それは今から3年前の9月のお話。
前に組んでたユニットのファーストライブ。
ファーストライブとはいえ…たった2曲しか曲がなくて…
ボーカルとベースと打ち込みで挑んだ初めてのライブ。
不安と緊張の中…やる事はやり尽くした感満載な…わずか10分のステージ。
私は十分満足していました。
だって夢が叶ったんですから。
出演者が何組だったか忘れましたが…
私たちの数組後に出演されたアコースティック・ユニットの2人組。
今でも忘れません。その衝撃を。
私たちはオケを使い…エレキベースを使い…そしてボーカル…
音の数は断然こちらが多いはずなのに…
そのユニットさんが演奏を始めた途端…
会場の空気が変わりました。
もちろん私もその空気の中にいました。
ボーカルとギター・コーラス…。
音の数はわずか3つ。
そのユニットさんの演奏は…
完全に音の数で勝っていた私たちをはるかに超えた世界を繰り広げていました。
『こんなに上手い人たちがいるんだ…。』
こんな感想しか思い浮かばないほど…衝撃を受けました。
私の小さな自信なんて…跡形もなく崩れ去り…
ただ…ただ…そのユニットさんの曲を聴いて…
その世界に引き込まれていった自分を覚えています。
もちろん私よりも…かなり若いユニットさんです。
その時に学ばさせてもらった事は計り知れません。
その衝撃を忘れられないまま…数ヶ月の月日が経ち…
私の住んでいる街へそのユニットさんがライブに来るとの事で知人と見に行きました。
あの時の衝撃は変わらないままでした。
ライブが終わって…私は迷わずそのユニットさんのCDを買いました。
ほんの少しでしたが…お話もできました。
私の事を覚えてくれていたようで…
すごく嬉しかった。
それからそのユニットさんは私の目標になりました。
形態は違えど…彼らに追いつきたい…。
そして勝ちたい…。
その思いをいつも心の中に巡らせて…
2年の月日が立ちました。
残念ながら私のユニットは活動を休止してしまい…
もう共演させてもらう事は叶わなくなりました。
実は…1回だけ…2年の時を経て…
共演させてもらえるチャンスがあったのです。
しかし私たちが出演できずに…その機会は失われました。
それが去年の6月。
そう…あれから1年の月日が流れました。
もし…その時に共演させてもらえる事が出来たなら…
私はきっと…こう言ったでしょう。
『私たちはあなたたちを目標にして頑張ってきました。また会えて嬉しいです。』
前に組んでたユニットのファーストライブ。
ファーストライブとはいえ…たった2曲しか曲がなくて…
ボーカルとベースと打ち込みで挑んだ初めてのライブ。
不安と緊張の中…やる事はやり尽くした感満載な…わずか10分のステージ。
私は十分満足していました。
だって夢が叶ったんですから。
出演者が何組だったか忘れましたが…
私たちの数組後に出演されたアコースティック・ユニットの2人組。
今でも忘れません。その衝撃を。
私たちはオケを使い…エレキベースを使い…そしてボーカル…
音の数は断然こちらが多いはずなのに…
そのユニットさんが演奏を始めた途端…
会場の空気が変わりました。
もちろん私もその空気の中にいました。
ボーカルとギター・コーラス…。
音の数はわずか3つ。
そのユニットさんの演奏は…
完全に音の数で勝っていた私たちをはるかに超えた世界を繰り広げていました。
『こんなに上手い人たちがいるんだ…。』
こんな感想しか思い浮かばないほど…衝撃を受けました。
私の小さな自信なんて…跡形もなく崩れ去り…
ただ…ただ…そのユニットさんの曲を聴いて…
その世界に引き込まれていった自分を覚えています。
もちろん私よりも…かなり若いユニットさんです。
その時に学ばさせてもらった事は計り知れません。
その衝撃を忘れられないまま…数ヶ月の月日が経ち…
私の住んでいる街へそのユニットさんがライブに来るとの事で知人と見に行きました。
あの時の衝撃は変わらないままでした。
ライブが終わって…私は迷わずそのユニットさんのCDを買いました。
ほんの少しでしたが…お話もできました。
私の事を覚えてくれていたようで…
すごく嬉しかった。
それからそのユニットさんは私の目標になりました。
形態は違えど…彼らに追いつきたい…。
そして勝ちたい…。
その思いをいつも心の中に巡らせて…
2年の月日が立ちました。
残念ながら私のユニットは活動を休止してしまい…
もう共演させてもらう事は叶わなくなりました。
実は…1回だけ…2年の時を経て…
共演させてもらえるチャンスがあったのです。
しかし私たちが出演できずに…その機会は失われました。
それが去年の6月。
そう…あれから1年の月日が流れました。
もし…その時に共演させてもらえる事が出来たなら…
私はきっと…こう言ったでしょう。
『私たちはあなたたちを目標にして頑張ってきました。また会えて嬉しいです。』