EAST JUNIOR FAN CLUB

青森市内の学童軟式野球クラブチーム「イースト・ジュニア」を応援するブログです。

スポ少2013(メガスターズ戦)その2

2013年06月10日 | スポーツ少年団(春季大会)
スポ少のBEST8をかけた試合。

EJの得点チャンスは、4回ありました。



1回目は、2回の裏(0-0)

SHUNMAがトップでレフト前に落として出塁。
TAIGAが送ってワンアウト2塁。
6番のI-RENが死球でワンアウト1、2塁。

ここで、パスボールでSHUNMA、I-RENがそれぞれ進塁して、
ワンアウト2、3塁の場面をもらいました。

続くW-RENはスクイズをしっかりと決めて、
待望の先制点をGETし、1回目のチャンスをものにしました。

相手守備が先制されるのを嫌って、
極端な前進守備を敷いていれば、
ツーランスクイズも狙ったところでしょう。




2回目のチャンスは、
0-1で1点リードの3回の裏。

3回の表の守備でショートゴロ、レフトフライ、ライトフライの
三者凡退に打ち取った後のイニングです。

(ライトTAIGAの好プレーがこの日は光っていました。)

是非、追加点を得て流れを引き込みたいところです。

チャンスは、
ワンアウトからMAOがショートへの内野安打で出塁し、
2番DAICHIのピッチャーゴロでツーアウト3塁で、
3番MINATOの場面を作ったところです。

もちろん、実質の主砲に対し、
監督からは「まかせる!」のサイン。
ツーアウトながら、最高のバッターに打順が回りました。

打順は、監督の試合運びのイメージで決めていますので、
この場面で、監督は、「考えたオーダーが当たった。」
と思っていたはずです。

ここで、MINATOはカウント1-1から、
高目のややボール気味の投球に手を出し、
セカンドにイージーゴロで打ち取られます。

ベルト付近なら、少々速いボールでも、
内でも外でも強く弾き返すのが強みな選手だけに、

(もう一球、好きなボールを待っていればどうかなア)
と思いましたし、

実際に「あの高めのボール」以外のストライクボールを打ちにいっていれば、
MINATOの力量(思いっきりのよさ)からして、

(きっとタイムリーヒットが出ていたはず。)

と思わずにはいられないのです。



とはいえ、この場面で積極的に打っていくのは、
キャプテンで主砲の義務のようなところでもあります。

「自分が、決めよう。」という気持ちも伝わってきましたので、

(MINATOも立派にキャプテンをしてるなあ。)と、
しみじみと思いました。







3つ目のチャンスは5回の裏。

4回の表にレフトオーバーのランニングホームランで
1-1の同点にされ、
4回の裏のEJの攻撃は3者凡退。

5回の表には、9番バッターにレフトに運ばれるなど、
先発MAOが打たれ始めた印象があり、

「相手チームに行きそうな試合の流れを、こちらへ持ってきたい。」

そんなイニングでした。


打順は、W-RENから。

W-RENは、四球を選びます。
トップバッターとして最高の仕事をしました。

ここで監督は動きます。
8番のYOUに代えて、
思いっきりのあるKAZUMAをバッターボックスへ送ります。

1-0からW-RENが二盗を成功させ、ノーアウト2塁。

カウント2-0からの3球目の高目をKAZUMAは振りにいきますが、
残念ながら三振。

ここは、転がして、
ワンアウト3塁の場面を作ってほしいところでしたが、
まあ、代打としては、
少々ボール気味でも思いっきり振るのが仕事のようなものでしょうから、
見逃さずに打ちに行ったことをもってよしとしましょう。


続く9番RIKUに、監督は送りバントを指示。

ツーアウトながら3塁の場面を作り、
トップのMAOにつなげます。

ここは、もちろんMAOのバッティングに期待してはいますが、
3塁にランナーを置くことによる、得点チャンスの広がり
(パスボール、エラー等)にも期待しています。

そう。

監督は、なんとしてもこの回(5回の裏)で、
1-2と、1点でも突き放したいという気持ちでした。

(結果は、MAO三振で、チャンスをモノにして、
 試合の流れを持って来れませんでした。)






さて、4つ目のチャンスは、
試合を決定付けるようなものとなりました。


6回の裏のEJの攻撃。


その前に、6回の表を覚えているでしょうか。

6回の表は、4回にホームランを打たれた相手3番バッターに、
今度は、センターオーバーの3塁打を打たれ、
さらに相手4番のセンター前のタイムリーヒットで、
長短2連打で逆に2-1と突き放されたイニングです。


しかし、このイニングは、
簡単に1点を取られてはいますが、
その後、

①ピッチャーMAOのトリックプレー
(ファースト送球と見せて、本塁側に飛び出したサードランナーを封殺。)

②キャッチャーW-RENのセカンド盗塁をさすプレー

そして、
③サードI-RENのサードファールフライへのダイビングキャッチ


これらの素晴らしい守備があって、
裏の攻撃での反撃を十分に期待させる、
まさに守備で流れを呼び戻したような、
そんな6回の表の守りでした。




そして裏の攻撃です。

TOPのDAICHIはショートフライに倒れますが、
続くMINATOが死球で出塁します。

MINATOが2盗を成功させると、4番SHUNMAは四球を選び、
ワンアウト1、2塁とします。


バッターはTAIGA。


ここで監督は、何とダブルスチールを決行し、
これが決まって、ワンアウト2,3塁の最高のチャンスを作りました。

失礼ながら、決して、チーム内で足の速い方でもない2人に、
この大事な場面でダブルスチールとは、

もちろん相手バッテリーの無警戒を付いてのことでしょうが、

実際に見ていて、私は監督の采配というか、
勝利への意地にちょっと鳥肌が立ちました。


カウント1-2からの4球目にTAIGAはスクイズにいきます。


しかし、この場面で、スクイズのサインは、
相手ベンチに見抜かれていました。


相手ベンチから相手キャッチャーへ「はずせ」の支持が出て、
立ち上がってウエストボールをピッチャーに要求しました。

バッターTAIGAは、

(必死に、ファールでもいいから、
 何とかバットにボールを当てようと)

ボールに飛びつきましたが、

バントは空を切って、サードランナーのMINATOが
タッチアウトとなります。



これで、ツーアウト。

この後、TAIGAはサードゴロ凡退で、
得点チャンスをモノにできませんでした。







いろんな、場面をふりかえりましたが、
場面、場面でバッターに意識しておいてほしいことが、
様々あることがわかります。



7回の表に打たれて3失点しているのだから、

結果は、同じさ!



と思ってはいけません。


1点リードの場面を後半に再度作ったら、
監督は、MINATOを投入して「逃げ切れる。」と
思っていたかもしれません。



いずれにしても、いろんな意味で、
よい経験になったメガスターズへの
学童、スポ少での2連敗だったと思います。


これをバネに、後半戦に向けてがんばりましょう!!








強いチームは、
「監督の考えていることを、選手も自然に感じ取ってくれている。」
そんなチームのような気がします。



ちょっと昔の話ですが、

とある試合が終了した後、或る場面を振り返って、
その場面のサードランナーとバッターが、

「やっぱり、あのタイミングできたよなー。」と

監督のスクイズのサインを出すタイミングが、
自分たちの考え(感じ)と合っていた事を話していたことがあります。



もちろん、6年生の後半で、
少し、生意気になってきた頃の話です。



まあ、このくらいになるまで、
「試合経験を積んでいきましょう。」ということです。




スポ少2013(メガスターズ戦)その2






photo by mino


5年生のバッティングの伸び悩みが少し気になっています。

背も伸び悩んでいることに関係があるのだろうか?

いや、真面目に・・・。


スポ少2013春(メガスターズ戦)その1

2013年06月08日 | スポーツ少年団(春季大会)
スポ少3回戦。


対戦相手は、学童大会でもやられたメガスターズ。

前回の反省点を克服する練習をして臨みましたが、

1点先制からホームランで同点とされ、

その後は、一進一退の攻防が続きましたが、

最終的には、打たれました。


ナイスゲームでしたが、

反省点も多かったと思います。



写真を整理しましたので、

3回に分けて掲載します。




スポ少2013春(メガスターズ戦)その1




ny mino


明日(6月9日)は、市営球場大会の開幕。

日曜ですが、仕事で見に行けません。

誰か、写真を撮っておいてくれれば・・・。



スポーツ少年団組み合わせ決定

2012年05月14日 | スポーツ少年団(春季大会)
青森市内の学童大会は、大詰めを迎え、

浪岡北と野内Yが決勝進出を決め、
残る第三代表の座を新城中央と大野が争っている。


EJは学童初戦で三和あすなろに破れ、
早々と姿を消した。


さて、次はスポ少。


昨年は、浪岡野沢に、
逆転サヨナラで持っていかれたのを思い出します。



5月7日の監督会議では、
牧野コーチがクジを引いたとのこと。


注目の組み合わせと日程は・・・。




6月2日(土)

会場は、浪岡南小学校グランド。

予定では、第二試合10:50の試合開始となっています。

対戦相手は、小柳倶楽部



となりました。




臨時キャプテンは、HARUKA。


(緊張すんなよー。)



バッティングが伸びてきている

K-RENとSHOUTAも

1発、カッ飛ばして欲しいものです。



その他のエントリー選手も

がんばっていきましょう!





by mino





スポ少春季2011(浪岡野沢戦)

2011年05月31日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月14日(土)

大野小学校グランド






スポ少春季大会の抽選会は、おっちゃんが引いてきましたよ。

なんと、野沢さんと金沢さんの勝者と戦うくじを引いてきちゃいました。



サンドーム大会では、7-0とKEIGO完封試合で勝っていましたので、
ある程度の自信はありました。

ただ、主力選手が戻ってきたという情報が入り、
それでも王者野沢さんと試合が出来るということが何よりです。

先発は、SHUTAとSHOUGOのバッテリー。

相手チームのピッチャーは、この日金沢クラブと試合して、
勝ってイーストと試合ということで、
2試合連続での登板であったようです。


(ちょっとは有利かな・・・。)




EJオーダー

1番サードTAKURO
2番ピッチャーSHUTA→8
3番ショートKAI
4番センターKEIGO→1
5番キャッチャーSHOGO
6番ライトKEISHI
7番レフトKOSEI
8番セカンドITUKI
9番ファーストHYUMA


イースト・ジュニア|2|2|0|2|1|0|1 || 8
     浪岡野沢|3|0|0|1|1|2|2X|| 9




3回で4-3、
4回でイースト6-3とリード。

しかし・・・ここからが今までとは違ってましたね。

相手を離すも、こつこつと点数を加えてくる野沢さん。

7回表で1点リードのまま、野沢さんの攻撃。

替わったKEIGO。
どうもストライクが入らず・・・。
ヒットも加わり・・・、
調子というより、気持ちが今一つ入っていなかったような・・・。

学童大会では、イーストのサヨナラを2回やりましたが、
スポ少では、相手チームにサヨナラをもらいました。



結果は8-9で野沢さんの勝利・・・。

互角の力ではありましたが、やはり、
気持ちですよ気持ちが一番ですね。



さぁー明日は、金沢さんと決勝戦です。

気持ちを切り替え明日に臨みましょう。



牧野コーチと未だ療養中のISSEI。(大野小グランドにて)



by BA-おっちゃん


PHOTO by mino

スポ少春季2010(浪岡南A戦)

2010年05月23日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月16日(日)

9:00からの橋本小クラブ戦に勝利し、
この日第二試合の浪岡南A対浦町小クラブ戦を観戦。


浦町は、初回のピンチを無得点で切り抜けるが、
その後は浪岡南の攻撃をかわすことができずに、
浪岡南に軍配が上がる。



昼食の時間をはさんで、港F対西田沢も観戦。



終始、港Fが優位に戦いを進める戦況だった。

(港FはBEST8進出を賭けて、次回、
 学童優勝の横内クラブと対戦することになりました。)




そして、EJと浪岡南A戦。



客観的に見て、相手が1枚も2枚も上手。



「浪岡南が、横綱なら・・・?」

との監督からの問いに、



EJ選手は、無邪気に「小結~!」

などと答えていたが、


監督からは、

「いやいや、まだ序二段くらい。」

との答えだった。


(幕内にも入っていないということです。)






EJオーダー

1番キャッチャーりく
2番ファーストしゅう太
3番ピッチャー啓悟
4番サード拓郎
5番セカンド翔伍→PH悠成
6番ショート樹
7番センターいっせい
8番ライト飛雄馬
9番レフト孝太郎



     浪岡南A|2|2|0|0|1|0|1|| 6
イースト・ジュニア|0|0|0|0|0|0|0|| 0




EJは後攻め。



(初回の入り方次第によっては、いい試合になる。)

と、思っていたが、


先発啓悟の立ち上がりというよりは、
チーム全体のエンジンのかかりが、
この日は遅かったようだ。





1回の表

トップバッターをセンター前ヒットで出塁を許す。

このランナーが、セカンド盗塁後、
2番バッターが送りバント。

このバント処理を誤り、
バッターランナーも生かしてしまう。

塁がつまり、
ノーアウト2,3塁のピンチをいきなり招く。



3番バッターをピッチャーゴロに打ち取り、
迎えた4番バッターの当たりは、
フラフラッとライト前に落ちるテキサスヒットとなって、
走者2人が帰る。

(2-0)




1回の裏

りく サードゴロ
しゅう太 セカンドゴロ
啓悟 三振




2回の表

ワンアウトから内野ゴロエラー。

このランナーが2塁に盗塁後、
相手9番バッターが、送りバントでツーアウト3塁。

トップに戻って、カウントツースリーからの投球を
センター横へ持っていかれる。

中継ラインはキチンとできていたが、
如何せん送球が逸れて、
この当たりをランニングホームランにしてしまう。

(4-0)






2回の裏

この回トップの拓郎が、
初球をレフト前にライナーで持っていく。

続く、翔伍のセカンドゴロの間に拓郎は2塁へ。

更に、樹のファーストゴロの間に拓郎は3塁へ。

7番のいっせいの当たりは、
「ショート後ろに落ちるか・・・」と期待されたが、

相手ショートが、
上手く回りこんでスリーアウトチェンジ。

(4-0)





3回の表

センターフライ
外野フライエラー
ファーストフライ
ライトフライ

で、無得点に抑える。

(4-0)




3回の裏

飛雄馬 三振
孝太郎 三振
りく ピッチャーゴロ

(4-0)



4回の表

セカンドゴロ
セカンドゴロ
サードゴロ

で、この試合初めて、相手の攻撃を3人で切る。

必ず、こういうイニングの後にはチャンスがくる。

(4-0)




4回の裏

トップのしゅう太が粘って四球を選ぶ。
ファールで粘ってのトップバッターの出塁に、
得点が期待される。

続く3番啓悟の当たりはショートゴロ。

しゅう太がセカンド封殺で、
ちょうど、しゅう太から啓悟に
ランナーが入れ替わった形となる。

4番拓郎の当たりは、サードゴロで、啓悟が2進。

しかし、5番翔伍が三振で得点には至らなかった。

(4-0)



5回の表

トップバッターに四球。
続くバッターが送って、ワンアウトランナー2塁。

続くバッターのサードゴロの間に3進。

4番バッターに回って、
ライト横へのヒットで1点を取られる。

(5-0)


EJがノーアウトのランナーを生かせないの対し、
浪岡南は、しっかりとチャンスをモノにしている。



5回の裏

樹 ライトゴロ
いっせい サードゴロ
飛雄馬 三振

(5-0)




6回の表

セカンドゴロ
ショートフライ
ピッチャーゴロ

(おー!また、三人で攻撃を退けた!)

しかも、樹のショートフライの処理は、
風に戻されたレフトフライ性の当たりを、
非常に上手く追ってのナイスキャッチ。

(EJへの追い風が来たか!?)と、思ったら、


6回の裏のEJの攻撃は、

孝太郎 ショートゴロ
りく 三振
しゅう太 三振

で三者凡退。

残念・・・。

(5-0)



7回の表

そうなると、逆に、流れは向うへ行く。

いきなり、トップバッターに
センター横を抜かれる三塁打を浴びる。

ノーアウト三塁から、

続くバッターをセカンドゴロ、
さらに、続くバッターをライトフライで、

ツーアウト三塁まで持っていくが、

相手4番に、
力強くセンター横へライナーで持っていかれる
タイムリー2塁打を浴び、1点を追加される。

(6-0)




7回の裏

この回トップの啓悟がショートゴロでワンアウトから、
4番の拓郎が、サードの頭上を綺麗に破るライナーを放ち、
2塁まで進む。

ワンアウト2塁。

ここで、代打悠成。

悠成は、初球からセイフティバントを狙いにいったが、
これがファール。

ここで、相手ベンチから、

「いいかー!セカンドランナーが、
 ホームに突っ込んでくるからなー。」の声。


おそらく、EJ監督の狙いも、
そこにあったと思うだけに、

(うーん。敵ながら、的確な声がベンチから飛ぶな~。)

などと、変なところで感心していた。


悠成は、ツーストライクからセイフティバント。

しかし、この当りがピッチャーライナーとなって、
飛び出していた拓郎もアウトでダブルプレー。


EJは、浪岡南の長身ピッチャーに、
完封負けという結果に終わった。




浪岡南は、前の試合でエースナンバーを投入。

EJ戦では、背番号2の選手が完投した。

キャッチャーに回った背番号1番の選手も
肩が強く、これにEJ選手、そしてベンチも少々ビビッた。


ノーアウトのランナーを盗塁で2塁に進め、
内野ゴロを転がして、
ワンアウト3塁の場面を作り、
モノにている浪岡南に対し、

EJ側は、ノーアウトのランナーを
盗塁でセカンドに進めることができず、

結果、ワンアウトランナー三塁の場面を
作り出すことが出来なかった。



相手のキャッチャーの肩は、勿論、見事だったが、
右ピッチャーであることから、
モーションを盗んでの盗塁は可能であったはずだ。

(ここンとこの練習が足りなかったか・・・。)


盗塁なしに、EJの攻撃は成り立たない。


強いチーム相手なら、なおさらだと。

強く思った試合でした。




・・・・・・




終ってみれば、浪岡南のトップバッターに、

4打席で、
3打数3安打、1四球。
安打も、単打、本塁打、三塁打。

もし、四球のところで2塁打を浴びていれば、
「サイクルヒットの大活躍!」という大見出しを
浪岡南に提供するところだった。


守備面では、
浪岡南はノーエラー。

エラーするような雰囲気すら、
このチームにはない。


攻撃では、バントを絡めて、
チャンスをしっかり得点に結び付けられた。


(いやー、いいチームですね・・・。)

と、相手を誉めてもしょうがないが、


今のチームの目指すべき姿が、
目の前にあったように思えた。




スポ少も終了!

さあ、練習、練習!!



by mino



学童佃戦ベンチ前(監督とリク・タク)
            PHOTO by TAKEママ



スポ少春季2010(橋本小クラブ戦)

2010年05月22日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月16日(日)


浪岡南小学校に前日と同じく朝8:00に集合。

早めに到着した選手は、自主的にランニングをしている。

聞けば、前日の試合内容の反省から、
監督・コーチに気合いを入れられたようだ。



浪岡南小学校のグランド(校庭)では、
既に、チームカラーの赤のTシャツを着た
浪岡南Aの父兄の方々が、
バックネット裏に日よけを設置し、
グランド内ではライン引きや整備を行っている。


外野には、70mネットがぐるりと回されていた。


おそらく手作りで加工したと思うが、

使用済みのスキーのストックを加工して、
上部にネットを引っ掛けるフックがネジ止めされている。

これをグルっと地面に刺していき、
フックにネットを引っ掛ければ、
外野フェンスの完成というわけだ。



私は、こういう、
できるだけ金をかけない工夫が大好きだ。


会場毎の都合はあるだろうが、
やはり、外野フェンスがあった方が、
野球はおもしろい。



周囲を見渡せば、
まだ水が張られたばかりの田植え前の水田が、
まるで鏡のように広がり、
朝陽を背にすると、向うに、岩木山が見える。


天気は上々。


のんびりとした雰囲気を楽しみたいとも思ったが、
試合が始まると、そんな気持ちは一瞬で吹き飛んだ。





EJオーダー

1番キャッチャーりく
2番ファーストしゅうた
3番ピッチャー啓悟
4番サード拓郎
5番セカンド翔伍
6番ショート樹
7番センターいっせい
8番ライト悠成→PH飛雄馬9
9番レフト孝太郎




イースト・ジュニア|4|1|0|1|5|3|| 14
   橋本小クラブ|3|1|0|0|0|0|| 4

(6回コールド勝ち)




EJは先攻。


初回、りく、しゅうたが連続四球を選び、
3番啓悟が送って、ワンアウト2,3から、
4番の拓郎がセンター横をライナーで破る先制の三塁打を放つ。

(2-0)

さらに、5番翔伍がスクイズで拓郎を返すと、
相手の守備のエラーが重なって、
翔伍が一気にホームまで帰ってきて、
この回4点をGET。

(よし!主導権を握った!)

と、思ったら、そうでもなかった。

(4-0)




1回の裏

先発は、啓悟。
前日の三内戦では97球を投げている。

この日は、啓志が先発と聞いていたが、
啓志は、都合でお休み。

この橋本小戦に勝利すれば、
午後には浪岡南と浦町の勝者と対戦することになるだけに、
もう一枚ピッチャーは必要だ。

練習では、拓郎が投球練習していたが、
故障明けだけに少々不安だ。

となると、必然的に啓悟に頼らざるを得ない。



啓悟は立ち上がりに苦しむ。



先頭バッターに死球を与え、
2番バッターには四球。

三番バッターにはセンター前にタイムリーヒットで、
1点を返される。

(4-1)

4番バッターはピッチャーゴロに打ち取るが、
この間にランナーが生還して2点目を取られる。

(4-2)

さらに、5番バッターにライト横へ落とされて、
この回3点を返される。

(4-3)




2回の表

ワンアウトから、孝太郎が右中間に運んで出塁。
トップのりくは、ストレートの四球を選んで1、2塁。

ここから、孝太郎、りくがダブルスチールを決めて、
しゅうたに託すが、
残念ながらしゅうたはピッチャーフライ。

ツーアウトとなるが、
ここで3番啓悟が、センター前にクリーンに弾き返し、
1点を捥ぎ取る。

(5-3)



2回の裏

ワンアウトから相手1番バッターに四球。

盗塁と2番バッターの内野ゴロで、
ランナーが3塁に進んだところで、
相手3番バッターに、
前の回に続いてタイムリーを浴びる。

(5-4)




3回の表

この回トップの樹が、センター横を深々と破る。

俊足の樹は、サードベースを蹴り、
一気にホームを狙う。

相手の中継プレーも繋がっている。

(きわどい!)

樹は、ホームに懸命に滑り込んだが、
判定はアウト!!

うーん、おしかった。

相手の中継プレーも良かったしネ!!

(樹君!記録は三塁打です。)

(5-4)




3回の裏

やっと守備に落ち着きが見られ、
この回を無得点に抑える。

セカンド翔伍のナイスプレーがあった。

(ボールの方から、「入っちゃった!」
 という気もしましたが・・・。)



4回の表

孝太郎、りく、しゅうたと3連続四球で
ノーアウト満塁のチャンスを頂きながらも、
3三振。

間に、拓郎のレフト前へのタイムリーがあったが、
大量得点のチャンスを生かせなかった。

(6-4)



4回の裏

トップをエラーで出塁を許すが、
サードゴロ、三振、サードフライで、
失点0で終える。

(6-4)



5回の表

ワンアウトから代打飛雄馬がバッターボックスへ。
バッターボックスに立ったと思ったら、
初球デットボール。

さらに、孝太郎も四球を選んで、
ノーアウト1、2塁となる。

ここで、バッターはトップのりく。

2-0と追い込まれてからのリクの一振りは、
左中間をライナーで破る3塁打。

(8-4)

サードにりくを置いて、
2番のしゅうたは初球スクイズを難なく決める。

(9-4)


3番啓悟は、振り逃げで出塁。

拓郎のショートゴロは、内野安打となり、
塁が詰まって、ツーアウト2、3塁。

ここで、5番翔伍の内野へのゴロが、
エラーを誘い、啓悟、拓郎が一気に生還して、
2点を追加した。

(11-4)



5回表

外野フライエラーで、
出塁を許したランナーを二塁に置いた場面。

レフトへのライナーを孝太郎が、
背走しながらのナイスキャッチ!!

さらに、飛び出したセカンドランナーを見て、
セカンド翔伍へナイス送球で
ダブルプレーにとる好守備を見せた。

抜けていれば、確実に1点を取られ、
試合の流れが、相手チーム変わるような場面だっただけに、
ポイントとなるプレーだった。


孝太郎ママは、
「レフトに飛んだ時点で、ダメだと思った・・・。」
と、傍で話していた。

(もっと、息子を信頼しましょう!!)

次のバッターをピッチャーゴロに抑えて、
EJは、完全に、流れをつかんだ。

(11-4)


6回の表

トップのいっせいが、
レフト線を破る2塁打を放つ。
続く飛雄馬は四球を選ぶ。

9番孝太郎は、しっかりと送って、
ワンアウト2、3塁でトップバッターのりくに繋げる。

リクの外野フライはエラーとなって、
いっせいが生還。

(12-4)

続く、しゅうたのライトゴロの間に飛雄馬は3進。

ここで、3番啓悟がライトライン際をライナーで破る三塁打。
飛雄馬、りくが生還して試合を決めた。

(14-4)


6回の裏は、

トップバッターに、内野安打での出塁を許したものの、
ワンアウトから、
センターライナーをいっせいがナイスキャッチ。

さらに、飛び出したファーストランナーを見て、
ファーストしゅうたにナイス送球で、
前の回に続くダブルプレーをとりゲームセットとなった。


啓悟は6回を投げて、
打者27人に85球。

被安打4
三振5個
四死球4個

四死球は前半に集中しており、
これが失点に繋がった。


試合後、飛雄馬のお父さんが、
啓悟に念入りにマッサージを施していた。


EJ試合後、浪岡南が浦町を降し、
午後は、浪岡南とベスト8を賭けて
対戦することが決まった。

言わずと知れた強豪チーム。



どこまで、食い下がれるか・・・。



2点差くらいで着いていけば、
勝機は・・・。


それが出来れば、
もっと勝ってるか・・・。








By mino





TAKEママが、学童大会の写真データを届けてくれました。

(感謝!)

プロの腕は、やはり違います。

その内、ブログで紹介します。



1枚だけ紹介します。

結構、綺麗な中継ライン
センター真央(3年)、ショート樹(5年)、セカンド翔伍(5年)

スポ少春季2010(三内小クラブ戦)

2010年05月20日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月15日(土)

少々、日にちが経ちましたが、
スポ少2010春季大会の様子をお伝えします。






ゴールデンウィークが明けた翌週のこの日は、

風は少しあり、朝方は少々涼しかったものの、

それまでの雨模様とはうって変わっての好天となった。



学童大会は準決勝、決勝を残すのみ。

横内、筒井南、浪岡野沢、造道の4チームが県大会を目指し、
翌日(16日)凌ぎを削った。

(優勝は、横内小となりました。)




学童大会ベスト4進出のチームには、
日程的な配慮がなされ、
スポ少と重複しないようなスケジュールが組まれたらしい。


さらに、
各小学校の運動会の日程にも配慮がなされているとのこと。
大会関係者の腐心には、敬意を表したい。



まあ、
市内のいろんな学校から集まっているクラブチームにとっては、
選手全員が運動会でない日を探すほうが難しい。

配慮には感謝するものの、
選手の内の誰かは都合が悪いというのも、
それりゃあ、まあ、しようがないというものだろう。



前日まで雨模様が続いた青森県内も、
この土曜日は、絶好のゴ・・・
野球日和となった。


実は、私事、
この日は会場となった浪岡南小学校グランドに
駆けつけることはできず、
隣の黒石で、所用をたしていた。




スポ少2010春季大会の初戦は三内クラブ。

たぶん、初対戦。





EJオーダー

1番キャッチャーりく
2番ファーストしゅうた→PHゆうせい
3番ピッチャー啓悟
4番サード拓郎
5番セカンド翔伍
6番ショート樹
7番ライト啓志
8番センターいっせい
9番レフト孝太郎



学童大会とのメンバーの違いは、
ファーストにしゅうた、ピッチャーに啓悟、
そして、空手の試合で学童大会に出場できなかった
いっせいも加わってのオーダーとなった。


 
   三内クラブ|0|0|0|2|0|0|2|| 4
イーストジュニア|1|1|5|2|0|0|X|| 9




4回表の2失点は、
フォアボール、デットボールのランナーを
内野のミスで生還を許した。



7回表の2失点は、ツーアウトから、
相手1番、2番に長打を2連発で浴びたもの。







打撃の方はというと、


5つの四死球をいただき、
7つの三振を取られ、

7本のヒットを放ってはいるが、
その内の4つは内野安打。




何だか、実力を発揮できなかった
相手ピッチャーの調子の悪さに
助けられたようなスコアだ。






初回は、3つの四球を頂きながら、
走塁ミスで1点のみ。



2回は、相手エラーで出塁した啓志を
いっせいのライトへのタイムリー三塁打で1点を加点。


3回の裏には、バントで転がしたランナーが、
内野ゴロでことごとく生き、これに四球がからみ、
とどめは、啓志のレフト線への2点タイムリーで、
この回、計5点をGET。

しかし、この回も走塁ミスと思われるスコアが目に付く。



4回は、りくのセンター横を破るタイムリー三塁打を絡めて、
2点をGET。









守備のミスは、少し見受けられるが、
記録上は3つで、そんなに多いとは感じられない。



試合後、監督、コーチから、
試合内容に注文がついたと聞いたが、

もし、守備面なら、
記録に表れないミスが多かったと推察する。

また、攻撃面なら、
走塁面への注文だったと思われる。



直接、試合を見ていないので、
分かりませんが、

話しを総合すると、

「点差のわりに、何だか勝ったような気がしない。」

そんな、雰囲気だったようだ。





まあ、しかし、

数年ぶりにスポ少初戦突破!!



素直に喜びましょ!!



By mino



タケダスポーツ(堤店)の野球用品売り場に、

EJの部員募集のポスターが掲示されていました。

早速、問い合わせもあった模様。



最近、少し部員が増えて、

少し安心・・・。



いやいや、まだまだでしょう。




スポ少組み合わせ決定!!

2010年05月13日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月15日(土)からスポ少が開幕する。


気になる組み合わせが決定しました。






平成22年5月15日(土)

浪岡南小グランド

9:00プレイボール


イースト・ジュニアの対戦相手は・・・、



三内小クラブ



と決定しました。




おそらく、初対戦だと思います。




実は、私事・・・。

15日(土)は、諸般の事情により

応援に行くことができません。




キャプテン孝太郎を初めとしたEJ選手の皆さん!!


何とか1回戦を突破して、

翌日曜日の試合へと駒を進めて欲しい。


(翌日は、応援に行けます。)



当日(翌日も)は、

8:00に浪岡南小グランドに集合!!



勝てば、シードの橋本小との対戦となります。







スポ少春季大会・・・。




昨年は、1回戦敗退。

一昨年の1回戦敗退。

3年前も1回戦敗退。




今年こそ、初勝利突破を!!



by mino

スポ少2009(浪岡北戦)

2009年05月25日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月24日(日)
青森市西部地区の三内西小学校に8:00、
皆、お弁当を持って集合した。


スポ少浪岡北戦。

予定通り9:00にプレイボール。


EJオーダー

1番 キャッチャーKOUTA→PH KEISHI
2番 ファーストKAISHI
3番 ショートTAKE→1
4番 ピッチャーLEO→5→8
5番 セカンドKENT
6番 サードKAZUMA →6
7番 レフトKUDOKAI→PH KAIくん7
8番 ライトRIKU
9番 センターTAKURO→5


   浪岡北 BBC|3|4|2|1|| 10
イースト・ジュニア|0|0|0|0||  0
              (4回コールド)


特に、言い訳はしませんが、よかったところだけ・・・。



初回、KOTAが四球、KAISHIの内野ポップフライが相手エラー、
一塁ランナーがKAISHIに入れ替わった場面で、
TAKEがセンターオーバーのエンタイトルツーベース。
ワンアウト2、3塁の場面を作ったが、残念ながら無得点。


(ややこしいので、表示をもどします。)




2回、ツーアウトから4年生リクが、左中間にヒットで出塁。
続く4年生拓郎もショートエラーで出塁。

4年生下位打線コンビがチャンスを上位打線へ繋ぐ。
康太が四球で満塁の場面まで持っていくもここまで。




3回、タケル右中間へライナー性のヒット。
ファーストベース付近で野手と交錯したことから、
とりあえず、「走塁妨害」をアピール。
しかし、認められず。

実際にタケルがセカンドを狙っていれば、
タイミング的にアウトだったかもしれない。

ツーアウトから、一磨が死球で1、2塁の場面で
ピンチヒッター4年生魁くん。
魁くんの打った強いゴロは、
1, 2塁間を抜けてライト前へのタイムリーヒット・・・
ではなく、残念ながらライトゴロだった。




最終4回は、

りく(三振)
拓郎(セカンドフライ)
PH啓志(三振)

と、4年生がバッターボックスでの緊張感ある姿を披露して
試合終了!




試合後は、特にコメントもなくその場で解散。


お弁当に恥をかかせないために、
会場に残って、試合観戦をする選手もいた。



次の試合は、沖館-三内西・・・沖館勝利。

そして、浪岡北は、戸山西と激闘のすえ4-5で敗れた。

すばらしい、試合を目の前で見せられ、
羨ましいやら、悲しいやら、寂しいやら・・・。


お弁当を食べた後の選手は、同じ会場周辺で、
鬼ごっこに砂遊び・・・。


(それは、それでしょうがないか。)









さて、学童大会に続き、スポ少も終了!!



(今後のチームの目標は・・・?)



大きな大会が二つ終わったこのタイミングでは、
難しい、質問かもしれない。





たまたま、隣にいたKOUTAに、
この質問を投げかけたら、



「グルメ杯で優勝したい・・・。」



だそうだ。





我々父兄だって、何か目標がなければ、
そりゃあ、盛り上がれない。



By mino




1回戦(堤小クラブ 戦)

2008年05月26日 | スポーツ少年団(春季大会)
5月24日(土)

午前中は、筒井南小学校のグランドをお借りして練習。

9時からはじめた練習は、ランニング、トスバッティングそして守備練習と
11時まで繰り広げられ、徐々にモチベーションを上げていった。



筒井南小学校のグランドは市内有数の広さだそうだ。


グランド西側のバックネット方面では、持ち主の筒井南小クラブも、
勿論、スポ少大会へ向けた練習をしている。


この日、筒井南は大野小学校グランドで
14:30から戸山西と対戦する。



練習を終えたEJは、グランドと筒井南小選手に挨拶し、一端解散。
各自13:00に浜田小Gに集合することとなった。


天候は晴れ。

EJの対戦相手は、先の学童大会でベスト8に進出した
堤(つつみ)小クラブ。


エースで4番の選手は、投げては球速早く、打っては長打と、
他チームも注目する選手らしい。



EJ先発オーダー

1番 ショート遼太郎
2番 セカンド康太→2
3番 ファーストタケル
4番 キャッチャー淳々→1
5番 センター竜樹→4→8
6番 ライト大介
7番 レフトカイシ→PH勇芽→健人4
8番 サード一磨
9番 ピッチャーレオ→8→7


学童大会では、オーダーは固定していたが、
スポ少では新オーダーで臨んだ。

大介は学童大会には間に合わなかったが、スポ少で晴れて登録。
6番ライトで先発出場となった。

また、康太の肘痛の関係で淳々がマスクをかぶり、
先発マウンドはレオに託された。


EJは後攻。



1回の表

トップバッターを三振に取る出だし。

しかし、2番、3番を四球で出塁を許す。
この後、内野守備のミスなどで大量5点を献上。

相手1番から9番までで、与えたヒットは1本ながら
大量点をいきなり与えてしまう。


1回の裏

デットボール(?)で出塁した遼太郎が、
スイスイと相手守備のミスで生還する。

これで6-1。


2回の表

相手1番にセンター前へ運ばれ、このランナーがサードまで進む。
2番バッターのセカンドゴロでこのランナーがホームへ突っ込むが、
少々無謀で本塁タッチアウト。

しかし、ファーストに残ったランナーが2塁へ進み、
3番バッターにタイムリーを打たれ1点を与える。

さらに死球を与えた場面でピッチャーをレオから淳々へ交代する。

淳々は、四球ひとつ与えるが後続を断つ。


2回の裏

大介からの打順。
カイシが四球を選ぶが、後続続かず無得点。


3回の表

相手7番、8番、9番を全て内野ゴロに打ち取り、
テンポ良くこのイニングを終える。

(そろそろ流れが、こっちの方に来そうな予感・・・。)


3回の裏

ワンアウトから、康太が右中間に落として出塁。
パスボールで2進後、タケルのヒットでワンアウト1、3塁。
さらに、”お約束”のとおり、2、3塁として4番淳々へ回す。

4番に入った淳也はチャンスをものにする。
センター前へはじき返しての2点タイムリーで6-3と追い上げる。



4回の表

ピッチャーゴロ、ライトゴロと簡単にツーアウトを取るが、
3番バッターを四球で出塁を許す。
このランナーをサードに置いて、相手バッターは4番。

流れを向う側に絶対やりたくない場面。


初球ストライクからボール、ファール、ボール2つで、
カウントは2-3。
ここから淳也は、真っ向勝負で三振に取った。

(6年生キャプテンどおしの対決に、少々熱くなった。)

(完全に流れはイーストに向いている。)


4回の裏

このあたりで、1時間15分を経過。
この回で、追いつかなければタイムアウトもありえるイニングである。

トップのカイシが内野エラーで出塁。
続く一磨は、レフト前へクリーンヒット。
しかし、カイシがセカンド封殺。

さらにツーアウトから遼太郎が四球でつなぎ、
ツーアウト2、3塁の場面を作る。
2番康太のサードゴロを相手がはじき、一磨、遼太郎が生還で
2点を返す。
さらに、タケルが強襲ヒットで康太を帰して、
1点追加で同点とする。


(打順が繋がった!!!)

(この時点で、EJ応援団は、ほぼ総立ち状態)


続く4番淳也の当たりは、相手サードのエラーを誘い逆転かと思われたが、
ホームへ突っ込んだタケルへの判定はアウトで逆転ならず。


6-6の同点
試合時間の1時間30分まで、5分程度。
審判団が集まり、このイニング(表・裏)で最後であることが
確認されたようだ。


5回の表

相手5番バッターにいきなりライト線を破られる。
ライトのラインからファールラインへボールが転がり、
一見して長打とわかるあたり。

ライト大介がボールに追いついたとき、
バッターランナーはセカンドベース手前まで来ていた。
ライト大介はセカンド健人へ中継、
ランナーがサードへ向かうのを見て、健人はサードの一磨へ送球、
2、3塁間でこのランナーを挟みランダンプレーとなる。

一磨は、セカンド側へランナーを追い詰め、セカンドへ入った遼太郎へ
送球し一発で挟殺プレーを決め、
いきなりノーアウトのピンチを招く場面を一気に解消した。


(この中継プレーと狭殺プレーは、試合後監督から誉められました。)


(しかし・・・)


続くバッターにセンター前へ運ばれ、次のバッターに四球を許すと
EJは、ワンアウト2、3塁の場面を作ってしまう。

ラストバッターは、セカンド健人へ難しいゴロを浴びせる。
健人はこれをうまく捌いたが、バックホームは間に合わず
ファーストへ送球し1点を取られる。


(まだまだ1点、裏で返せばサヨナラだ。)


ツーアウト2,3塁の場面となり、バッターはトップへ返る。
このバッターが、サードへ打ち付けた当たりは、
一磨のグラブに触りつつも、そのグラブに収まらず、
ファールゾーンへ転がった。


3塁ランナーはホームへ、更に2塁ランナーのホームインも許す。


「あー」という、ため息とともに2点を追加される。

9-6となる。



この時点で、サード一磨の顔はグシャグシャ!


(一磨!しっかりしろー!)
(まだ、終わってないぞー)
(泣くなー!)


の声が、イースト側応援団からサード一磨に飛ぶ。

監督からも、「一磨!いけるのか?」の声がベンチからかけられた。
一磨は小さくうなずく。


そこへ相手2番バッターはサード手前へファールフライを上げる。



一磨は、この小フライに果敢に飛びついた。

グローブをはめた左手をボールの落下点に差し出し、
ダイビングで飛びついた・・・。


ちょっと間に合わないと思われたが、
黒いグローブの先に、ボールは直接収まった。

倒れながらも、一磨はグローブを少し上げ、
審判にボールキャッチをアピール。

審判は右手を挙げ、アウトをコールした。


ファインプレーである。


「わー」とサード側EJ応援団が沸いた。




一磨は、喜ぶそぶりも見せずに、むしろ頭を下げてベンチへ戻った。
戻る途中では、レフトのレオとショートの遼太郎が一磨の肩を叩いていた。


ナイスプレーに、観戦していたEJ父兄が、
一磨から、いや一磨のママから少しもらい泣きをしてしまった。



(さあ!逆転!!)


しかし、5回の裏のイーストの攻撃は、大介をセカンドに進めるものの、
点数を返すことはできなかった。



イーストジュニアのスポ少は1回戦で終わった。









負けはしたものの・・・



終盤に追いついた試合展開に、粘りが感じられた。

チームが一つになった。これから強くなる。

ナイスゲーム。



こんなコメントが多かったように思います。

応援していた父兄も喉がかれるまで、応援しました。





学童大会、スポ少大会と大きな大会が二つ終わった。


6年生が2人。
残りを5年生以下で戦った。


若いチームではあるが、
試合に負ける悔しさを試合のたびに強く感じているようだ。



ミスをした選手の気持ちも分かち合えるようになってきた。




チームの課題は、まだまだたくさんある。

個々の選手の課題もたくさんある。



これから、夏場にかけて、がんばっていきましょ!!




    堤小クラブ|5|1|0|0|3|| 9
イーストジュニア|1|0|2|3|0|| 6








by mino


試合後のRYO太郎父のインタビューによると、

サードゴロをはじいた時点で、一磨の頭の中は真っ白!!
直後のファインプレーも覚えていないのだそうだ・・・。



しかし、息子のこんなプレーを目の前で見せられると、
ちょっと親としては感動モンだねー。



勿論、勝って欲しかったけど、いい映画を見た後のような、
さっぱりした気持ちになりました。