ひとりごと。

私が高校生の頃…

私は軽音楽部のような同好会に入っていたのだが…
その頃にもギターの弾き語りをする人がいた。
でも…オリジナル曲を歌う人というのは皆無だった。
みんなコピー曲を歌っていた。

数十年が経ち…
今…周りを見渡してみると…
ほとんどがオリジナル曲を歌っている人ばかり。
しかも現役高校生がライブハウスで歌っている。
私から見れば凄い事だ。

私が初めてちゃんとしたオリジナル曲を作ったのは高校２年の時だっただろうか…。
インストの曲だったが…その曲はボツになり…２曲目（これもインスト）はバンドで演奏した。
当時の演奏の発表の場なんて…学校の文化祭や予餞会ぐらいなもの。
高校生でライブハウスなんて行った事もなかった。

それが今はどうだろう…。
オリジナル曲で３０分のステージをこなす若い人たちがたくさんいる。
才能溢れる人たちがたくさんいる。

インターネットが普及して携帯やスマホやＰＣで難なくライブ告知もできる。
ましてや自分の曲をネットにＵＰして誰でも試聴できるのだ。
恵まれた環境と言えばそうなのかもしれない。

逆にインターネット等が普及していない頃…
好きなアーティストを見るにはライブハウスへ足を運ばなければならない。
それしか手段がなかったのだ。

見る立場から演奏する立場になって初めて分かった事…
それは…

『自分たちのステージをたくさんの人に見てほしい。』

そのためにみんな努力しているんだね。

Eiichiro






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