Eiichiro Blog

中年ベーシストの音楽談義と日々の日記。

半額物語。

2007-03-21 21:06:57 | Weblog

今日は祝日だったみたいですね…。

こんばんわ。Eiichiroです。

やっと夜勤も終わり、満ち足りた気分で仕事から帰宅した。
いつもの様に風呂に浸かり、朝食をたいらげ、布団に潜りこむと一瞬にして
眠りについた…。

数時間後…。

目が覚めてトイレに行き、もうちょっと寝ようと思っていたら…

トントン…。私の部屋の襖をたたく音…。

「あんたちょっと買い物いかん?便秘の薬のんだけ外出られんけ。」
(訳:あんたちょっと買い物行ってくれない?便秘の薬のんだので外に出られないから。)

そうですか…。

「そろそろ米もなくなるけね。」
(訳:そろそろ米もなくなるからね。)

そうですか…。

まだ寝足りないのを感じつつ、とりあえずスーパーへ出かけた。

外は春の陽気でいっぱいだった。
そろそろ桜も咲くことだろう。

スーパーにはいつも見慣れている商品が並んでいる。
今日はこれといって目玉商品はなかった…。

とりあえず、母の健康のために黒酢飲料が半額だったので、それをカゴの中へ。
あとは、カップラーメン、パンなど。
最後に米の袋を抱えてレジに並んだ。
幸いレジは空いていた。

店員さんは事務的に商品のバーコードをレジへかざす。
レジの電子音と、店内のBGMが鳴り響いている空間。
いつもの光景がそこにはあった。

半額や3割引などの商品を読み取らせる場合、バーコードにかざす前に何やら
ボタンを押しているのを私は確認していた。
私の買ったのは確かに半額シールが貼られたものだ。

黒酢飲料…。

店員さんは…
ボタンを押さなかった…。

私は今日、夜勤明け。
寝起きなので、なかば意識もうろう状態。
ひょっとしたら見間違いかもしれない。
とりあえず、全部の商品を計算し、支払いを済ませてレシートを確認した。

!!

半額になってない!!

「これ、半額なんですけど、ちゃんと打ちました?」

「あ、すみません…今日入ったばっかりなもので…。」

いいわけをするなぁ!

私はその言葉を飲みこんだ。

その店員さんには「研修」というネームプレートは確認できなかった。
入店一日目からレジへ立たせるという暴挙に出ていたのか…。
恐るべし…。
危うく100円ほど損をするところだった。

人間誰しも間違いはある。
むしろ完璧な人間などいない。
しかし、現金を扱う仕事でミスは許されない。
ゆえにミスをした場合は素直に非を認めることが大切だ。
今日入った人間に、レジを打たせているこのスーパーの教育体制が問われる。

私は…ここのスーパーの店長をまだ確認していない。
店長に少々言いたいことがある。

次回また不手際があったなら…
その時は店長を呼び出すつもりだ。

でも、私はここのスーパーは嫌いではない。

ここのスーパーで…
楽しく買い物ができれば…
それでいいのだから…。

帰り道、空を見上げると…
三日月と、その近くに明るく光る星がひとつ輝いていた。

コメント (4)
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