気になる暮らしの忘備録

齢80年を重ねて、今時の若い者には・・・
日頃感じる、あるいは行動している事など「気になる」を書き連ねています。

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2021年02月25日 | 社会一般

 

以下の文章はFacebook ,に投稿された記事であるが

Google翻訳とDeeplの翻訳の比較です。

どちらが自然な日本語に訳されているか、比較してみました。

 

JICA Afghanistan Office / アフガニスタン事務所

2019年10月21日  

Learn from the wisdom of Japan’s feudal age – a 230 year-old weir can still teach us a lot

Eight Afghan officers engaged in irrigation sector, visited Asakura city (Fukuoka prefecture, Japan) where Yamada weir exists, in September 2019. Yamada weir is a 230 years-old (originally constructed in 1663 and renovated in 1790) barrier structure which has boulders laid over the riverbed of the Chikugo River in order to alter water flow characteristics.

Peshawar-kai & Peace Japan Medical Services (PMS) headed by Dr. Tetsu Nakamura adapted this Japan’s technology and many more anti-flood control measures into Kunar River in Afghanistan in 2010. It is called “PMS Method” in order to control strong water flow of the River and to intake water into irrigation canals.

これを訳すと以下のような結果となる。

 

Google翻訳

日本の封建時代の知恵から学ぶ–230歳の堰はまだ私たちに多くを教えることができます

2019年9月、灌漑事業に従事するアフガニスタン人将校8名が山田堰のある朝倉市(福岡県)を訪れた。山田堰は230年前(1663年に建設、1790年に改修)の障壁構造で、岩が敷かれている。 水流特性を変えるために、チクゴ川の河床を越えて。

中村哲博士が率いるペシャワール会&ピースジャパンメディカルサービス(PMS)は、2010年にこの日本の技術とより多くの洪水対策をアフガニスタンのクナール川に採用しました。これは強い水を制御するために「PMS法」と呼ばれています。 川の流れと灌漑用水路への取水。

 

Deepl翻訳;

日本の封建時代の知恵に学ぶ-230年の歴史を持つ堰は今も私たちに多くのことを教えてくれる

灌漑分野に従事するアフガニスタンの職員8名が、2019年9月に山田堰が存在する朝倉市(日本・福岡県)を訪問しました。山田堰は、築230年(元々は1663年に建設、1790年に改修)の防波堤構造物で、筑後川の河川敷に玉石を敷き詰めて水流の特性を変化させている。

中村哲博士率いるペシャワール会&ピースジャパンメディカルサービス(PMS)は、この日本の技術を応用して、2010年にアフガニスタンのクナール川で洪水対策を実施しました。この技術は、クナル川の強い水流を制御し、灌漑用水路への取水を行うために「PMS方式」と呼ばれています。

 

どうもGoogle翻訳は昨今はやりの、どこぞの利用者評価の投稿に似ていなくもない。若干不自然な日本語となっているように思う。

 

 


世界のコロナ渦中「マスク着用」に思う

2020年12月09日 | 社会一般

「マスクの交換」頻度

コロナの世界的な広がりには、いまだ驚きを持っている。今日時点で日本では15万人を超えた。しかし、アメリカをはじめヨーロッパやインド、ブラジルなどの感染者数は驚くばかり。世界の感染者数は6700万人をとうに超えている。桁が違いすぎる。

ようやく最近になって「マスク着用」の効果が認識され始めたが、気になることがある。それは「マスクの交換」頻度である。

手洗いの励行は日本では比較的一般的になっているが、日本では何処でもきれいな水を得られる。しかし、海外ではそのような国ばかりではない。欧米でも衛生を考慮した「手洗い」の習慣があまりないと聞く。

ましてや、マスクを掛けるとき手洗いをしているか? はなはだ疑問だ。前記事にも書いたが、トイレを使っても手洗いの習慣がない!国々も多いのが実情だ。

マスクはどのくらいの頻度で交換しているのか? どうやら「あまり交換しない!」というのが正解のようだ。

いまだマスクを着用することに抵抗を感じる欧米人は多いと、TVでは報道している。そのような国々の人々に感染者数が多いと統計にも表れている。

Covit-19 ワクチン

ようやくアメリカ・ファイザー社のワクチン接種がイギリスで始められたというニュースが流れた。来週初めにはアメリカでも始まることだろう。

ワクチン接種はすべての人に抗体をつくることが目的のはずだが、日本でも接種をためらう声は多い。それは「治験期間があまりに短い」ことが主な要因だろうと思う。つまり必ず効くという保証がないからだ。

幸か不幸か日本には来年6月ごろにワクチン接種が始められるらしい。先行してワクチン接種した国々の効果を見ることが出来る。

不埒な考えではあるが、それまでにはある程度の結果がみられるのではないかと!

中国、ロシアでは独自に開発したワクチン接種が始められたようだが、果たしてその効果はいかに?


世界のトイレ事情

2020年12月03日 | 社会一般

途上国のトイレ事情

世間は「コロナ渦中」真っ最中。goo blog に登録して、ようやく「初投稿」。 タイトル通り世界の中の「すごいぞ日本!」について日頃感じたことを書き留めていこうと、このブログを始めた次第。


大分前のことになるが、「New Internashonalist Japan」という日本語版の小冊子を見たのは2008年9月 Vol.102 だった。 タイトルは「途上国のトイレ事情」ートイレがない26億人の人々

 日頃、水洗トイレが当たり前の暮らしを送っているわたしには衝撃だった。 たしかに日本でも昭和の時代には、街中にバキュウムカーをよく見かけた。少年時代を山梨の田舎で過ごした私も、汲み取り式の粗末な便所を使用した経験がある。

日本でも時代小説などの出てくる「江戸市中の暮らし」には、縦横に敷設された運河を利用して「汚い船」が登場する。各家々を回って汲み取り口から回収し、運河を使って亀戸・小岩方面へと運んでいたようだ。当時は「千住宿」を出ると、一面は畑地で、作物の肥料として活用していたらしい。

ヨーロッパでは1740年ごろフランス・パリに環状大下水道が完成した。映画の名作「ああ無常」に登場した大下水道だ。イギリス・ロンドンには産業革命後、1810年ごろから「水洗トイレ」がイギリスの都市で使われ始める。当時は浄水施設が無く、テムズ川へ流していたらしい。

その後、1848年にはイギリスはじめヨーロッパにコレラが大流行。ようやく1900年代初頭に最初の処理場がイギリスにできたという歴史がある。日本では汚水を川に流すということは無かったようだが、明治時代「銀座大火」の後、街路の下水設備ができた。そののち東京神田に汚水排除も含めた近代下水道ができたが、大正時代に東京の三河島処理場が近代的な汚水処理場ができ運用開始された。

ユニセフの統計調査(2017年)

• 2017年時点、20億人が基本的なトイレを使えず、42億人が安全に管理されたトイレを使用できていない • 世界で6億7,300万人は屋外排泄をしており、その人口はいくつかの国に集中

• 39カ国で屋外排泄をする人口が増加しており、そのほとんどはサハラ以南のアフリカの国である

日本の水洗トイレ普及率

水洗化率:90.7%  洋式トイレ保有率:89.6%

現在の日本は世界でも有数の「トイレ先進国」だ。全国的に下水道が敷設され、浄水場が整備されている。日本は豊富な水資源に恵まれ、斬新なシャワー付き水洗トイレの発明のおかげだ。

世界で最も古い下水道は、今から約4000年ほど前に古代インドの都市(モヘンジョ・ダロ)で作られたものだとされています。ここでつくられた下水道はレンガでできており、各戸で使い終わった水を集めて、川に流す役目をしていました。その後、地中海沿岸の都市や古代エジプト,古代ローマなどで下水道が作られました。 (国土交通省 都市・地域整備局 下水道部HPより)

いまだ、先進国でも日本式のシャワー付き便座は普及しておらず、一時の中国からの観光客が「日本式水洗便座」を土産に大量に買って帰る姿が目に焼きついている。

外国のトイレは紙を流せない!

日本のトイレットペーパーは「水溶性」なので、用を足したらそのままトイレに流せます。しかし、往々にして外国のトイレは便器に紙を流せないところが多いのです。紙を備えていなかったり、有料であったり、大きなごみ箱が備えてあってその中に捨てる。また、紙を備えてあってもカラッポであったりとマチマチです。

総じて日本ほどトイレが完備している国は少ないと思っていたほうが無難です。中には個室になっておらず、俗にいう中国の「ニイーハオ トイレ」なども珍しくはなく、個室であってもドアが壊れているなどよくあります。

将来”日本は下水事業”は有望な輸出事業となる

日本ではどこへ行っても、下水施設が完備されている。世界の先進国中でも最新だ。衛生観念については世界有数といってもいい。だが水資源が豊富にあることもその要因かもしれないが、敷設を含めてメンテナンスも一流であることは間違いない。

温水シャワー付き便座もさることながら、われわれはその先進的なトイレの恩恵に与かっていることを忘れてはいけない。同時に、世界人口の!/3の人々は劣悪なトイレ事情にあることも!