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ENCHANTED(2007)
メディア: 映画
上映時間: 108分
製作国: アメリカ
公開情報: 劇場公開(ディズニー)
初公開年月: 2008/03/14
ジャンル: コメディ/ファンタジー
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
【クレジット】
監督: ケヴィン・リマ
製作: バリー・ソネンフェルド / バリー・ジョセフソン
製作総指揮: クリス・チェイス / サニル・パ-カシュ / エズラ・スワードロウ
脚本: ビル・ケリー
衣装デザイン: モナ・メイ
作詞作曲: アラン・メンケン / スティーヴン・シュワルツ
音楽: アラン・メンケン
音楽監修: ドーン・ソーラー
ナレーション: ジュリー・アンドリュース
出演:
エイミー・アダムス / ジゼル
パトリック・デンプシー / ロバート・フィリップ
スーザン・サランドン / ナリッサ女王
ジェームズ・マースデン / エドワード王子
レイチェル・カヴィ / モーガン・フィリップ
ティモシー・スポール / ナサニエル
イディナ・メンゼル / ナンシー・トレメイン
サマンサ・アイヴァース / ナンシー
声の出演:
ジェフ・ベネット
ケヴィン・リマ
【STORY】
魔法の王国“アンダレーシア”に暮らす心優しいプリンセス、ジゼル。彼女はある日、エドワード王子と運命的な出会いを果たし、晴れて結婚することに。だがその一方、彼らの結婚によって王位を手放すことになるナリッサ女王は一計を案じる。実は彼女の正体は魔女だったのだ。そして結婚式当日、老婆に化けたナリッサはジゼルに接近し、彼女を井戸に突き落としてしまう。やがて、ジゼルが辿り着いた場所は、現実の世界、現代のニューヨークだった。しかし、周囲に助けを求めるものの誰も手を差し伸べてはくれず、途方に暮れるジゼル。そんな中、彼女はバツイチの離婚弁護士ロバートとその娘モーガンに救われるのだが…。
(allcinemaONLINEより)
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2008年3月19日観賞
冒頭のディズニーのロゴからお城に入っていき、物語が書かれている本の登場、そこには映画のタイトル
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思わず「ファンタジーのディズニーお帰り!」と心の中で叫んじゃいました。
最初から最期まで、久しぶりに楽しめた!と思わせてくれる王道ディズニー映画
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まずナレーションがジュリー・アンドリュースなのが素晴らしすぎます。
本は飛び出す絵本になっていて、スムーズにアニメーションの世界へ。
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絵のタッチが昔よりちょっっとチープめになっていましたが、あ~久しぶりにディズニーアニメを大画面で観たな~とちょっと感動
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アニメは10分ほどでしたが、ベタな展開・ベタな音楽(笑)
そうしてNYにジゼルがやってくるとワイドスクリーン&サウンドも拡大して世界が広がります。
もうアニメキャラの現代でのいっちゃってるキャラが面白すぎますww
ディズニーの自虐パロディとでもいいましょうか。
音楽もアラン・メンケンとスティーブン・シュワルツの巨匠タッグ!
アカデミー賞でのパフォーマンスが記憶に新しかったのもあり、観た後はしばらく頭の中でずーっと流れてました
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ジゼルのエイミーはプリンセスにしてはちょっと年が‥でしたが
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(20代でいなかったのかなぁ、エミー・ロッサムとか)、あのいっちゃってる演技はいい!
キャラとしてはぴったりだったと思います。
ドレスが徐々に大人っぽくなっていくのも素敵でしたね。(あんなに簡単に作れたら素敵だなぁ。一部はカードでお買い物でしたが(苦笑))
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ラストは「待ってるだけのプリンセスじゃない!」と言わんばかりに剣を片手に挑む姿は
ディズニーのヒロインの強さでもあり、現代の女性的だなと思えました。
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ロバートのパトリックも、ちょっとプリンセスの相手に40代か‥と思っちゃいましたが、
子供がいるわけですしまあ仕方ないと言うことで。
ファミリーネームがフィリップなのがクライマックスを意図してるかな?立場が逆になってて笑いそうでしたがw
(あんなにドラゴンに振り回されて、40代男性にはキツそうだなぁ‥と無駄な心配しちゃいました(苦笑))
ファンタジーなんて信じない離婚弁護士のくせに、
秘書はアリエルの声を担当したジョディさんだし、BGMはパート・オブ・ユア・ワールドだし(笑)
だんだんとジゼルの影響で変わっていく様子がよく出てました。
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ほとんどスーツ姿ですが、舞踏会では美女と野獣のビーストが着ていたような正装。
おそらく舞踏会でジゼルと踊る”So Close”では歌口ずさんでた(!?)りして、
ジゼルとの切なさが伝わってくるシーンでした。
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ジェームズ・マーズデンは「ヘアスプレー」を観た時から結構ファン(笑)
一番楽しみにしていたが、もう期待に応えてくれてありがとうと言いたいww
素晴らしくおバカで能天気なプリンスでしたwww
ジゼルのドレスについてるパフ・スリーブが小さくなっていくのに対して、エドワードはそのまま。
そこが2人を対比させてたなぁと思います。
そして相変わらず歌がうまいんですよねぇ。是非これからもミュージカル映画出てほしいです!
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スーザン・サランドンはよくぞディズニーヴィランになりきってくれました!
ナリッサはとにかく濃い、そして恐い(笑)
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本当典型的悪者といった感じですね。中身は白雪姫のクイーンとマレフィセント、
外見はラマになった大様のイズマの雰囲気といった感じでしょうか。
ドラゴンはアニメっぽくてそれほど威圧感はなかったかな。
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ティモシー・スポールは本当こういう子分的な役柄がよく合う!
ファンタジーにもよく合う俳優さんです。ついこないだはスウィーニーに出てましたが(苦笑
ピップとの追いかけっこ(これもよくアニメで見られるパターンですね)に加え、ナリッサに対する苦悩があったりとベタですが、
ラストはこうなるとは!初めて"普通の人"のティモシー・スポールを観ました(笑)
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あとイディナさん!!エルフィー!!!
久しぶりにスクリーンで見れて嬉しかったです
レントの時と違って黒髪ですし、バリバリのキャリアーウーマンでかっこよかった☆
でもそんな彼女も夢見る乙女であり‥この辺が最近のOLさんに共感されそう(笑)
舞踏会では踊ってたけど、やっぱりラストにちょっとでもいいから歌ってほしかったなぁ。。
期待してたから残念;
あとなんだろう、よく分からないけどやっぱりイディナさんは舞台向きの女優さんだなと思いました。ガチっとしてるからかな?
そうそう、ナンシーのファミリーネームはトレメイン。確かこれはシンデレラの継母がトレメイン夫人だったかと‥。
継母つながりでかけましたね。
まあ映画ではそっちのキャラとは縁がなく、ラストは夢見る女の子と化していてとっても可愛いかったです。
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そして今回名演技を見せてくれたピップが可愛い過ぎました!!
やっぱりマスコット的動物が出てくるといい!今のCGってすごいですね。
あんなに一生懸命訴えるのにねぇ。なんでエドワードは分かってくれないんでしょう(笑)
ドナルドとチップ&デールかのようにナサニエルと追いかけっこしますし、ああディズニーだなぁと思わせるところが多かったです。
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ただねぇ‥今回楽しめたのですが‥。
どうしてもHappy Working Songのシーンが(泣)
私がこの世で一番嫌いな虫(書くのも嫌だ;)が上ってくるところ等、目は細めましたがトラウマです‥。
あんなアップで映さないでよ!数いらないよ!!ハトさん食っちゃうし。リアルでこれは本気でやめてくれー;
(まだスウィーニーの方がマシでした)
これだけがどうしても無理;DVD欲しくても、買えないかもしれません‥大げさかもしれませんが。。。
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まあ、そんなこともありましたが、これまでのディズニーをこれでもかと盛り込んだ集大成って感じですね。
あちらこちらに「あ、あれはあの作品の‥!」と思わせるところがあって大満足でした!
ラストの展開は想像通りでした。まあこうなるでしょうねぇ。
こんなパターンのプリンセスがあってもいいんじゃない?と思わせる、現代的なおとぎ話に仕上がったと思います。
映画の中でラプンツェル、エンドロールではフロッグプリンセスと
現在製作中のディズニー作品を思わせるところもありましたし、
是非、これを機に第三の黄金時代を築き上げていって欲しい!
そう切望するドン子なのでした。
色々なディズニーストーリーが入っていて楽しかったwww
後リスがめちゃくちゃ面白いね☆
所どころアラン・メンケンの代表するデズニー映画の音楽も流れたりとかしてたし(^^♪
久しぶりにディズニー映画らしい映画だったなぁ~。
アラン・メンケンとスティーブン・シュワルツの音楽はさすがでした(^^)
ピップは本当に可愛いです♪
おそらくまだまだ気づいてない部分もあると思うので、
やっぱりDVDでまた観ようと思います(苦笑
ナンシーの人、どこかで見たことあるなあ…と映画を見てる間中思い続け、エルフィーだとわかったとき嬉しくなりました。マンホールから出てくるシーンでwickedの看板が写されているのもそう考えると面白いですね。
こちらのブログを見ていろんなシーンがオマージュだったのだと知って驚きました。ありがとうございます。
ドン子さんの記事、楽しい~
私は子どもがいるせいもあって、ディズニーアニメはほとんどビデオを持っていたり見ていたりなのですが、こうやってシーンごとに並べて頂くと・・・色々思い出して楽しくなりますねぇ~
映画は本当に面白かったです♪
最初から最後までウキウキでした!!(でもゴキのシーンには引きましたね・汗)
ジゼルの仕草は少々小じわがあっても(笑)可愛かったし、王子の天然ぶりもツボでした~
何度でも観たくなるハッピーな映画でしたね
カズハさんもミュージカルお好きなんですね
久しぶりにスクリーンでイディナさんを観ることができ本当に嬉しかったです
確かにBWのシーンではチラチラWickedの看板映ってましたね
是非次の機会ではあの素敵な歌声を披露していただきたいです♪
いえいえ!この映画、本当にオマージュだらけのようで
私もまだまだ気づけていないシーンがあるようです
遊び心あるディズニーにあっぱれでした
また遊びにいらしてくださいね~☆
本当、Gを除けば(苦笑)最高のエンターテイメント映画でした
私もシーンを記事に並べてた時に「これほどあったか!」と面白かったです
作品を知ってるものにはたまりませんよね
俳優さんたちの演技はさすが!
先日ヘアスプレーのDVDを観たら、ジェームズ・マーズデンが王子に見えて仕方ありませんでした(笑)
久しぶりに「いいじゃん!」と思わせてくれるディズニー映画で満喫させていただきました