DATデッキ修理
DATデッキのヘッド(ヘッドドラム)の良否判定につきまして
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赤丸で囲んだ箇所(磁気ヘッド)は、非常に脆いため、絶対に触らないでください。
特に綿棒で擦るバカがいます。 非常に脆く破壊されますので絶対に触らないでください。
赤丸で囲んだ箇所(磁気ヘッド)は、非常に脆いため、絶対に触らないでください。
特に綿棒で擦るバカがいます。 非常に脆く破壊されますので絶対に触らないでください。
上記の写真の赤丸で囲んだ箇所は、DATデッキのヘッド(磁気ヘッド)になります。
DATデッキの最も重要な箇所(部品)になります。
DATデッキのヘッド(ヘッドドラム)の良否判定につきまして
DATデッキのヘッドの不良、故障の例
①磁気ヘッドの物理的破損
上記は正常な状態です。
上記の写真の赤丸で囲んだ箇所は磁気ヘッドになり、最も重要な部品です。
磁気ヘッドが物理的に破損しているものがあります。
通常の使用で破損することは、まずありません。
磁気ヘッドが破損する原因は人為的に弄られたからです。
自称修理業者、素人、転売屋等のバカが、内部を開けて、磁気ヘッドを綿棒等で擦って破壊します。
磁気ヘッドは、非常に脆いため、絶対に触っては、いけません。
絶対に触らないでください。
②ヘッドドラムの回転不良。 ヘッドドラムが回転しない。
DATデッキ ヘッド不良 ヘッド回転不良
上記の動画はヘッド(ヘッドドラム)が固着して回転しない故障の例です。
悪質な転売屋が、ヤフオクに出品していたDATデッキを落札した方から、修理のご依頼をいただいた際に撮影しました。
(ヘッド)ヘッドドラムは磁気ヘッド、ロータリートランス、ドラムモーターの複合部品です。
DATデッキのヘッド(ヘッドドラム)は分解することが困難です。
ロータリートランスは隙間が非常に狭く、経年変化(経年劣化)でサビ、膨張等が発生し、隙間が狭くなり、回転不良、固着が発生します。
一度、回転不良、固着が発生したヘッド(ヘッドドラム)は自然に回復(解消)することは、絶対にありません。
無理に手で回転させると一時的に回復することがありますが、直ぐに回転しなくなります。(症状が再発します。)
転売屋だけでなく、中古販売されているDATデッキの中には、固着したヘッド(ヘッドドラム)手で回転させて一時的に症状が出ないようにして販売されているものがありますので、ご注意ください。
余談ですが、私は、修理のご依頼をいただいたDATデッキを診させていただく際、ヘッド(ヘッドドラム)を指で触れて、固着の確認を行ったりしません。
まずは、ヘッド(ヘッドドラム)が自力で回転できるかどうかを確認させていただきます。
上記はDATデッキの修理をお受けさせていただく際の重要なポイントです。
③ヘッドドラムのロリータトランスの不良。
DTC 2000ES修理 北海道の悪質業者が整備済みと称してヤフオクに出品したDTC 2000ES 32kHzで録音
上記の動画はヘッド(ヘッドドラム)のロリータトランスの不良(故障)の例です。
悪質な北海道の自称修理業者が整備済みと称してヤフオクで高額で出品(転売)していたDATデッキDTC-2000ESを落札(購入)した方から、到着直後からノイズが発生するとのことで、私に修理のご依頼をいただいた際に撮影しました。
この北海道の悪質業者は、明らかに、不良品を出品(販売)していました。
この北海道の悪質な自称修理業者は、多数の不良品を販売していますので、ご注意ください。
正常なヘッド(ヘッドドラム)の例
DATデッキ修理 DTC-2000ES 修理・調整後
正常なDATデッキのヘッドは上記の動画のように、「SOURCE」から「TAPE」に切り替えても、きれいな正弦波が出力されます。
③磁気ヘッドの摩耗
プリアンブル、ポストアンブルのレベルが低下していますので、ヘッドの磨耗が進行しています。
10kHzの正弦波をSPモード(標準モード)で録音・再生した時のRF波形です。
ヘッドの摩耗によりノイズが発生しています。
ヘッド(ヘッドドラム)交換後
ヘッド交換後の自己録音・再生のRF波形です。
10kHzの正弦波をSPモードで録音・再生した時のRF波形です。(ヘッド交換後)
上記はヘッド交換後の自己録音・再生のRF波形です。
ビデオカメラのマイクで収録しましたのでノイズ、カエルの鳴き声が混入していますが、実際は きれいな音声(正弦波)が出力されています。
DATデッキは、生産から数十年経過しておりますので、ヘッド(ヘッドドラム)の不良(故障)も増加しています。
ヤフオク、メルカリ、通販サイトで、悪質な転売屋、自称修理業が、「整備済み」、「メンテナンス済み動作保証品」等と称した不適切なイジリー行為(デタラメンテナンス)を行い、不良品を販売していますので、くれぐれもご用心ください。
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