月かかると。経過をみて一旦退院し自宅療養しながら炎症が治ったら再入院し胆嚢摘出手術と言われる。

 

12月7日

この日、入院から8日目、待ちに待った初めての朝食❗️は流動食❗️

これまで点滴のおかげなのかお腹は減らず、体重は76キロ→72キロと約4キロ落ち、寧ろこの病気により痩せた事に少しだけメリットを感じた笑

ご飯は、魚のすり身ハンバーグとお粥。

病院食はよく美味しくないとかいうが、8日間も飲み物以外、口にしていないためありがたみが先行し美味しく頂いた。通常なら食べれないと思う…。

 

12月8日

検査も一通り終わり、食事も通常食。雑談室でテレビも観れるようになった。

右脇腹は動くたび、チクッチクッと付け根が痛む。担当医から、11日か12日頃に一旦退院できるけどと言われ即答で11日をチョイス。入院から約10日。

退院予告されると一気に視界が明るくなった感じ。退院のために、頑張ろう!と

また、胆嚢摘出の手術はいつ頃か聞くと胆嚢の炎症が落ち着く来年の1月下旬予定とのこと。

12月で決着はつかないのかと少しガッカリしたが、正月は家で暮らせると思うと少し気は楽になる。

 

12月9日

身体の可動域も上がり、やれる事も多くなってきたが痛さはまだ60%ほどしか回復せず。

7歳の息子から入院中にカッコいい折り紙を追ってと言われていたのでYouTubeで恐竜やドラゴンの折り方を参考にして作成したりして時間を潰す。シャワーだけお風呂の許可が初めてでる。

 

12月10日

明日は退院。早く明日にならないかなーと、一日中考えてた。完治度合いは70%

普通に歩くより半分の速度。退院後の生活様式のレクチャーを受ける。お風呂はシャワーのみ。胆汁が溜まる袋は毎日捨てる。寝る時は胆汁の袋より上で寝る。食べ物は脂ものは取らないなど。

続く


胆嚢炎 闘病日記②

2021-01-14 19:04:43 | 日記

11月30日

正午の11時半頃、医者から胆嚢の炎症を抑えるため、12時半頃に

「胆嚢ドレナージ」の手術をすると告げられた。

【手術内容】

①右脇腹に局部麻酔

②肋骨の間から針を通し胆嚢に刺し、チューブをいれる。

術後は、右脇腹からドレーンが刺さっていて、

タン汁を出して、腫れ上がった胆嚢の炎症を抑えるという効果。

 

ここで手術中と痛みの話だが…  

術者は若い20代と年季の入った40代後半の2人。あとは、助手が4名ほどいた。

強い痛み止め点滴は副作用(嘔吐・湿疹)が働いたため、ランクを落とした痛み止めで手術を行う。

若い20代の人柄の良さそうな男性がメインで手術開始。

駆け出しの若い医師は比較的、簡単な胆嚢ドレナージをするのかな?

 

全身麻酔じゃないので、オペの担当医とかの声が聞こえる。

「ゆっくり深呼吸して、深呼吸に合わせて針を入れていきますからね。

痛くても深呼吸」

私は全て、先生に委ね言う通りにしたが、痛み止めが効かない為、針をいれてる間も痛いのなんの😭(汗)

その間も、若医師「ん?ここですよね?」

ベテラン「いや、もう少し先だよ」

と、教えながら進めていく。ちょっと心配…。

その予感が見事に的中。

痛み止めが効かなく、胆嚢に針が刺さらない!胆嚢が針を跳ね返し、何回、アタックしても針はささらず、その間、激痛が走り、

「もう、やめてくれーーっ」と叫んだ所で、

若医師から、ベテランにチェンジ。(早くやってくれと心の中で叫んだ)

しかし、これで終わりじゃない。

ベテランに代わっても、針は刺さらず、激痛がずっと続いている。

針の太さを換えても刺さらず、

ベテラン「ダメだね、胆嚢が硬くて刺さらないよ」

私「じゃあ、もうやめて仕切り直しましょ…」とかすれた声で嘆願するも

「いま、終わらせるともっと酷い事になるよ、もう少し頑張って」 と言われるが

この時、錯乱状態に陥り意識が飛ぶくらいの痛さで、もうダメだ。

と思った時、普通使用しない1番大きな針で刺す事に成功。

ようやく手術が終わり、部屋に帰る。帰る先はICU。

胆嚢ドレナージは、通常1時間と時間ががかからない手術だが、私の場合、その倍の2時間近くかかったそうだ。

憔悴しきった私は深い眠りに入るも、痛さでナースコールで呼ぶ。痛み止めは錠剤使用。6時間に1回しか服用できないから、今はまだ無理ですよ。と…

痛みの地獄を味わう。。

おしっこも自分で出さなきゃいけない為、テーブルに手を伸ばしたり横になるのが苦しかった。

そうこうして長い1日は終わる。

若い医師にも経験になり成長する事だろうと今にして思う。

続く

 


胆嚢炎 闘病日記①

2021-01-14 13:12:38 | 日記

2020年11月29日から約2ヶ月に渡る闘病生活の記録。

11月29日

親交の深い3家族で、昼は公園で子供たちと遊び夕方から友達の家族の家にお邪魔し、飲んで、騒いでいたら20時過ぎたあたり、何やら胃がズキズキしてきた。21時頃、家に到着しても、胃の痛さは変わらず、夜中2時頃になってきたとこで、

痛さMAX!

「うー、あー、うぅーっー、あぁぁ」

もう駄目だと思い、人生で初めて救急車を自分で呼んだ。病院に運ばれ、点滴を行い

一時的に良くなり、帰っていいですよと言われ、原因不明❓のままタクシーで帰宅。家に着いたのが4時、そのまた1時間後、痛さが再発❗️❗️

人生2回目の救急車を同じ日に呼んだ笑

この時、胸が苦しすぎて立つことも歩くこともままならずで、胃のあたりで「ドーン」と爆発したように音が鳴り、

あ、一瞬、死ぬのかな?と思ったほどの激痛でした。。

病院に着くなり、当直のお偉いお医者さんがきて、「とりあえず、入院するかー?」と言ってきたので、2つ返事でOKを出した。

さっそく、原因を突き止めるため、アニサキスの恐れもある事から胃カメラと採血、CT、エコー検査etc、意識がもうろうとしてる中の検査だったので、うる覚えでしたが胃カメラは、ピーチネクタージュースみたいなドロっとした液体を口に含み、喉を麻痺させ胃カメラを突っ込んだが、意識もうろうとしてても苦しかった記憶だけある。

朝7時には検査を終えて、疲れ果てぐったり寝ている所、書類をいろいろ書かされる。なんとなく、覚えてるのは

「急性胆嚢炎」だったということ。

 

続く