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胆嚢炎 闘病日記 〜最終回〜

2021-02-13 10:25:04 | 日記

退院日12月16日からの記録。

【退院後1週間】

容体は日増しに良くなるも、お腹の痛さは残る。飲み薬も毎日3回服用することは無くなり外出や少し痛みが感じる時だけ服用。走るのは不可能。重い荷物などは右脇腹がビクンッとなり痛い。

【退院2週間後】

外来通院時の検診で、傷口も塞がっていて、経過も良好とのこと。手術内容を収めた画像も一緒に拝見しながら説明を受ける。胆砂は異常に多かったと。手術の難しさはなかったと。仕事も再開して良いとのこと。

お風呂も入浴OK。

以上!通院も終了です。良かったですね。お大事に〜♪とあっけなく病院の最後を迎える笑

 デスクワークであれば退院から1週間で職場復帰できるというが、個人的には2週間は必要かと思う。

長時間座ってるとお腹の痛みも出るし、お腹を庇いながら仕事するのは大変だと思います。焦らずゆっくり休むことを推奨します。

傷口は、おへそ、右側お腹、胸の下、みぞおち4箇所+ドレナージ手術時の計5箇所。痛さが残る傷口は、ドレナージ部分とみぞおちの2つ。

 【約1ヶ月後】

みぞおちの傷の痛さは若干残ります。動き回ると痛いです。お腹の違和感はずっーと残ってます。

全速力は無理ですが、走る事も可能。完治度は85%くらいです。

食べ物

脂ものに注意して食べてます。特にお腹が緩くなった事はないです。満腹はお腹が張り若干痛みます。食べ過ぎ注意です。

お風呂

1月の終わりに銭湯に行きました。熱めの風呂はお腹が少し痛みます。水風呂は問題なし。2月に入り、サウナ入りました。問題なし。

全体を通して

病気をした事による後遺症⁈

ドライマウス・・就寝時、唾液一滴も出ない症状。薬の頻度が減少すると共に完治。

乾燥肌・全身皮膚の粉。1月下旬に治る。

いずれも、体験した事がなかったので、相当焦りました…汗          

ネットで調べると内臓疾患があった場合、どれも当てはまるみたいです。

後は、気づいたアドバイスです。

①耳栓を用意すると安眠する。

②退院後、自宅でベットは必須。起き上がるのに苦労します。医療用ベット貸出業者があるので1ヶ月7000円〜から貸出してくれる業者もあります。

③任意保険にて入院補償だけではなく通院補償も加入しておく。私は外来通院だけで4万円ほど取られました…。

④金銭について、3ヶ月にわたり、高額医療制度額の上限枠を使いました。

月をまたがないように日程をコンパクトに組み退院まで行うことが大事です。1ヶ月の間に全て終われば、費用も抑えることができますから。

※高額医療限度額制度は入院費用と通院費用は合算できません。

まだ、未完治ですが闘病生活日記もこれで終わろうかと思います。

1番の喜びは通常の生活に戻り始めたこと。

子供と外で遊べるようになったこと。

これに限ります。

 

つたない文章力でしたが読んで頂いた方、ありがとうございました。

また、リアルタイムで同じ病気で苦しんでる方、頑張って下さい。痛みに弱い私でも耐える事ができました。

無事に手術が終わり、通常の日常に戻ることをお祈りします。 

それでは。

 

終わり

 

追記

【手術から3ヶ月後】

お腹の違和感は戻らず。

下痢がしやすくなりました。

このまま、下痢が続くようなら、一度病院に行こうと考えてます。

傷口はくっきり残っていて、みぞおちの傷はまだ痛みます。

 

【手術から半年後】

痛み:たまーに、脇腹が痛む。

傷口:消えません。くっきり残ってます。

下痢継続。食事後すぐに便を催すようになる。過敏性腸症候群⁈⁈

健康診断時に事象を伝えたら、胆嚢がなくなり胆汁の抑えが効かなくなり分泌量も増えるのだと。整腸剤等を飲みなさいと言われる。

 

生命保険から入院補償と手術補償は退院1ヶ月後位に入金。

組合健保から3ヶ月後に健保給付金で7万位2ヶ月間支給。

病気にかかる費用は賄え、プラス収入となりました。

下痢が気になるところです。

以上 


胆嚢炎 闘病日記⑨

2021-02-13 08:33:36 | 日記

〜退院までの流れ〜

1月14日(手術後3日目)

お腹の痛さも初日に比べ、良くなったが前傾姿勢は保ったまま歩行練習。違和感はありながらも、横向きで寝ることも可能になった。

身体を伸ばそうとすると、お腹は痛む。しかし、歩く速度はやや遅めだが着々と回復の道を辿っている。

昼食後、担当医から院内にいてもリハビリ方法は変わらないので明日(術後4日目)の朝の血液検査の結果に問題がなければ退院しても良いという事。

つまり、病院でやれる事は終わり、お金もかからなくなったから退院しましょう。ということでしょう。入院の患者が後をたたないので病床確保の為かな。と消化器科の入院患者は6割が胆嚢炎らしく、ほぼ毎日胆嚢摘出手術が行われてるらしい。

家内に電話で退院日を伝えた時、えっ!もう帰ってくるの?早すぎー!!と

驚いていた。

自分でも不安は少しあったが、家に帰れる嬉しさが勝る。

さあ、明日は退院だー❗️という思いを胸に一日を過ごす。

 

1月15日(手術後4日目)

朝6時、雨が降っていた。

血液採取をし、9時半頃、結果に異常はなく退院決定。

退院してからの自宅療養について、2週間後の外来通院まで、シャワーのみOK。

シャワーに入る際、防水で傷口を塞ぐ事はしなくても良く、綺麗に洗い流し、水分をしっかり拭けば大丈夫。

食事制限もなし。

と説明を受け、入院精算書を受け取り、いざ退院❗️

病気をしてから、いろんなブログを見ては知識を取り入れ、心配事を無くした経緯があったので、自身もなるべく細かく伝えたく長くなってしまいました。闘病日記もあと僅か、最後は退院後の経過を伝えます。もう少しお付き合い下さい。

 

続く


胆嚢炎 闘病日記⑧

2021-02-13 02:30:13 | 日記

1月13日(手術後翌日1日目)

起きた時点で胸の感覚は治っていた。

朝8時半問診。

9時、背中の麻酔針を抜き、10時、尿が出てることを確認して尿管を外す。

「じゃあ、抜きますね!せーのっ!」えーっ展開早っ!と思ったのも束の間。

シュルシュルシュルシュルー………意外に長い。そして、

私「イタタタッ、一旦、ストップーッ!」

看護師「いやいや、もう抜けますからー。」

というやりとりを終えて、管が外れる。これで全ての管が身体から外れ、闘病生活も終盤。一気にテンションも上がり、後はお腹の痛さを我慢しながらリハビリに集中。

となるはずだったが、おしっこをするのがめちゃくちゃ痛かった!!

正直、お腹の痛みより痛い!

4日間くらいはこの痛みに悩まされました。汗

14時頃、一般病棟に移動。

夕方に担当医がきて、気分の経過を伝える。

このまま順調にいけば、15日、16日(術後4日ほど)には退院可能と言われる。

胆嚢ドレナージの手術時は、退院まで10日もかかったのが嘘みたい。

そして、腹腔鏡手術の回復の速さにびっくり‼️日増し痛みがなくなっているのがわかる。同じ日に開腹手術を受けた方がいたが、まだ起き上がる事も出来ず、痛みと闘っていた。

 

続く


胆嚢炎 闘病日記⑦

2021-02-13 01:42:25 | 日記

1月13日(手術後1日目)

朝8時半、問診。

問診「今日から、歩行開始。お昼からご飯を開始。」と言われる。

背中の麻酔について説明があり、自身で痛み止めを注入できるようになっていて、痛くなったらワンプッシュし即効性で痛みに効くようにできている。使用できる麻酔の量は決まっていて、自分で使えば使うほど、早く消耗していくというもの。

私は4回位しか使わなかった。冷たい液体が一気に身体内に入ってくるのがわかる。痛みが柔らいだとは感じなかった。

問診後、ベットで上半身を起こし身体を見ると、尿管、腕の点滴、背中の麻酔針の3つが身体に刺さってる状態。

中でも、尿管は身体を少し動かしただけで痛い!麻酔の針を外すまでは尿管も外す事ができなく尿がでなくなる事があるらしい。。背中麻酔が終わるのは翌日の朝まで、それまで尿管と付き合わなければいけないのが非常に厄介だった。

弾性ストッキングは脱ぐ。

11時、歩行練習開始。

起き上がる時はお腹が痛いので勇気がいる。お腹にマンホールのような重い物がドーンと乗っかっている感じ。病棟を歩く。お腹も痛いが尿管が痛くてまともに歩けない…泣

なんとかフロア内を一周し一休み。

12時に昼食。

ベットに座りながら食べようとしても、お腹と尿管が痛くて座れない為、立って食べる。久しぶりに立ったせいか、立ちくらみと耳鳴りに襲われる。10分程で治る。

昼食を食べると、点滴が外れるという事だったので、無理くりでもご飯を食べた。

手術後の1回目のご飯がタイの煮付け。無事に手術が終わり「めでたい」とかけてるのかな?オシャンティな病院だなあ。となんて勝手に思ってました。

昼食後、点滴が外される。退院に向けて一歩前進!

苦しいながらも、フロアーを3周〜4周ほど歩行練習を重ね、一日が終わる。

この日もICUに泊まる。

21時頃、右胸の温度感覚や触られてる感覚がなくなり、時間を追うごとに首や顔も麻痺し始めてきたので看護師さんも呼ぶ。原因が分からず、夜勤の医者に診てもらう。背中の麻酔によるものと推測され、痛み止めを中止したところ、感覚が戻り始め安心したのか、昨夜の寝不足もあり朝までぐっすりと眠れた。 

また、麻酔をやめたことで飲み薬の鎮痛剤に変更。

6時間おきに1回服用できるのだが、厳密にいうと、1日3回まで服用可能。

簡単に言うと8時間おきに1錠しか飲めないということ。

私は、朝6時、午後3時、寝る前の22時頃のサイクルで飲んでいました。

 

続く


胆嚢炎 闘病日記⑥

2021-02-13 00:59:22 | 日記

15時

歩いて手術室へと向かい、助手に名前、生年月日、病名を答えて手術室へと足を運ぶ。

手術台に乗り、まずは背中に痛み止めの針を刺す。背中を丸くし、脊髄?に針を刺し、麻酔をかける。チクッとするがさほど痛くはない。

背中の麻酔が効いたところで、助手から

「いまからマスクをします。数十秒後には眠っていて手術が終わったら起こします。その時、慌てず息を吸って下さい。自分で呼吸したのを確認し、酸素を入れてる管を喉からとります」と。伝えられる。

緊張ながらに、マスクを覆う前に、大きな声で「よろしくお願いします!」と伝え、「よろしくお願いします」の返事を貰うと共に意識は瞬く間に無くなった。

そして。

……トントン…トントン…さん…○○さん。

起き…て…くだ…さい…。○○さん!

深い眠りについていて、夢を見ていたような気もしていたが起きたと同時に喉とお腹に違和感があるのを感じた。

「息を吸ってー」、その言葉で思い出し、息を吸う。苦しみはない。そして、喉の管が外れる。お腹はどっしりと重たい物が乗っかってるかのよう。

担当医が声をかけてきたので、私は「手術は腹腔鏡ですか、開腹ですか」とかすれた声で、話しかけると「腹腔鏡手術で無事に手術は終わりましたよ!」と…。

ありがとうございます。とお礼を伝え、病棟はICUへと移り一日を過ごす。

お腹の痛さはあるものの、胆嚢ドレナージの手術の方が10倍も痛かった。。

そのせいかまだ我慢できる痛さ。看護師からは、寝れるうちに寝てください。

明日の昼には歩行のリハビリが始まります。と言われる。

痛みを多少なり我慢はできるものの、痛みが定期的に襲ってくるため、ほぼ一睡もしていない。また、ICUは当日、手術した患者が泊まっているので、

あちこちで、「イテーっ、ウゥー…ハァハァ…イテテテッ」

と聴こえ、私もその中の一人だが賑やかな夜を過ごした。

再入院の時、家族に病院まで送ってもらった際、子供が涙を堪え心配する顔が忘れられず、1日でも早く退院することを誓ったのが痛みを我慢できた一つの要因かなとも思います。

 

続く