スウィーニー・トッド : 市村正親
ミセス・ラヴェット : 大竹しのぶ
女乞食 : 芳本美代子
アンソニー : 柿澤勇人
ジョアンナ : 高畑充希
ターピン判事 : 安崎求
ビートル : 斉藤暁
ドバイアス : 武田真治
5月25日マチネ公演鑑賞。
思いっきり柿澤くんのアンソニー目当てでした(笑)
ソンドハイム作品を歌うカッキーの歌声聴きたくて…!!
前回初演観た後はジョニー主演の映画化もありましたし、依然とまた違った印象も感じられるかなと楽しみにしてました。
席は観たことある作品だしとケチってA席。
充分楽しめましたが、2階後方だった&舞台のマイク音がこもっており(?)
後ろまで飛んでこなかったのが残念;青山劇場クラシック調音楽には向かないですねorz
でも生オケは弦楽器まで揃えてるフル装備でバッチリでした!素晴らしかったです!
再演ものだからかS席後方の空席目立ってたので前の席に移動したいくらいでした(笑)
以下ネタバレ含みます
久しぶりにスウィーニーに再会しましたが
やはり何度観てもラストぐっとくるものがあります…切なすぎます…。
今回特に印象的だったのは親子3人が揃ったのに気付くことができないシーン。
”ターピンを殺す”という復讐心・使命感に囚われていたせいで
ちゃんとルーシーを見てなかった。大事なものが見えてなかった。
だからこそ地下で気付いた時の瞬間が悲しすぎます。
一番大切な存在を自分の手で気付かぬうちに殺してしまったなんて。。。
ジョアンナに対してもそう。
どんなに男装していたとしても、ちゃんと見てさえいればスウィーニーなら気付いていたはずです。
復讐からは何も生まれない、でも歌詞にもあるように”いつの世にもスウィーニーはいる”もので、悲しい事実です。
おぞましい内容なのに魅かれるものがある。(人肉パイ作ろうって歌に笑ってしまいますしw)
これほどまで良くできている作品を作ったソンドハイムにはやっぱり頭が上がりません。
さてお目当てだった柿澤くん、安定のアンソニーでした。
まあ比較的爽やか青年なので役柄としては演じやすい?
城田君の時よりも爽やか&直球にプラスちょっとお馬鹿なところが足されていていました(笑)
どこか犬っぽいというかw
流石に彼の歌う”ジョアンナ”は素晴らしかったです。感情がぶつかってきました。
最近やけによく拝見する市村さん(笑)はもはや言うことなし。
やっぱりこの方どこか余裕があるのに一番安定してます。
改めて日本のミュージカル界の先陣切ってらっしゃる方だなと。
今回は劇中シリアスベースということを意識されてるのか、笑わせるところは爆笑までとはいかせない大人の笑いに留めてました。
(その分カーテンコールでは大竹さんとケンカしようとしたりダンスしたり、ポーズとったりと遊んでらして可愛いかったです(笑))
あと姿勢ですね。度々バラエティー番組でも紹介されてますけど本当に姿勢が綺麗!
大竹さんはちょっと声潰されてた…?演技力でカバーされていたのは流石でした。
ラヴェット夫人の百面相見てるだけでも楽しかったです(笑)
武田さんのトバイアスも初演以上に良かったんじゃないかと!
不器用そうだったり、足をわざと引きずっていたり、役作りかなり深く掘り下げてそう。その過程が気になりました。
どちらかと言えばスウィーニーの楽曲はクラシック調の歌唱表現の方が好きなので
(コンサート版DVDが好きというのもある。パティ・ルポンのラヴェット夫人とTimothy Nolenさんのターピンがやばい!!)
正直亜門さん演出版はボーカルっぽい発声で少々物足りなさも感じました。
そういえば前回もそういう印象少々あったなぁと思い出したり。
かなり贅沢な要求だとは思いますが…。
ちょっと無理してるというか、人によってはパフォーマンス時に余裕を感じられないのが残念だったかな。
もちろん、演技することを最優先していることは素晴らしかったと思います。
そういえばラストスウィーニーがトビーに”俺の喉を切ってくれ”的なポーズしますが、
初演の時あんなあからさまな演出でしたっけ…?
何はともあれ良いミュージカルは何度観ても飽きないし満足させてくれますね…!
市村・大竹コンビはこれでラストとのことですが、
また再演の機会あれば今度はどんなスウィーニー&ラヴェット夫人に会えるのか楽しみにしたいと思います。
出演者が演奏するという演出を行ったBW再演版。これのサントラ一番聴き込んでます。
コンサート版でトビー演じたニールさんがトニー賞で作品紹介されてる時にバックで"Not While I'm Around"が流れてるのもニクい!
ミセス・ラヴェット : 大竹しのぶ
女乞食 : 芳本美代子
アンソニー : 柿澤勇人
ジョアンナ : 高畑充希
ターピン判事 : 安崎求
ビートル : 斉藤暁
ドバイアス : 武田真治
5月25日マチネ公演鑑賞。
思いっきり柿澤くんのアンソニー目当てでした(笑)
ソンドハイム作品を歌うカッキーの歌声聴きたくて…!!
前回初演観た後はジョニー主演の映画化もありましたし、依然とまた違った印象も感じられるかなと楽しみにしてました。
席は観たことある作品だしとケチってA席。
充分楽しめましたが、2階後方だった&舞台のマイク音がこもっており(?)
後ろまで飛んでこなかったのが残念;青山劇場クラシック調音楽には向かないですねorz
でも生オケは弦楽器まで揃えてるフル装備でバッチリでした!素晴らしかったです!
再演ものだからかS席後方の空席目立ってたので前の席に移動したいくらいでした(笑)
以下ネタバレ含みます
久しぶりにスウィーニーに再会しましたが
やはり何度観てもラストぐっとくるものがあります…切なすぎます…。
今回特に印象的だったのは親子3人が揃ったのに気付くことができないシーン。
”ターピンを殺す”という復讐心・使命感に囚われていたせいで
ちゃんとルーシーを見てなかった。大事なものが見えてなかった。
だからこそ地下で気付いた時の瞬間が悲しすぎます。
一番大切な存在を自分の手で気付かぬうちに殺してしまったなんて。。。
ジョアンナに対してもそう。
どんなに男装していたとしても、ちゃんと見てさえいればスウィーニーなら気付いていたはずです。
復讐からは何も生まれない、でも歌詞にもあるように”いつの世にもスウィーニーはいる”もので、悲しい事実です。
おぞましい内容なのに魅かれるものがある。(人肉パイ作ろうって歌に笑ってしまいますしw)
これほどまで良くできている作品を作ったソンドハイムにはやっぱり頭が上がりません。
さてお目当てだった柿澤くん、安定のアンソニーでした。
まあ比較的爽やか青年なので役柄としては演じやすい?
城田君の時よりも爽やか&直球にプラスちょっとお馬鹿なところが足されていていました(笑)
どこか犬っぽいというかw
流石に彼の歌う”ジョアンナ”は素晴らしかったです。感情がぶつかってきました。
最近やけによく拝見する市村さん(笑)はもはや言うことなし。
やっぱりこの方どこか余裕があるのに一番安定してます。
改めて日本のミュージカル界の先陣切ってらっしゃる方だなと。
今回は劇中シリアスベースということを意識されてるのか、笑わせるところは爆笑までとはいかせない大人の笑いに留めてました。
(その分カーテンコールでは大竹さんとケンカしようとしたりダンスしたり、ポーズとったりと遊んでらして可愛いかったです(笑))
あと姿勢ですね。度々バラエティー番組でも紹介されてますけど本当に姿勢が綺麗!
大竹さんはちょっと声潰されてた…?演技力でカバーされていたのは流石でした。
ラヴェット夫人の百面相見てるだけでも楽しかったです(笑)
武田さんのトバイアスも初演以上に良かったんじゃないかと!
不器用そうだったり、足をわざと引きずっていたり、役作りかなり深く掘り下げてそう。その過程が気になりました。
どちらかと言えばスウィーニーの楽曲はクラシック調の歌唱表現の方が好きなので
(コンサート版DVDが好きというのもある。パティ・ルポンのラヴェット夫人とTimothy Nolenさんのターピンがやばい!!)
正直亜門さん演出版はボーカルっぽい発声で少々物足りなさも感じました。
そういえば前回もそういう印象少々あったなぁと思い出したり。
かなり贅沢な要求だとは思いますが…。
ちょっと無理してるというか、人によってはパフォーマンス時に余裕を感じられないのが残念だったかな。
もちろん、演技することを最優先していることは素晴らしかったと思います。
そういえばラストスウィーニーがトビーに”俺の喉を切ってくれ”的なポーズしますが、
初演の時あんなあからさまな演出でしたっけ…?
何はともあれ良いミュージカルは何度観ても飽きないし満足させてくれますね…!
市村・大竹コンビはこれでラストとのことですが、
また再演の機会あれば今度はどんなスウィーニー&ラヴェット夫人に会えるのか楽しみにしたいと思います。
出演者が演奏するという演出を行ったBW再演版。これのサントラ一番聴き込んでます。
コンサート版でトビー演じたニールさんがトニー賞で作品紹介されてる時にバックで"Not While I'm Around"が流れてるのもニクい!
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