EAST JUNIOR FAN CLUB

青森市内の学童軟式野球クラブチーム「イースト・ジュニア」を応援するブログです。

ぐるめ杯交流戦(大坂クラブ戦)

2012年11月05日 | グルメ杯
11月3日(土)スポーツ公園広場第二球場

ぐるめ杯交流戦。


EJ13期生の最終戦。



対戦相手は、大坂クラブ。





1番センターRYOGA
2番ファーストLEO→4
3番ピッチャーTAKASHI→9
4番ショートSHUHEI→1
5番セカンドMINATO→6
6番ライトSHOUTA
7番キャッチャーK-REN→7
8番レフトHARUKA→2W-REN
9番サードHARUTO









【1回の表】

先発キャッチャーのK-RENは初のスタメンキャッチャー。
初回、不慣れから振り逃げからのファースト送球をミス。
サードランナーの生還を許す。


(1-0)





【1回の裏】

ワンアウトから、2番LEOくんが、
サードへの内野安打で出塁。

ワイルドピッチでワンアウトランナー2塁となって、
3番TAKASHIのサードゴロでLEOは三塁へ。

(TAKASHIのサードゴロは、
 送りバント並みのチームプレーを感じさせるものだった。)

ここで、4番SHUHEI。

SHUHEIは、カウント1-2から3球連続でファール。

ここから引っ張りにいった当たりが、
レフト前へのタイムリーヒットとなる。



(1-1)






【2回の表】

トップをショートゴロ、
次打者をライトフライ。

ツーアウトから1番バッターにレフト前に運ばれるが、
続くバッターをサードゴロに打ち取る。


この日のライトSHOUTAは、
「危なげなく」と書くと少々嘘になるが、
1回表に続き、このイニングもライトフライをキャッチしている。


これもあってか、
チームの守りにリズムが出てきた。


(1-1)





【2回の裏】

この回トップバッターは、そのSHOUTA。

SHOUTAは、1-0から綺麗にセンター前へ弾き返して出塁。

さらに、続くK-RENのところで、SHOUTAは2盗を決める。


K-RENが三振で、
ワンアウトとなってバッターはHARUKA。


この日、監督に代わって采配を振るった堀さんは、
HARUKAに送りバントを指示。

これにHARUKAは、しっかりと応えるナイスバントを決める。

しっかりと勢いを殺したゴロがサード側へ転がり、
HARUKAは1塁へ走る。

セカンドランナーSHOUTAは、サードへ。


ここで、相手側のファースト送球が逸れる。

ライトファールグランドに転々とボールが転がる間に、
SHOUTAがサードを回って、一気に生還。


さらに、バッターランナーのHARUTOは、セカンドに進む。


(1-2)



ここで、バッター9番HARUTO。

監督堀さんは、再度、送りバントのサイン。

このバントもしっかりと決まって、
ツーアウト3塁となる。

バントが決まるとEJは流れをつかむ。


(この回の2つのバントは、非常にうまかった・・・。)


トップに帰って、バッターはRYOGA。
同学年のHARUTOがせっかく送ってくれたランナー。


ツーアウトランナー3塁の場面。


(ここで打たなきゃ男が廃る!)



カウント1-1からRYOGAの放った当たりは、
セカンド横を抜けるライト横へのゴロとなる。


ランナーのHARUKAがこれを見てホームへ突入。

バッターランナーのRYOGAは、必死の激走。

そして、ファースト手前からヘッドスライディング・・・。



「ファーストへは駆け抜ける!」
(ヘッドスライディングはしないこと。)



これが普段の指導だが、

RYOGAの気持ちが、
ヘッドスライディングとなって現れたのだろうと思う。


一塁塁審の手が両側に広がって、
「セーフ!」とコールされると、


「いいぞ!RYOGA」、「ナイス!ファイト!」

の声が応援席から上がった。



まあ、タイミングもセーフだっただけに、
別に滑り込む必要はなかったけどネ。


ということで、この回、バントを絡めた攻撃で、
劣勢が伝えられていた大坂クラブから2点をGET。


(1-3)






【3回の表】

トップをショートゴロ。

(この日のショートSHUHEIは非常に軽快な守備を見せていた。)

次打者をファーストファールフライ。


簡単にツーアウトを取ったあと、
先発のTAKASHIが四球とデットボールを与え、
「あれあれ?」という雰囲気になった。


ここで、次のバッターはキャッチャーフライを上げる。

キャッチャーは、初マスクのK-REN。

キャッチャー前方3m付近を落下点とするフライが、
7、8mの高さまで上昇し、下降を始める。

K-RENは、マスクを後方へ飛ばした。



「キャッチャー!」とベンチから、
大きな声が飛ぶ。


キャッチャーマスクを外したときに、
その勢いで、顔が前方斜め45度を向いた。

そこには、落下途中の打球があった。



2歩、3歩、4歩と前に進んだところに、
ボールは落ちてきた。

RENはグローブを差し出した。
そこへボールが落ちてきた。




「ナイスキャッチー!」



ベンチが大きく盛り上がった。




何か、まぐれで捕球したような書きブリと思うかもしれないが、
初めてマスクを被って、キャッチャーフライを捕球することは、
小学生では、非常にマレと思ってよいと思う。


そもそも、とっさにマスクを外すのも割りと難しい動作だ。


そういう意味では、パッとマスクをはずしたK-RENが、
フライをしっかりとキャッチしたのは、

ファインプレーだと私は思います。



(1-3)





【3回の裏】

何か、流れがEJに来ているという感じがあった3回の裏の攻撃。

ワンアウトからMINATOが四球を選ぶ。

続くSHOUTAはライト前に運ぶが、
セカンドでMINATOがフォースアウト。


ここから、7番K-RENがレフト前にクリーンヒットを放ち、
ツーアウトながら1,2塁のチャンスを作るが、
続くHARUKAが粘りながらも最後は三振で得点には至らなかった。


(1-3)





3回を終えて、1-3の2点リード。

得点の仕方も非常にいい雰囲気。

しかし、実力に勝る大坂クラブは、それを許してくれなかった・・・。






    大坂クラブ|1|0|0|9|1|| 11
イースト・ジュニア|1|2|0|1|0||  4
               (5回の裏時間切れ)






4回の表の9失点は、四死球とエラーもあったが、
四安打を浴びた、完全に力負けだった。







最終戦・・・。


雲が低く垂れ込め、寒々とした中での試合だった。

気温も低く、選手たちは凍えるような仕草を何度か見せていた。



そんな中でも、最後まで6年生8人は、

一生懸命声を出してプレーをしていたのが非常に印象的だった。


「さあ、こーい!」

キャッチャーのK-RENは、マスク越しに叫んでいた。


初マスクで、必死に、本当に必死に、
体でボールを止めていた姿は、
ちょっと感動ものだった。


夏から加わったLEOくんの声もファーストから、
ビシビシとサード側ベンチに届いていた。



4回の大量失点はあったものの、

試合内容もチームワークが感じられる、
とても良いゲーム内容だったと思います。



そういえば、毎年のことだけど、
最後の最後の頃になると、
いい試合が見られるんだよネ~。



6年生総勢8名

ご苦労様でした!!


そして、第13代キャプテンのTAKASHIくん!!

立派に役割を果たしていたと思います。






このブログを書いている後ろで待機中の

我が家のむすこ2名に、

「何かTAKASHIにコメントないか?」と尋ねると、



「お疲れ様~」

「怒られ役も大変だよネ~」


だそうです。








怒られ役・・・?

我が家の2人は、チームを代表してというより、

個人的に怒られていたような気もするのですが・・・。








By mino





来期のメインブロガーは、

ステファニーさんにお願いします。

それともRENパパ(新会長)が適任でしょうか?

相談して、分業制にするのもいいと思います。

私もたまに投稿します。


球納めで相談しましょう!

皆様、ヨロシク!!


ぐるめ杯2011(浜館J、小柳倶楽部戦)

2011年10月11日 | グルメ杯
実は、9月の中旬から風邪をこじらせ、
これが悪化して肺炎・・・。
入院はせずにすんだが、自宅でズーっと寝込んでいた。
これが、更新が進んでいなかった原因である。

やっと復調したが、この間、
随分、試合が行われた。

よって、1試合ずつ報告していたのでは、
埒が明かないので、まとめて・・・。




◆埒(らち)が明かない
  事態が進展しない。
  決着がつかない。物事の決まりがつかない。





9月23日(金)ぐるめ杯予選第一試合

EJオーダー

1番ピッチャーKEIGO→9
2番ファーストMITTU
3番ショートKAIくん
4番セカンドITUKI
5番キャッチャーSHOGO
6番センターRIKU
7番レフトKOSEI
8番ライトKEISHI→PH ISSEI→1SHUTA
9番サードTAKURO

イースト・ジュニア|1|0|0|0|1|4|0|| 6
   浜館ジュニア|2|1|1|1|0|0|0|| 5


初回の先制点(1点)は、
KEIGOの2塁打からMITTUのセカンドゴロで、
KEIGOが三進したところで、
3番KAIくんのレフトフライが犠牲フライとなっての先制点。

2、3、4回は、
チャンスらしいチャンスはなかった。

この間、着々と打ち込まれて4失点。
「こりゃあ、かなわんな・・・。」という雰囲気だった。


(1-5)


しかし、5回に内野エラーで出塁したSHOGOを
セカンドにおいて、7番KOSEIが、
レフト前にタイムリーヒットを放ち1点を返す。

(2-5)





さらに、6回には、ワンアウトから、
3番KAIくん、4番ITUKIの連続ヒットから、
SHOGOが死球でワンアウト満塁のチャンスを得ると、


「ナント!ここから大猛攻!」

と、言いたいところだが、
実のところは・・・。



6番RIKUは、
カウント2-3から押し出しの四球を選ぶ。

(3-5)

さらに、7番KOSEIは2-3から死球を受ける。

(4-5)


ISSEIが三振でツーアウトとなるが、
ここで9番のTAKUROも同点となる押し出しの四球を選ぶ。

(5-5)

トップに帰ってKEIGOに期待がかかるが、
KEIGOも死球。

(6-5)

結局,KAIくん、ITUKIの連続ヒットはあったというものの、
その後、5個の四死球を戴いて、
他力本願で、何となく逆転してしまった。

結局、
この1点差を守りきって勝利。


実力は、完全に相手の方が上に見えたが、
何とも、
いきなり崩れた相手方に
助けられたような試合だった。






さて、同じく9月23日に行われた
ぐるめ杯の予選2試合目。


相手は、春のエキサイティングで戦った小柳倶楽部。
最近の戦績を聞くに、相当、強いようだ。


EJオーダー

1番レフトKEIGO→PH YUSEI
2番サードTAKURO
3番ショートMITTSU→1
4番セカンドITUKI
5番キャッチャーSHOGO
6番センターRIKU
7番ライトKEITA→PH N-KAI
8番ファーストHYUMA→PH KEISHI
9番ピッチャーSHUTA→7ISSEI

   小柳倶楽部|1|0|0|0|0|2|2|| 5
イースト・ジュニア|0|1|0|0|0|0|0|| 1


5回まで1-1の同点でEJが凌いだが、そこまで。
重量級の打線にあっさりつかまって、ジ・エンド。

2回の裏にEJがあげた1点は、
7番KEITAのタイムリーヒット。

フィルダースチョイス(野選)で出塁したSHOGOを
RIKUの内野ゴロでセカンドに進め、
パスボールでサードに進んだところでのKEITAの一振り。


相手の長身ピッチャーが投げ下ろす速球に、
各バッターが凡打を繰り返す中、

KEITAは、フルスイングでこのボールを打ち返し、
相手ショートが一歩も動けないような、
いわゆる「糸を引くようなゴロ」で、
レフト前にタイムリーヒットを放った。


KEITAの速いスイングが、
ドンピシャで相手投手の速球を捕らえた時の
金属バットの音が非常に心地よかった。

でもこの日は、この一本だけ・・・。






例年、最終戦となるぐるめ杯も
あっさり、9月中に予選敗退が決まった。

春のエキサイティングでは、
同点から特別延長の末に敗れた小柳倶楽部は、
さらにパワーを増した感がある。



負けるたびに、卒業が近づくのがこの季節。

少しでも長く学童野球をやりたければ、
勝ち進むしかない。



敗戦の、度に近づく、球納め


お粗末でした。


By mino




KAIくんですネ。


んー・・・。マウンドが合わなかったのかも・・・。


MITTUのバッターボックス。


岡島(元巨人)を思い出しました。


途中からライトへ入ったN-KAIくんです。

ぐるめ杯交流戦(大坂クラブ戦)

2010年10月31日 | グルメ杯
22年10月24日(日)

午前中の予選で、勝田クラブに完敗した後、
昼食を挟んでの交流戦。


対戦相手の大坂クラブは、
小柳倶楽部に惜敗しての交流戦となった。


EJは、勝田戦で先発したDAIKIをベンチに下げ、
先発を5年生のKEIGOに託した。



1番サードKAI
2番センターISSEI
3番ピッチャーKEIGO
4番ショートITUKI→PH DAIKI
5番ライトKEISHI
6番キャッチャーRIKU
7番ファーストHYUMA
8番セカンドSHUTA
9番レフトKOTARO




    大坂クラブ|2|0|1|0|1|1|1|| 6
イースト・ジュニア|0|8|0|0|0|0|0|| 8




2回の大量得点は、
打者一巡して、5番KEISHIが2点タイムリー、
6番のRIKUがタイムリーを放ってはいるが、
それ以外は、相手ピッチャーからの四死球によるもの。


EJは、KAIくん1安打、KEISHI2安打、RIKU1安打の4安打のみ。

これに対して、
大坂Cは、
3塁打1本、2塁打2本を含めて、8安打。


点数の取り方は、相手チームの方が断然良かった。



先発KEIGOは、
106球を投げて、

被安打8個
四死球4個
三振2個

守備陣のエラーは2つ記録されているが、
まあ、よく守っているように感じられる。


しかし、
2回のイニングがなければ、
完敗の試合。



試合後の監督からのコメントも
非常に厳しいものだった。





今シーズンも最終章。

明日からは11月に入る。





11月は、球納めのシーズン。




現在、11期生のための
記念誌2010の製作の真っ最中だ。


「終わりよければ、全てよし!」


是非、こういきたいですネ~・・・。







by mino2



勝田クラブ戦のオーダーを訂正しました。


ぐるめ杯2010(予選:勝田戦)

2010年10月28日 | グルメ杯
平成22年10月24日(日)

第13回となる「ぐるめ杯」の予選が開会。

EJは、Eブロックに所属。


このブロックは、

①勝田クラブ
②EJ
③小柳倶楽部
④大坂クラブ

これら4チームのトーナメント戦となっている。



EJの予選1回戦は、勝田C。




勝田クラブとは、今年度3試合目。

春のエキサイティングでは、
ギリギリ勝たせてもらったが、
直近の市営球場大会の予選では、
圧倒された。




このぐるめ杯では、
2007年の第10回大会の決勝で、
対戦したのが記憶に新しい。


「記憶に新しい。」とはいえ、
当時の子供達は、現在中学校3年生。

現在、その殆どが、
高校受験の真っ只中にいると思うと、
随分と時を隔てた感じもする。


2007年の勝田クラブも強かったが、
今年の勝田も十分強かった・・・。



1番レフトKEISHI→9
2番ショートITUKI→4SYOGO
3番サードKEIGO
4番ピッチャーDAIKI
5番センターISSEI
6番セカンドKAI→6
7番ファーストHYUMA
8番キャッチャーRIKU
9番ライトKEITA→PR KOTARO7


(オーダー修正済み)



イースト・ジュニア|1|0|0|0|0 || 1
    勝田クラブ|8|0|0|0|1X|| 9


(5回コールド)



EJは先攻。

トップバッターが四球を選び、
送りバントとワイルドピッチで進塁。
さらに、パスボールで先制点をいただく。

さらに、DAIKIも出塁を果たし、
サードまで進み、

(もう1点。)

という場面までこぎ着けるが、
ここは1点どまり。




先発DAIKIは、
調子が悪かったということはなかったが、
超が付きそうな強打のチームに対しては、
やはり、もう少しバッテリー間の工夫がほしかった。



初回の大量失点は、
勝田のトップバッターを打ち取れなかったのが全て。






しかし、まあ、

(初回に、もう1点・・・。)
(さらに、1回裏の守備のエラーがなかったら・・・。)

と考えても、
やっぱり負けていたゲーム。



2007年の時もそうだったが、
今年の勝田Cも本当によく打つチーム。

体格も、EJとは比べものにならないほど全く違う。




(このチームにEJが勝利するとしたら・・・)

と考えても、まったく勝ちスジが見えない。


いくら守りのチームを自認しても、
外野の間や頭を越された打球はどうしようもない。



この次、もし、

再度、対戦させてもらえたとしても、

EJの得点は、


(うーん・・・)


多く見積もっても2点・・・、

いや、

オマケで3点が限界だろうか・・・。




(3点も取れないデショ!?)

(うーん・・・)





しからば、どうしたものか・・・。



バッティング強化・・・!?。

(うーん・・・。)





やっぱり、バッテリーの工夫しかないか・・・。






by mino2





EJ8期生のDAISEI達も高校受験か・・・。

当時の写真を掲載しておきます。




特別延長でも同点、結着つかず。


抽選で、EJの優勝の瞬間。


よく見ると、懐かしい顔がそろっています。


当時の各チームキャプテン。


キャプテンDAISEIの胴上げ。志望校の合格発表でも胴上げされますように・・・。


全体写真


PHOTO BY TAKEママ




イーストジュニアは、

現在、最終章のオータム杯に向けて頑張っています。

受験生も頑張ってね!

ぐるめ杯2009(造道クラブ戦)

2009年10月22日 | グルメ杯
10月17日(土)

ぐるめ杯2回戦

午前中に小柳倶楽部に辛勝したEJ。

昼食をはさみ、ベスト4進出を賭けての造道クラブ戦。



14:00プレイボール



EJオーダー


1番 キャッチャーKOUTA
2番 ライトKAISHI
3番 ファーストTAKERU→1
4番 センターDAISUKE→7→3
5番 ピッチャーLEO→7
6番 ショートRYOTARO
7番 セカンドKAZMA→5
8番 レフトKAI→PH KENT→4KAZYA
9番 サードRYUKI→PR KATUMI 8





イースト・ジュニア|2|0|0|4|0|1|1|| 8
     造道クラブ|0|0|0|1|0|0|0|| 1




1回の表

ワンアウトから2番KAISHIが、
いきなりファーストのライン際を破る3塁打をいきなり放つ。

ライトからセカンドそしてサードへボールが中継されたが、
最後のサードへの送球が逸れ、これでKAISHIはホームイン。

(ランニングホームランとしたいところですが、
 ワンヒット、ワンエラーです。)

(1-0)

3番TAKERUセカンドエラーで出塁すると、
2盗をすかさず決める。

DAISUKEは四球で出塁しワンアウト1、2塁。

5番LEOの場面で、ダブルスチールを敢行すると、
サード送球が逸れ、TAKERU生還。

(2-0)




4回の表

トップのRYOTAROが四球を選んで出塁。

アウトカウント関係なく、
RYOTAROが出塁すると、
約6割の確率で生還するという数字がある。


今回は、ノーアウト。
こうなると確率は、更にグッと上がる。



それを裏付けるように、RYOTAROはセカンドへ盗塁。

さらにパスボールで3進。


KAZMAは、その間、ジッとボールを見て、
ストレートの四球を選ぶ。

(いいコンビネーションだと思った。)

(完全にイースト加点のパターン。)



8番好調のKAIも四球を選んでノーアウト満塁。


ここで、9番RYUKIはスクイズ。

ピッチャーがホームへトスするが間に合わず。

RYOTAROが生還し、RYUKIもファースへ生きる。

(3-0)



なおも、ノーアウト満塁で、
KOUTAがレフト前へタイムリーヒット。

一磨が生還。

(4-0)


押せ押せ状態で、2番KAISHI。

初球スクイズがファールになった後、再度兆戦。

しかしこのバントはピッチャーが自らホームを踏んで失敗。



(まだまだワンアウト満塁)


3番TAKERUのショートゴロは、
本塁でRYUKIがホースアウト。


ツーアウト満塁で4番DAISUKE。


DAISUKEの当たりはライトゴロ。

ライトからファーストへ送球されるが
DAISUKEの足のほうが早く、
この間にKOUTAとKAISHIが生還する。


この際のセカンドからの
KAISHIは、速い、速い。

しかも、何の迷いも見せないナイス走塁だった。

(6-0)





4回の裏

LEOはここまで、打者11人に対し、
被安打(内野安打)1、三振3、四死球1のピッチング。

よく、打たせて取っているし、
内野もこれに応えてノーエラー。


しかし、この回のトップバッターを
この試合2つ目の四球で出塁を許すと、

2盗、3盗を許し、
5番バッターにレフト前にタイムリーを浴びて
1点を取られる。

(6-1)




そして注目の・・・
5回の裏

先頭のKAZMAが四球を選んで出塁。

ここで、代打KENTが初球をキッチリ送りバント。

この送りバントのピッチャーからのファースト送球が逸れ、
KENTが生きセカンドへ、
さらにKAZMAはサードまで進む。


ノーアウト2、3塁のチャンス!!


(ところが・・・。)





ここでRYUKI。

初球スクイズ。

サードランナーのKAZMAのサイン見逃しか、
KAZMAはRYUKIがバントで転がしてからの本塁突入。

当然、間に合わず。本塁でタッチアウト。


このタッチプレーのあと、
キャッチャーからファーストへボールが送られ、
RYUKIもアウト。


このプレーの間に、
サードを回っていたKENTが本塁を狙うナイス判断!!


と、思いきや、
ファーストから本塁へしっかりボールが帰ってきて、
KENTも本塁タッチアウト・・・。



(・・・)



ワンプレーでノーアウト2、3塁のランナーが全員消えた・・・。

これは・・・、


トリプルプレー!!


いやー、いいものを見たな!!


って、コラー!!





まあ、それはそれとして、

6回にはセンター前ヒットで出塁したKOUTAを

DAISUKEがタイムリー2塁打で返し1点を追加。

(7-1)




7回には、ライトオーバーの2塁打を放ったRYOTAROが

ボークで3塁に置いたところを

KAZMAが初球スクイズで簡単に加点。

(8-1)



6回、7回は、TAKERUがマウンドに登り、
打者7人を抑えた。


KAZYAはライト前にヒット製のあたりを放ったが、
惜しくもライトゴロ。

KATUMIはピンチランナーで盗塁を決め、
守備ではセンターに入った。



EJ6年生12名が全員出場しての試合。


全員野球の様相を呈してきて、
盛り上がりも十分だ。


この調子で、11月7日

波に乗っている港Fと決勝進出を賭けて戦う。




やっぱり、最終章のグルメ杯は、
選手、監督の気合いは違うね!!



チーム全体がいい雰囲気となりました。



スポルトもがんばりましょう!


By mino

ぐるめ杯2009(小柳倶楽部戦)

2009年10月21日 | グルメ杯
10月17日(土)

7:30に原別小学校グランドに父兄が集合し、
外野に70mネットを張る。


天気は上々。



この日は、恒例、ぐるめ杯1回戦。

対戦相手は、2年越しで公式戦3連敗中の小柳倶楽部。


ちなみに、昨年のぐるめ杯でも2回戦で
小柳倶楽部に苦杯をなめている。




9:00からは、

TOYOクラブと造道クラブが同じく1回戦を戦い、

造道クラブがTOTOクラブをコールドで退けている。




小柳倶楽部に勝利すれば、
EJは、ベスト4を賭けてこの造道クラブと闘うことになる。



既に、港Fがチビッコ野球県大会優勝の浜館J、
さらに、学童大会県大会出場の野内Yを破り
ベスト4で決めEJを待っている(?)が・・・。




10:15プレイボール



1番 キャッチャーKOUTA
2番 ライトKAISHI
3番 ファーストTAKERU
4番 ピッチャーDAISUKE
5番 センターLEO
6番 ショートRYOTARO
7番 セカンドKAZMA
8番 レフトKAI
9番 サードRYUKI


    小柳倶楽部|0|0|2|0|0|0|0|| 2
イースト・ジュニア|0|0|0|1|2|0|X || 3



1回の表

先発DAISUKEは、トップバッターを三振に取る出だし。
2番バッターにセンター横を破られる2塁打を浴びるが、
3番、4番を連続三振に取る。




1回の裏

1番のKOUTAレフトフライ。
2番KAISHIがライト手前にポトリと落ちるテキサスヒットで出塁。
3番TAKERUは平凡なレフトフライ。しかしこれを相手レフトがエラー。
4番DAISUKEセンター手前へにこれまたポトリと落ちるテキサスヒット。

でワンアウト満塁のチャンスを得る。

しかし、ここから更に、LEOサードフライ、RYOTAROショートフライ。

チャンスを貰いながらも、得点できなかった。

振り返ると、結局、
打者6人が全員凡フライを打ち上げるという、
攻撃としては、最低の出だしとなった。




3回の表

ワンアウトから相手1番バッターが内野安打で出塁。
さらに、2番バッターにレフト前に運ばれ、
塁が進んでツーアウト2、3塁となる。

DAISUKEは、3番を三振に取るが、
相手長身4番バッターにセンター横をライナーで抜かれる
タイムリーツーベースを浴びてしまう。


EJが初回のチャンスを潰したのに対し、
小柳倶楽部はシッカリと先制のチャンスをものにした。
(2-0)


4回の裏

ワンアウトから、KAZMAがセカンドエラーで出塁。
8番のKAIがセンター前でチャンスを広げる。
さらに、9番RYUKIがレフト前に運んで、
7、8、9番でワンアウト満塁のチャンスを作った。

トップに打順が回ってKOUTA。
「ここで、打たなきゃどこで打つ。」という場面だが、
パスボールでKAZMAが生還で1点を得る。
KOUTA四球で繋ぐが、反撃はここまで。
(2-1)



5回の裏

トップのタケルがセンター前ヒットで出塁。
続くDAISUKEはライト前にゴロを持っていくが、
これをライトがエラー。
TAKERUが生還し、DAISUKEも一気にサードまで進む。

(2-2)

同点にして、なおもノーアウト3塁。

ここで、バッターはLEO。
ここは、監督とLEOの呼吸がピッタリ合って、
初球スクイズ。
これが結局、決勝点となった。





ピッチャーDAISUKEは、115球の熱投。
要所を三振で打ち取り、打者23人に対し、
三振11個、四死球4個、被安打5のナイスピッチング。


EJ守備陣はノーエラー。

この日8番KAIは、センターから右に3安打、
猛打賞の活躍。
(今度は、ホームに戻ってこよう!)



試合終了の瞬間には、
久々に監督とガッチリ握手を交わした。


応援団は、涙目になりながら、
ペットボトルとメガホンをぶつけていた。



長い長いトンネルを抜けたような気持ちだ。



なんだ、かんだ言いながらも、
「勝利」の2文字は心地よい。




小柳倶楽部の寺山監督は、

「試合への入り方に差があった・・・。」と、

EJ監督に敗因を語っていたそうだ。



この時期になると勝敗の行方は、
チーム、選手のモチベーションの差が大きく影響するのだろう。



昼食をはさんで、
グッとモチベーションを下げたEJ選手。


2回戦で造道クラブに
足をすくわれなければいいが・・・。



By mino

グルメ杯(小柳倶楽部戦)

2008年10月23日 | グルメ杯
ああ!思い出深きグルメ杯。

なんか、こう・・・。郷愁というか、哀愁というか、
何を言いたいかというと、

実はEJは、「ディフェンディングチャンピオン。」ということ。
しかも、大会2連覇中!!

一昨年は、浜館Jと決勝で対戦し逆転劇を目の当たりにした。
昨年の決勝戦は「常勝」勝田クラブと特別延長の末、抽選で優勝・・・。

ゲンの良いグルメ杯。

諸先輩の栄光の姿は、しっかりと目に焼きついているはず。
ジッとまぶたを閉じれば、あの、感動のシーンが・・・。

10月18日(土)
原別小学校Gで小柳倶楽部をホームグランドに招いてのグルメ杯予選。
「ここで勝たなきゃ、どこで勝つ」といった心境で臨んだのだが・・・。


オーダー

1番センター弘彦
2番ライト康太→4
3番セカンドタケル→5
4番ピッチャー淳也
5番キャッチャーレオ→9→3
6番レフトカイシ
7番サード一磨→勇也2
8番ショート遼太郎
9番ファースト大介→竜樹9


先攻イーストジュニアでプレイボール。

1回の表
トップの弘彦の当たりはジャストミートのレフトライナー。
2番康太はサードゴロ。
3番タケルはライト前ヒットで出塁するが、2盗封殺でスリーアウト。

1回の裏
トップバッターの当たりはセンターへ。
一端、追いついたように見えたが、
センター弘彦のグラブの上をボールは通過し二塁打となる。
2番バッターを内野エラーで出塁を許し、
ワンアウトから相手4番が放ったピッチャーゴロを
ピッチャー淳也は飛び出したサードランナーを見て、
サードへ送球。
しかしこの連携が上手くいかず生還を許す。
何にもならない1点を献上。


(まあ、まだまだ何とかなるさ・・・。)



2回の攻撃は双方3人で終了。


3回の表
トップの一磨がファースト後方へのテキサスヒットで出塁。
遼太郎が送り、大介のファーストゴロでツーアウトながら
一磨はサードまで進むが、後続が続かず残塁に終わる。


3回の裏
ワンアウトから相手1番バッターを内野エラーで出塁を許す。
このランナーがスチール、パスボールでサードまで進む。
2番バッターを四球で出した後、牽制球でサードランナーをランダンプレーで
アウトに取りツーアウトとするものの、
3番バッターの当たりをまたも内野エラー。
セカンドランナーが生還し2点目を献上。

さらに4番の外野フライをエラー。
続く内野ゴロをまたまたエラーで、この回計3点を献上。


(スコアに記入するペン先の筆圧が上がった。)
(シャープペンシルの芯がやけに折れる。)


4回の表
4-0で迎えた4回の表の攻撃。
トップの康太はセンター前へはじき返して出塁。
3番タケル、4番淳也の内野ゴロで康太は三進。
この日5番のレオに回る。
レオはサードゴロを放つが、これがエラーを誘い康太が生還。
1点を返す。
さらに6番カイシが右中間へヒットを放ち、
盗塁をからめツーアウト2,3塁とチャンスを広げたが
追加点は得られなかった。



4回の裏を無得点に抑える。
(流れは、完全にこっちに来ている・・・。)



5回の表
ここで点数を取れば、完全に流れはこっち側と思ったが、
3者で攻撃を終える。
しかし5回の裏も無得点に抑える。


(まだまだ分からない。)




6回の表
この回トップの康太が、前打席と同じようなセンター前ヒットで出塁。
さらに、3番タケルがライトオーバーのエンタイトルツーベースで続く。
5年生の二人がノーアウト2、3塁の場面を作る。
ここで、キャプテンでピッチャーで4番の6年生の淳也に回る。

淳也はワンストライクから綺麗に振り抜いた。
打球はセンター左へ綺麗に放物線を描いて飛んだ。

(抜けた!)

と、私は一瞬思ったが、
センターが上手く回りこんでのセンターフライ。

しかし、サードランナー康太がタッチアップで1点を返す。

ちなみに、タッチアップは、ここ2,3年では初めて見ました。

さらに、ツーアウトから6番カイシが四球で出塁。
カイシがセカンドへ盗塁を試みた際に、
相手キャッチャーがセカンドへ送球する隙を狙ってタケルが生還。


この回2点をGETし3-4の1点差へ詰め寄る。


(流れは、完全にこっちへ来た。)
(後は、最終回に1点差をひっくり返すだけ・・・。)


と思っていた6回の裏の守備。
トップバッターに左中間へ運ばれノーアウトのランナーを出す。
2盗後、小柳倶楽部はこのランナーをしっかりと送りバントで進める。

ワンアウト3塁。
追加点はやれない。

三番バッターはピッチャーゴロ。ピッチャー淳也は、
ホームへ突っ込むランナーを見てキャッチャー勇也へ返球するが、
判定はセーフ。バッターランナーも生きる。
この後相手4番のセンター前ヒット、スチールでワンアウト2、3塁となる。
5番バッターの当たりはセンター前に抜けるかと思われたが、セカンド康太がキャッチ。
しかし、送球遅く内野安打としてしまう。
この間にサードランナー生還で、今回2点を返される。

7回の表
遼太郎、竜樹の出塁を期待したがかなわず。
ピンチヒッターゆうやも積極的に振っていったが残念ながら出塁はかなわなかった。

3-6でグルメ杯予選敗退。

1回の1点、3回の3点は全てエラーによる失点。
淳也は四球わずかに1個。
三振は1個で、被安打は6。

打たせて取っていただけに、これに守備陣は応えて欲しかった。

ポイントでの守備のミスが確実に失点につながった試合。

勝てる要素が満載だっただけに悔やまれる。





6年生は、残す大会はスポルト杯のみとなった。


(それならそれで、スポルトで暴れるぞー!)



TAKEママ!カメラよろしく!!




イーストジュニア|0|0|0|1|0|2|0|| 3
   小柳倶楽部|1|0|3|0|0|2|X|| 6



by mino

「そつたくどうじ」はコチラ


グルメ杯(筒井南戦)

2008年10月21日 | グルメ杯
前回から引き続き、やはり頂いたメールの内容からの掲載。

10月13日に行われたグルメ杯の模様をお知らせします。

場所は市内スポーツ公園広場。
ナイター施設の整った第一球場で行われました。



イーストジュニアオーダー

1番サード建郎
2番センター竜樹→弘彦8
3番セカンド康太
4番ピッチャー淳也
5番ライト玲央
6番レフト凱之
7番キャッチャー勇也
8番ショート遼太郎
9番ファースト大介→一磨5

イースト・ジュニア 100350  9
  筒井南小クラブ 011013  6


1回表
1番バッター建郎。
内野安打で出塁ファーストに。ここで悪送球。
その間に一気にサードまで、ところが中継プレーでまたまた悪送球。
難なくホームへ帰り1点先取ラッキーでした。

1回裏
1・2・3番内野ゴロでスリーアウト。

2回表
5番玲央、6番凱之、7番勇也で三者連続三振。

2回裏
先頭バッターに四球を与え、盗塁、ワイルドピッチで無死3塁。
次打者は三振。
しかし、続くバッターに2球目をスクイズされ、同点とされる。

3回裏
ツーアウトを取り、安心したのかな?
1番バッターに左中間を抜かれるホームランを打たれ2点目を与える。

4回表
取られたらすかさず点数を取る鉄則の通り、
ピンチヒッター弘彦を起用。
四球で出塁し、すぐさま盗塁。
続く康太が綺麗にセンター前へタイムリーヒットを放ち同点とする。
さらに一時は満塁とした場面で、建郎の打席。

期待したよ・・・。

これが期待はずれのピッチャーゴロでスリーアウト。

5回表
4回とまったく同じ打順から弘彦、康太が連続四球で無死一・二塁。

ここでダブルスチール。
これが決まって、2,3塁。

今、絶好調の淳也。
見事にレフト前のタイムリー。

続く玲央がセンターへツーベース。
凱之も内野安打などで、この回5点を挙げて、イースト優位の試合展開。


5回裏
この回、8番バッターに右中間を抜かれるホームランを打たれ9対3
でも、まだまだイースト優位と感じていました。

6回裏
やっぱり分からないものですね。
最後のスリーアウトをもらえるまでは・・・。

3者を連続四球と内野安打を与え、無死満塁。
もう淳々は、アップアップの状態。
ピッチャーゴロを打たせホームでアウトを取るかなと思いきや、
なぜかファーストでアウトを取り、1死2.3塁。

さらに、続く打者がファーストゴロの間にホームイン。
またまた、先ほどホームランを打っているバッターにセンターへ
タイムリーヒットを打たれ、この回3点を追加され、
なおも2死1塁。

この回、制限時間は過ぎていますので、後1人アウトを取れば試合終了。
結局、最後のバッターセカンドをゴロで終了。


選手の皆さんお疲れさんでした。

総評
ぐるめ杯3連覇を賭けてのこの大会、まずは初戦突破おめでとう。
続く相手は、小柳クラブ。
この前は、9対8で負けているチーム

次の試合では、この前の借りを返して決勝トーナメントに
チーム全員で行きましょう。ケッパレ

by mino(代筆)

ナイターでの試合。
仕事の帰りにバスに乗って、18:10くらいに現地へ到着。

試合終了間際を観戦できました。

筒井南に勝利!!

「ひょっとしたら、ひょっとして・・・。」

と大きな期待を寄せたのですが・・・。

グルメ杯決勝(勝田クラブ戦)その2

2007年11月08日 | グルメ杯
グルメ杯決勝には、時間制限はないとのことだ。

(7回まで、フルにやれる・・・。)

少年野球では、1時間40分程度が試合時間とされ、
「1時間30分を超えて新しいイニングに入らない。」というような
大会ルールが多い中、7回終了時まで戦い抜くという試合はまれな方だろう。


日差しは、いっそうオレンジ色を帯びてきている。


別会場の交流戦を終えたチームが戻り、
小柳小学校グランドは、試合開始時よりも
観戦者が増えているようだ。



5-5の同点で迎えた7回の表のEJの攻撃である。


勝田クラブに勝つとすれば、1点差を守り抜くような試合展開しかない。
と、思っていたところに、同点で最終回を迎える。

EJにすれば、最高の試合展開。

勝田クラブにすれば、

「あれれ?何でこんなに手こずるの?」
といった感じだろう。


流れは、若干EJに傾いているようにも思える最終回。


勝田クラブのピッチャーは、既に、
キャプテンゼッケンの「10」を付けた選手から、
先発の長身投手に戻っている。


最終回まで、勝田クラブは9人のプレーヤーで戦っている。
未だ、ベンチとの選手交代はない。


EJはスターティングオーダーから
随分守備位置が変更している。

というより、午前中に行われた準決勝浜館J戦から考えると、
殆どの6年生をこの日使い切ったような状況だ。


さあて、EJの攻撃。
最終回は9番岬から。

岬は、ライトフライを打ち上げワンアウト。

トップに戻り、途中からショートに入った裕斗は四球を選ぶ。

さらに、2番キャプテン大成も四球を選ぶ。

3番タケル、凡退で4番尚樹に打順が回った。

ツーアウト1、2塁
尚樹は、前の打席でヒットを記録している。


イーストジュニア最後の打席。
この日のチームの4番。
点数を入れなければ、流れは勝田へ・・・。
ココで打たなきゃ、裏の攻撃でサヨナラ負けも・・・。




尚樹は打った。



右中間へ2点タイムリー!


応援団、全員が両手を上げた。
左手にメガホン、右手にペットボトル。


(よし!勝った!)


と、私は思ったが、勝田クラブは許してくれなかった。
野球は、最後の最後まで分からない。


特に、勝田クラブには、春の協会杯サンドーム大会の予選で、
最終回に7点差をひっくり返され、サヨナラ負けしたこともある。


2点差を付けての7回裏。


勝田クラブの2番バッターがセンター前ヒットで出塁。

さらに、5番バッターがセンター拓也の頭上をライナーで越える
打球を放った。


拓也は、必死に追いかける。
チーム一の俊足だ。

拓也は、エンタイトルツーベースとなる花壇の手前で、
転がる打球に追いつき、中継へ送球。
中継の裕斗にボールが戻ったころには、打者はサードベースを回っていた。


同点、ランニングホームラン!


この場面・・・。

俊足拓也だから、転々と転がるボールに追いついた。
普通の足の選手ならエンタイトルツーベースになっていた。


(もし、拓也が追うのを止めていたら・・・)


応援団にそんな気持ちを持った人がいたら、
改めましょう。


ということで、2点を返され同点。


7-7

(一体どうなるんだ・・・?)



事務局のはなますHの寺山監督と主審が何やら話をしている。


観戦者全員が固唾をのんで見つめている。


(特別延長)


8回の表の打者をバッターボックスに立たせ、
その前の打順の選手3名が順番に
1塁、2塁、3塁ベースにランナーとして立つ。

ノーアウト満塁からの特別延長ルールだ。


EJは前日のスポルトカップに引き続き、
2日間で2度目の経験となった。

ちなみに、前日の黒石東SF戦では、
同じくノーアウト満塁のこの場面で、
ピッチャー弘樹が、相手4番バッターにホームランを打たれ、
泣き崩れたシーンが思い出される。




タケルを3塁、尚樹を2塁、拓朗を1塁におき、

この回のトップバッター拓也からの攻撃となった。

拓也は三振。

続く弘樹は内野ゴロ。
この間にタケルがホームイン。

さらに、ゴニョゴニョとあって、2点を取ってツーアウト。
三塁に拓朗が一人立っている。

(回りが総立ちで、何が何だか分からない。)

知らないうちに、弘樹は打ち、2点を取ってツーアウトとなっていた。


ツーアウト3塁の場面で、
山本監督は、代打にレオ(4年)を送り出す。

レオは粘る!
ファールを4,5球続けたであろうか。

私には、バッターボックスに立つレオの姿が全く見えず、
ただただ、バットにボールが当たる音だけがしていた。

さて、双方に疑問を投げかけたシーン!

レオは低めの球を三振した。
投球は、ワンバンドしてキャッチャーミットに「バシッ」と収まった。
審判はスイングで「ストライク!」のコール
レオは、一端はファースト側に駆け出す。

勝田クラブの守備陣は、スリーアウトチェンジとして、
全員が三塁側ベンチへ走って戻っている。

三塁ランナーの拓朗は、ボンヤリとホーム方向へ歩いている。

一塁側ベンチから声が飛ぶ。
「レオ!何をやっている。」
「ファーストへ走れ!」
レオは何を言われているのか分からない。
しかし、照れ笑いしながらもトボトボと一塁側へ小走りに向かう。

「拓朗!ホームへ来い!」
またベンチから、声が飛んだ!

レオの時よりも、もっと強い声だ。

勝田クラブの選手は何事が起こった?という表情をしている。


レオは、一塁ベースに到着。
一塁塁審は、セーフのゼスチャー。
さらに、拓朗がホームベースを踏んだ時にも
主審がセーフのゼスチャーをする。


つまり、レオの振り逃げが成立。
インプレー中につき、拓朗の生還が認められた。


しかし、その後、レオは何だか分からずにベンチへ帰ってきたために
その時点でアウト!


もし、レオが、誰もいないダイヤモンドを
てくてくとセカンドを回って、
サードベースを回っていたら・・・。


それは、あまりにも欲張りな考えで、ありえないが、

この1点の行方が試合に影響を及ぼすのであるから、
やはり野球はわからない。


ということで、
なんだかこっちも座り心地の悪い3点目を頂いた。


勝田の8回裏の攻撃。

8番バッターが、ショートゴロ。
9番がレフト前。
1番がセンター前。
2番が三振。

塁上のランナー1名がホースアウトで、
しめて3点。


安い!


いや、よくこれですんだ!



「ふー!」

と応援団全員がため息をついた。


「よーし!仕切直して・・・」

と思ったら、選手が整列しだした。

「え、終わり?」
「同点でしょ?」
「延長は一回だけ?」

いろんな声が飛び交っている。


しかし、よくよく、後からこの日の写真を見たら、
この時点で、結構、グランドは暗くなっていた。

選手が整列した頭のすぐ上に、オレンジ色の太陽が
真っ直ぐな閃光を放っている。


同点か・・・。
でも、よくがんばったな!
いい試合だった。

いろんな声が飛んでいた。

すでに、涙ぐんでいるお母さんもいた。


グルメ杯決勝はこうして、引き分けで幕を閉じた・・・。


イーストジュニア|0|0|0|4|0|1|2|3|| 10
    勝田クラブ|0|4|1|0|0|0|2|3|| 10



でも、優勝トロフィーは一つだけ・・・。

(今度こそジャンケンか・・・。)


大会事務局は抽選の準備を用意していなかったとのこと。

(やっぱり、ジャンケンかな?)とも思ったが、
どなたかがトランプを持っていたということで、
カードによる抽選ということになった。


赤のカードが当たり、黒のカードがハズレ。


最終回をプレーした両チーム選手9名による
カードの引き合い。

赤9枚、黒9枚、計18枚のカードを一人一枚ずつ引いた。


閉会式・・・



参加14チームを整列させ、はまなすHの寺山監督が抽選結果を伝えた。

「5対4で・・・。」

 (間)

「優勝は、イーストジュニアす。」



その瞬間、EJの父兄が全員大きな歓声をあげた。



山本監督曰く。
最初の1枚は赤、次が黒、その次も黒、また黒、また黒・・・
残りは4枚・・・。
「負けたな。」と思ったら。残り4枚全部が赤だったとのこと。

カードでも逆転勝利だったらしい。



昨年に引き続き最後の最後で優勝を勝ち取った。
グルメ杯2連覇!
(同点だけど・・・。)

EJ8期生は、春の協会杯サンドーム大会に優勝!
そして、最後のグルメ杯に優勝!
(同点だけど・・・)


協会杯の優勝旗はすでに返還したが、
グルメ杯のトロフィー再び後輩に引き継がれた。


試合終了後、父兄が、山本監督を胴上げしていた。
キャプテン大成も、

そして監督の奥さんも・・・。

(終わった後、「おしりを触られた!」と、はしゃいでいた。)






試合後の祝勝会!
飲んだなー!

RYO太郎のお父さんが言っていました。

「個々の選手を見れば、実力は勝田の方が勝っていた。」

「イーストは、抱えた選手をほぼ使っての全員野球での勝利。」

「イーストは、ある意味、選手層の厚さで競り勝ったんじゃないかな。」



(勝ったのは、抽選で勝ったんだけど・・・。)



しかし、こりゃ!

采配を振るった監督としても
最高の試合だったのではないでしょうか。






昨年の秋・・・。
チビッコ野球の予選で、はまなすHに負け。
続く筒井南小にも負けて、予選落ち。

グルメ杯では、松森Bに1回戦負けの現6年生・・・。


(これから、いったいEJはどうなるんだろう・・・。)

というような不安をみんなが漫然と持っていた。



浅虫の森林公園の練習終了後、
山本監督が、当時の5年生にこう言っていた。

「6年生は確かに強かった。」
「今のお前達では、到底、それに及ばない。」
「でも、お前達には大きな声とチームとしてのまとまりを感じる。」
「そういうチームは必ず強くなる。」
「これから、一緒に頑張ろう!」




それから、1年間・・・。


監督の予想は的中した。


EJ発足後、はじめて2冠を手にした。



「やれば、できる。」

是非、君たちの後輩に伝えてもらいたい。



(完)









by mino




でも、やっぱり勝田クラブは強いねー。

守備良し!、足よし!、打球よし!

こんなチームに、新EJもなれば・・・。




グルメ杯決勝(勝田クラブ戦)

2007年11月04日 | グルメ杯
平成19年10月28日(日曜日)

14:00

小柳小学校グランド

観客約500人(たぶん)


「この試合は、面白いゾ」と
 他チームの子ども達や父兄の間から声が漏れていた。


実際に、その期待を裏切らないゲームとなった。



グルメ杯決勝
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの常勝軍となった勝田クラブに、

最後の最後に最高のモチベーションを得た
EJ8期生が挑む。

EJは一塁側ベンチ
先攻である。

周囲には閉会式を待つグルメ杯参加チームの監督、スタッフ。
そして各チームの選手達が大勢で取り囲んでいる。
泣いても笑っても最後の試合。

両チームの選手にとっては最高の舞台となったのではないか。


EJスターティングオーダー

1番センター 裕斗
2番キャッチャー 大成
3番ライト タケル
4番サード 尚樹
5番ファースト 拓朗
6番ショート 憲太郎 → 8拓也
7番セカンド 厚輔 →1弘樹→1淳也
8番ピッチャー 大二郎 → 4恵
9番レフト 岬



勝田クラブの先発は、身長175cmとも178cmとも噂される
大型の6年生である。

若干、抑え気味に投球しているようにも見えるが、それでも速い。
高い所からの投球は、小ぶりのEJ選手には
さぞかし威圧感を感じさせることだろう。


・・・ということで、


イーストは3回表の攻撃を終えるまで、
3番ライトの4年生タケルが、デットボールで1塁に出塁しただけ。


「まったく、おじょみっぱなし。」というところ。

(怖気ついて、手が出ない。の意味)
(・・・南部生まれの方には難しい津軽弁か?)



これに対し、相手の勝田クラブはノビノビとプレーしている。
一つ一つのプレーに、自信と余裕のようなものが感じ取られる。


EJ先発は、前の試合で最終回1イニングを投げた大二郎に託された。


1回の裏、ワンアウトから四球でランナーを出すが、
大二郎は、これを牽制球で刺す。
3番にレフト線へライナーではじき返されるが、
4番を三振に取り、スリーアウト。


この後、勝田打線が放つ外野への打球は、
ほとんどが、左中間方向への強いライナー性の打球ばかりである。

EJの外野陣は、この早い打球と必死に格闘していた。



2回の裏に大二郎は乱れる。
ユニフォームをかするデッドボール2連発と四球で、
ノーアウト満塁の場面を作ってしまう。

ここで、勝田はスクイズ。
この初球スクイズが簡単にきまる。
さらにゴロを処理した送球がそれ、塁上のランナーが生還し3点を献上!


大技(長打)が得意とも思われがちな勝田クラブだが、
もともと、小技(バント)を絡めて、守備を揺さぶるのが
得意なチームでもある。
(EJも何度となくやられた・・・)


さらに、ノーアウト3塁から相手9番に
センター前にライナーで弾きかえされ1点を取られ、
この回計で4点ビハインド。


相手1番バッターのセイフティーバントが反則打球(ボックス外での打撃)
とされた判定があったのもこの回である。



3回の裏
いきなり、トップバッターにライナーでレフトを越される
エンタイトルツーベースを打たれる。
続くバッターを三振にとった後、センター前へライナーではじき返され、
これがタイムリーとなり1点を追加される。



4回表
やっとEJにチャンスが回ってきた。

トップバッターの大成が四球で出塁すると、3番タケルが2個目のデットボール。
ノーアウトで1,2塁のチャンスを得る。

ここで、勝田の監督は機敏にピッチャーを交代
ピッチャー→ファースト
サード→ピッチャー
ファースト→サード
の△交代(こんな言葉はないと思うが・・・)を挙行。


ちなみに、以前このピッチャー(キャプテン)にもEJはやられている。


打順は、4番尚樹。
尚樹は2球目をレフト横へ持っていった。
これで、ノーアウト満塁である。

(この一打で、EJ応援団は総立ちになった。)
(以降、応援団は試合終了まで立ちっぱなし・・・。)


続く5番拓朗がストレートの四球で押し出し。1点を返す。
なおも、ノーアウト満塁の場面で、6番憲太郎が打席に入る。


2球目。
憲太郎が思いっきり打ちつけた打球は、ピッチャーのグラブ、いや、
右足かもしれない。
これに強く跳ね返り、サード側のファールグランドを転々とする
ラッキーな内野安打となる。

これが、たける、尚樹を帰す2点タイムリーとなる。
これで、この回計3点をGET。


(応援席の盛り上がりは、すでにピーク状態となっている。)


さらに、続く弘樹のショートゴロの間に拓朗が生還し
4-5の1点差に詰め寄った。


さて、ここで、
憲太郎をサードにおいての場面。


8番恵の放った打球はセンター定位置付近への
ややライナー性の当りとなった。


(タッチアップだ!)


これを見た憲太郎は、第二リード付近から引き返し、
タッチアップ!

しかし、センター→セカンド(ショートだったかもしれない)
がナイス中継プレイ!

勝田クラブの内野選手の中継プレーには、
機敏な動きと正確な本塁送球により、
この後もEJは得点の機会を奪われている。




ということで、憲太郎は本塁でアウト!
追加点はならず。

一挙に同点までは至らなかった。

(でも、ながれは、EJにきかけている・・・?)


というより、やっとつかんだ流れを、「必死に守っている。」という様子だ。



少しでもミスをすれば、すぐに大量点となりそうな気配がブンブンする。

4、5、6回と大二郎からマウンドを引き継いだ弘樹は必死に投球している。

しかし、元来、弘樹と勝田クラブは決して相性はよくない。

これまでの試合で、弘樹は2度ノックアウトを
食らっているといってもいいだろう。


しかし、この日は、これをバックが助けている。
(これまでも助けてはいたんだけどネ・・・)


この試合中、毎回、外野へ突き刺さるように飛んでくるライナー性の当りを、
レフト岬が2個、センター裕斗と拓也が二人で4個、ライトのタケルが2個、
それぞれ、アウトにとっている。

このほかに抜かれた打球もあることから、いかに勝田打線が
外野へライナー性の当りを連発していたか想像にかたくない。


EJは4、5、6回と強力勝田打線をぎりぎりで凌いでいる。


6回の表には、エラーと四球で出塁したタケル、尚樹を1、2塁におき、
拓朗が送りバント。
しかし、サードでタケルが封殺。
セカンドに尚樹を置いて、代打で拓也が右中間へ打ち返すが、
本塁へ突っ込む俊足尚樹がまたしても、
ナイス中継プレーで本塁アウトとなる。


いやな流れだが、ここで、相手のエラーで1点をGET
とうとう同点に追いついた。


小柳小学校グランドは、このとき既に夕日が低くオレンジの光を放ち、
ファースト側に陣取ったEJ応援団は手かざしで
グランド内を見つめている父兄もいた。



5-5の同点で迎えた最終回。


7回の表のEJの攻撃が始まった。




続く・・・。





by mino


深夜につきもう寝ます。











グルメ杯準決勝(浜館ジュニア戦)

2007年10月31日 | グルメ杯
10月28日(日)
小柳小学校グランド

前日は、午前中、県営球場のスポルトカップで黒石東に逆転負け。
午後のサンドームでは、グルメ杯2回戦を
T・T GUTSに7-0の完封勝ち。

何れの試合も勝ち負けはあれど、好ゲームだった。



さて、グルメ杯・・・。

丁度、1年程前に浜館Jと決勝戦を戦い、
逆転サヨナラ勝ちという感動の最終ゲームを
EJ7期生は見せてくれた。


その同じチームとの準決勝。


負ければ終わりのトーナメント。
負ければそこでEJでの野球も終了。
6年生には、おそらく小学校最後の試合・・・。



しかも、前日のミーティングで、監督は、


「浜館Jの葛西監督が、昨年の雪辱に燃えている。」

と選手達に伝えていた。


「ここで盛り上がらなければ、どこで盛り上がる?!」
といったシチュエーションだ。






日は差しているものの、日陰は結構寒い。

三塁側ベンチにEJは陣取った。
父兄がレフト線に引かれたボールデットラインと
平行に椅子を並べ観戦の準備を整え、
今か今かと試合開始を待っている。


EJは先攻。

丁度、9時にプレーボールとなった。


初回の攻撃でEJは3点を先制する幸先の良い出だし。
さらに2回、3回で1点ずつを加点し、
4-0で有利に試合を進める。

一方的な、楽な試合展開になるような気持ちが少し出た。

しかし、浜館Jはそれを許さなかった。


3回の裏に3点、4回の裏に1点を返され、1点差。

完全に流れは浜館Jに向いた。

ここまで好投の先発の淳々も完全に捕まったという状態。
相手ピッチャーは4回の表から交代し、
4回表、5回表と完全にEJ打線を抑えている。


「1点リードのまま、負われるのが一番辛い展開なんだよな。」
これは、前日の黒石東戦でのRYO太郎のお父さんの呟きである。


EJの追加点は、なかなか取れそうにない雰囲気だ。


5-4で迎えた5回の裏

山本監督は大二郎をマウンドに送った。


しかし、いきなりトップバッターに出塁を許し、
三塁への進塁を許す。

ノーアウト3塁・・・。

どうやっても1点は入る場面。

ここで、相手の次打者は、セカンドへ強いゴロ放つ。
セカンドは、前の回途中から入った康平。
上手く回り込んだが、サードランナーが目に入ってか、
一瞬、このゴロをファンブル。
直ぐさま捕球し直してファーストへ送球した。


この間、サードランナーは本塁突入を一瞬躊躇。
第2リード付近から、
康平がファーストへ送球するのを見てからホームへ突っ込んだ。


ファースト拓朗は、一塁塁審がアウトのコールをするしないを
気にすることなく(判定はアウト)冷静にキャプテン大成に対し、
独特のサイドスローからストライクの送球を送った。

ホームタッチプレー!
主審は大きくアウトのコール!


4-3-2のダブルプレーである。


ノーアウト3塁が一瞬にして、
ツーアウトランナーなしに変わった。


実は、拓朗は4年生の冬の体育館での練習で、
繰り返し、この練習をしたことがある。


一度、同じような場面で、ファースト塁審の判定を気にして、
本塁への送球が遅れ、サードランナーの生還を許した失敗がある。
このプレーへの反省から、体育館内では、繰り返し、
ランナーや審判の判定に躊躇することなくホームへ送球する
練習をしていた。
(この場面で、その練習風景を思い出しました。)


さて、次打者である。
このバッターもセンター前へ抜けようかという当たりを飛ばす。
セカンド康平の右に強いゴロが転がった。

観戦者全員が「抜けたか?」と思ったその瞬間、

康平が思いっきり差し出した逆シングルのグラブに
ボールはスパッと収まり、康平は振り向きざま右足を
グッと踏ん張ってファーストへ送球、
ギリギリでアウトをとる。

ファインプレーである。


「いいゾ康平、いいゾ康平!」
チャ・チャ・チャ

の応援が三塁側で大きく響いた。


流れが相手側にいっている厳しい場面。

5回の裏にリリーフに立った大二郎は、
からくもノーアウト三塁のピンチを凌いだ。


(よし!このプレーで流れはこっちに向いた。)


と思ったその時・・・。


審判がゲーム終了をコール!


(エッ?)

と、EJ応援団があっけにとられた後、

よく考えてみれば勝利の確定に

「ワー!」と歓声が沸き起こった。


時刻は10:20


試合時間は、一時間20分を越えて新しいイニングに入らない。

というグルメ杯の大会ルールをその時初めて知った。


浜館Jの応援団も「エッなんで?もう終わり?」
といった表情をしていた。




「初回の3点にやられた・・・。」

浜館Jの葛西監督が試合後、山本監督に語った言葉だそうだ。


双方、まだまだこれからという試合展開!
できれば、7回まで試合をやらしてあげたかった・・・。

(7回までいけば負けたかもしれないけど・・・)


グルメ杯・・・。

もう一つの準決勝の試合は、EJ選手が小高い山で見守る中
勝田クラブが三内西を破った。
途中、2回の裏には、四球がらみで2-3と逆転を許した場面があったが、
三内西の反撃はそれまで。
勝田Cは、その後も2点、1点と加点。
終わってみれば、危なげない勝ちっぷりと言って良いだろう。



決勝は常勝「勝田クラブ」との戦い。
おそらく、ここ最近は10連勝くらいはしているのではないか。

EJは勝田クラブに対し、ここ最近2連敗中!


私が思うに、
今の勝田クラブは、おそらく市内NO1チームだろう。

間違いない。


波に乗ったEJがどこまで食い下がるか?


それとも、劇的なドラマが待っているのか・・・。

試合開始は午後2時からと伝えられた。


選手達は、空いた時間を緊張の面持ちで・・・。
とも思えないはしゃぎブリ・・・。


(野球をやっていると大人に見えるけど、まだ、子どもなんだよネ。)




「結果を知りながら、随分思わせぶりに書くじゃないか!」
との、批判は甘んじて受けます。


続く・・・。




by mino


  浜館ジュニア|0|0|3|1|0|| 4
イーストジュニア|3|1|1|0|0|| 5






スコア、プレー記述の誤りがありましたら、コメントをください。
匿名で結構です。

実は、土曜日は酷い二日酔いで試合の詳細は覚えていません。
また、日曜日の試合についても、結構、見入ってしまい。
あまり、覚えていないのです。

スミマセンがよろしく!



グルメ杯2回戦(T・T GUTS戦)

2007年10月30日 | グルメ杯
10月27日(土曜日)
14:00から
サンドーム



   T・T GUTS|0|0|0|0|0|| 0
イーストジュニア|3|2|1|1|0|| 7


ほぼ、完璧な試合。

打ちも打ったり!
守りも守ったり!


チームが勢いに乗った。
全員が各々の役割をきちんとこなした。

こりゃ!

ヒョッとすればヒョッとする。




次の日は、浜館ジュニアとの準決勝!
そして、それに勝利すれば、
三内西と勝田クラブの勝者と決勝を戦う。



天気予報もGOOD!


試合後、山本監督から、

浜館Jの葛西監督から、
「この試合に勝って、準決勝に上がってこい!」
「昨年の借りを必ず返す!」
と、昨夜、携帯が入ったとの報告が・・・。


こっちだって負けられない。

最後の最後。


EJ8期生もドラマティックに感動させてくれる。






続く・・・。




by mino

グルメ杯一回戦(八重田クラブ戦)

2007年10月13日 | グルメ杯
10月13日(土)
風が強く肌寒い中、グルメ杯の一回戦が行われる。
午後1時に集合。
父兄が外野ネットの支柱を地面に打ちつけ、
30分程で外野70mフェンスを張り終える。

対戦相手は「八重田クラブ」。
初対戦だが、先の東部リーグではまなすHを4-0で完封したとの情報あり。
油断すると、やられるぞー!


  八重田クラブ|0|0|0|0|0|1|0 || 1
イーストジュニア|2|0|0|0|2|0|× || 4


やったー!
久々の勝利!

試合内容もしまった好ゲーム!
木曜日の夜間練習も選手のみんなのモチベーションが上がっていたので、
「いける!」とは思っていたけど、
ここ最近の試合ではあまり見られなかったナイスゲームでした。

私の記憶に間違いがなければ(結構、間違っていますが・・・)
実に、9月2日の自得ブルドックス戦以来の勝利のはず。

約1ヶ月以上、勝っていないことになる。


1番センター佑斗→ショート
2番ライト康平→センター→ライト
3番ピッチャー尚樹→サード
4番キャッチャー大成
5番ファースト拓朗
6番レフト岬→PH良太→健太郎7
7番ショート憲太郎→淳也1
8番セカンド厚輔→PHタケル→恵4
9番サード弘樹→ライト→拓也8



先発は尚樹。
傍目に見て球が走っている。
(調子がよさそうだ。)とは、私の横にいた濱中会長の言葉。
この言葉通り、尚樹は無四球で試合を有利に運ぶ。

一回の裏
2番康平が右中間へ運びヒットで出塁。
ツーアウトから4番大成が左中間を破るツーベースで2,3塁のチャンス。
ここで、打席はここ数試合好調の5番拓朗。
拓朗は強く高い当りをサードへ打ち付ける。これが相手サードのグラブをはじき、
一挙に、康平、大成が生還し2点タイムリーとなる。

EJ2点を先行。


3回の裏
トップバッターの祐斗がレフトの頭を越す2塁打で出塁。
送りバント失敗など後続が続かず佑斗はサードベースで残塁。

ちょっといやな雰囲気がした。

これまでのEJは、こういった流れの中で守りに入り、
フォアボールを皮切りに、大量失点!という場面を何度も見てきた。

しかし、この試合は違った。

センター佑斗の
逆風下、前のめりになりながらのランニングキャッチ、

ライト康平の
ライナーをショートバンド処理してのライトゴロ

外野守備が悪い流れを断ち切っている。


(流れを相手ベンチへやらない。)
そんな意識があったかどうかは知らないが、
そんな風に思えるような積極的な守備が目立った。

(この積極的守備が、イーストの野球なんだろうな・・・。)

4回の裏
ワンアウトから、岬がセンター前へクリーンヒット。
さらに、キャッチャーがわずかにボールをこぼしたのを見逃さず、
セカンドへ盗塁。
続く憲太郎もレフト前へはじき返す。
これでノーアウト1、3塁。
さらに憲太郎は初球盗塁で2、3塁の場面。

山本監督は、それまで外野ネット後方で素振りを指示していたタケルを
メガホンで呼んだ。

ワンアウト2、3塁でピンチヒッタータケル!

タケルは外角寄りの投球にうまく合わせたが、
打球はショートライナーとなり、
飛び出したサードランナー岬が帰りきれず、ゲッツー!

(んー、残念!しかし、結果が伴わなかっただけ。)

チャンスを造りながらも得点できないイニングが続いたが、
やはり守備が、流れをくいとめている。


5回の裏
佑斗がセンター前へヒット。さらに、足を活かしてセカンドへ盗塁。
ここで尚樹がレフトオーバーのタイムリースリーベース。
あわや、ランニングホームランというくらいの大きな当りと、
速いベースランニングだった。

待望の追加点をGET

この後さらに、相手ショートの守備エラーで尚樹が生還し、
この回2点を得る。


6回の表

尚樹がフォアボールを続けたところで
ピッチャーを淳也に交代

この回に1点を献上!

しかし、淳也は最終回をピシャリと抑えて、ゲームセット!



いやー久々に勝ちました。

一回戦を突破しただけなのに、試合終了と同時に、
おもわず隣の濱中さんと握手を交わしてしまいました。



八重田クラブも攻守にバランスの良いチームだった。



ひょっとして、ヒョットして、波に乗ったのでは・・・?


次は、はまなすHとT・T・GUTSの勝者との対戦。

これに勝ってベスト8!とのこと。


ところで、グルメ杯の組み合わせ表、
知ってる人いますかー?






by mino


今日は、「ブルエン最後の聖戦」


メガスターズとの戦いは銀河を感じさせるなー!!


ICTフェスタでアリーナに来ているプラネタリウムの名前は、
メガスターなんだよね・・・。