金環日食のときに思ったことがありまして。
日食の最中、欠けていく太陽を見ていると、
太陽がどんどん消滅していってるように見える。
そやのに、月がすっぽりと収まってリング状になった時には
完全体になったように思えた。
ただ月の影に隠れて見えなくなったというだけで
何ひとつ欠けてない太陽はそこにあるし、
隠している月にしても単なる影というわけではない。
無い部分を見るにはきっと想像力が必要なんやろな。
シベリアンの「0」を聞きながらそんなことを思う祝日。
堺で行われているシベリアンライブにも行かず、
一日家に引きこもってそんなことを思う祝日。
「Butterfly」のオーボエのソロの部分に、胸がぎゅっとなる。
ドーナツの穴の部分もドーナツか。by松岡さん