EAST JUNIOR FAN CLUB

青森市内の学童軟式野球クラブチーム「イースト・ジュニア」を応援するブログです。

学童大会(佃クラブ戦)

2009年04月30日 | 学童大会
最高の舞台で、最高の天気に恵まれ、そして最高の相手と戦った。


4月29日(水)


9:00に合浦公園の市営球場に集合。

桜は、満開。
気温は10度を超えている。
少し風があるようだ。


この日は、学童大会第二試合で秋のスポ少東北大会出場の佃クラブと
学童1回戦を戦う。


クラブチームとしては、T・T GUTSと協会杯で対戦している。
サンドームでは、3、4、5番のクリーンアップに
甘い球をことごとくレフト後方に運ばれた。
(結果は14-9でEJの負け)


EJも3月、4月に、屋内での練習を随分積み重ねた。

(試合は作れる。)

どこまでくい下がれるか・・・。
いや、接戦にもつれ込めば、勝機はあると思うが・・・。



EJオーダー

1番 キャッチャー康太
2番 セカンド健人
3番 ファーストタケル→1
4番 ピッチャーレオ→3
5番 ショート遼太郎
6番 サード一磨
7番 ライト和也
8番 レフト海
9番 センター拓郎



EJはジャンケンに勝って後攻。

開会式の大会初日の日程が雨により順延となったことから、
この日は朝から6試合を消化する日程となっていた。

試合開始前の打ち合わせで、
試合時間は1時間半とすることが大会関係者から
両チーム監督に告げられていた。


先発はレオ。

佃クラブの応援は太鼓を使い迫力がある。
特に、自チーム攻撃時には結構な盛り上がりだ。

プレイの瞬間から、太鼓が鳴る中、
守備に付くEJ選手が緊張しない・・・、わけがない。




10:30きっかりにプレイボール!





1回の表
トップバッターをショートフライ。
ショートフライというが、
サードとショートがお見合いしてのショートフライ。
(緊張している・・・。)

続くバッターに死球。

3番バッターの打った当たりはセンターオーバーかと思いきや、
向かい風に押し戻されて、センターフライ。
4年生拓郎が手を上げてオーライポーズをしていたが、
グラブにボールが入る瞬間まで、応援席全員が固唾を呑んでいた。

セカンドランナーがタッチアップで、ツーアウト三塁。

いわゆる「ツーサンOK!」という場面だ。
(ツーアウト三塁はOK!:特に相手方に作戦はないから気にするなの意味。)

しかし、相手4番にしっかりと左中間を抜かれて1点を奪われる。





1回の裏
トップの康太は抜いたボールに釣られてショートゴロ。
健人はピッチャーゴロ。
3番タケルがセカンド内野安打で出塁し2盗をきめるが、
レオサードゴロで無得点。




2回の表
トップを内野ゴロエラーで出塁を許す。
2盗後、7番バッターにタイムリーツーベースを浴びる。
このバッターランナーがサードへ向かったのを見て、
キャッチャーから一磨へ送球、タッチアウトに取る。

タイムリーを浴びたが、ランナーをアウトに取り、
「まあ、しかたないか。」と思っていたら、
次のバッターを再び内野ゴロからファーストへの送球ミスで出塁をゆるす。

相手9番バッターをサードゴロに仕留め、ランナーはサードに進むが、
ここも「ツーサンOK」の場面。

しかし、ここでも内野ゴロタイムリーエラーでこのランナーの生還を許す。

さらに、ランナー2盗で2番バッターに右中間へタイムリーヒットを浴びる。
都合、この回3点を取られる。




2回の裏
遼太郎ライトフライ。
一磨がレフト前にクリーンヒット。
しかし、海がピッチャーフライ、和也が三振で無得点。




3回の表
外野フライをエラーで、トップバッターの出塁をまたも許す。
このランナーは3塁まで進むが、
続くバッターを三振、ピッチャーフライに討ち取り、

「ツーアウト三塁」・・・ツーサンOK

しかし、相手7番に前打席に続いて、
タイムリーヒットを再度レフトに打たれ1点を取られる。





3回の裏
学童初打席の拓郎は初球から積極的に打っていくが、ライトフライ。
トップに帰って康太の当たりは、いい当たりだったがサードライナー。
健人が四球を選びタケルにつなぐが、タケルはライトファールフライ。

(「流れ」が来る気配がまったくない・・・。)
(毎回、ランナーは出ていることが救いか・・・。)




4回の表
この回からピッチャーマウンドをタケルに託す。
トップバッターをショートゴロ。
次打者をファーストゴロ。
三人目を三振に討ち取る。

(初めて、3人で攻撃を切る。)
(こういうイニングの後は、必ず「流れ」が来る。と私は確信していた。←ホントです。)




4回の裏
トップのレオが三遊間をゴロで破るヒットで出塁。
続く遼太郎はピッチャー横へのセイフティバント内野安打。
セカンドを回ったレオがサードまでも狙ったが、
少々無謀で二、三塁間に挟まれる。

結果、セカンドベースにレオがランナーとして残る。
(遼太郎は、セカンドベース上でタッチアウトでワンアウト2塁。)

ランナーをセカンドに背負って、相手ピッチャーが崩れる。

一磨へ死球、海へ四球。
この間、パスボールでレオが生還、さらに、パスボールで一磨も生還する。

(6-2となる。)

8番和也も四球で出塁。9番拓郎は死球で出塁。
ワンアウト満塁でトップの康太に回る。

康太の打ちつけた当たりはショート内野安打となって、海が生還。
この時に、セカンドからホームを和也は狙うが、
少々無理で本塁タッチアウト。

(6-3)

3点を返してツーアウト1塁、ここから健人が四球を選びツーアウト1、2塁の場面をタケルに渡すが、タケルサードフライでチェンジ。

(6-3、まだまだわからない。)
(このまま、流れを相手に渡さなければ、逆転だってある。)





5回の表
相手3番バッターからの攻撃。
3番バッターをファーストフライ。
4番バッターをピッチャーゴロで、ツーアウトを簡単に取る。
5番バッターにはセンターオーバーの2塁打を浴びる。

続くバッターはサードゴロ。
サードゴロを捌いた一磨の送球をファーストレオがキャッチしたが、
足がベースから離れたということでセーフの判定。
2塁からホームへ進むランナーを見て、
レオはバックホームするが、このボールが逸れて1点を献上!!



(流れがこちらに来ていただけに痛い失点)




5回の裏
レオ、センターフライ。
遼太郎、セカンドフライでツーアウト。
一磨は四球を選び出塁。続く海は、高いバウンドでピッチャーがこれをエラー。
しかし、一磨が3塁方向を狙ったか、あるいはオーバーランしたところを仕留められタッチアウトでチェンジ。




6回の表
トップバッターのゴロをファーストレオがキャッチ、
カバーに入った健人へトスするが、ポロリとグラブから落ちて
出塁を許す。
しかし、続くバッターをショートライナー、セカンドゴロ、
レフトライナーに仕留め、テンポよく6回の裏の攻撃に移る。

(点差は3点・・・)




6回の裏
トップの和也が左中間を破る2塁打で出塁。
拓郎のセカンドゴロの間に、和也は3塁へ進む。
トップの康太の当たりは、やや高いバウンドのピッチャーゴロ。
これをエラーで和也が生還。

(6-4)

続く、健人は四球でタケルに繋ぐ。
この日の健人は、4打席で3四球を選んで、とことんタケルに繋いだ。

点差は2点。
ランナーは進んで、2、3塁となっている。

(ここで打たなきゃ、どこで打つ!)

カウントツーワンからの4球目をタケルは逆らわずに弾き返す。
右中間を破る、同点の2点タイムリーツーベースだ。


応援席は総立ち!

塁上にいた康太と健人がホームへ帰る。

6回の裏にとうとう追いついた。


(いいぞ!タケル!の大合唱が響く。)


(6-6)


時刻は、12:00を回っている。

ワンアウト2塁。
このランナーが帰ればサヨナラ。

続くレオのあたりはセカンドフライ。
しかし、セカンドがエラー。
タケルはセカンドに残り、レオが出塁。


ワンアウト1、2塁。


5番遼太郎の当たりはセカンドゴロで、ランナーがそれぞれ進み
ツーアウト2、3塁。

バッターは6番の一磨。

この時点で、本人もスタンドもわからなかったかもしれないが、
ここで1本出ればサヨナラの最高の場面。

しかし、一磨はカウントツーツーからファールで粘るが、
結果は三振で同点のまま6回の裏を終えた。






球場内に放送がかかった。


「両チームの監督は、放送席付近までお集まりください。」


試合は一時中断となった。



中断の理由は、すぐに明らかとなる。


佃クラブベンチから3人の選手が各塁上に立った。

「特別延長か・・・。」

ふと、バックネットのオーダーを見ると
佃クラブの次のバッターは3番からの打順となっている。

(ノーアウト満塁でクリーンナップか、こりゃまいった!)





     佃クラブ|1|3|1|0|1|0||6|| 11 
イーストジュニア|0|0|0|3|0|3||2|| 8 







6回を終了し、6-6の同点。

1時間半を経過していたため、
特別延長ルール(ノーアウト満塁から双方攻撃)で、7回の表裏を戦う。


ということは、


(6回の裏の攻撃で、もう1点を取っていればサヨナラ・・・。)
(いや、あの1点をやっていなければサヨナラだった・・・。)
(3回の攻撃でもう1点・・・。)
(いや、いや、あそこの走塁が・・・。)


様々な、感想はあるだろうが、
最後は康太のセンターライナーでゲームセット。


やはり、佃のクリーンナップを初めとした各選手のバッティング、
攻撃力はEJを上回っていた。







いい試合だった。
前半の得点差を考えれば、よく追いついた。


特別延長の場面でも最後まで諦めずに攻撃をした。
あの場面で、センターへ抜ける当たりを放った工藤海もすばらしかった。


みんな、頑張った!!



しかし、7回の表の3、4,5番の三連打と
その後の内野守備の乱れからの失点を取り返すことはできなかった。



(学童大会終了・・・)




試合後のミーティングでは、円陣を組む選手がみんな泣いていた。
涙で声を詰まらせ、いつもの

「イーストFIGHT!」の掛け声ができないほど・・・。



(少し、もらい泣きしてしまった。)





佃小クラブの皆さん!!

我々の分も勝ち進んでください。









さて、いつまでも落ち込んでいる暇はない。

試合終了後の花見をもって、イーストの学童大会は無事終了。



10期生は、2度と学童大会に出ることはできないが、
これもまた、人生の一里塚。




佃クラブ戦は、
勿論、ナイスゲームだったが、ミスが多かったことは事実。


もし・・・、

スポ少も本気モードで臨むなら、

いち早く、モードを切り替えて、
今回の試合結果から学んだEJの弱点を
克服する練習が必要と思うがどうだろうか。




サンドーム大会終了から、グランドでの練習は3日。


内野守備はともかく、
外野を守る選手のためにも、


回りこんでゴロを捌くの外野守備練習や
外野フライの練習をさせてあげたいなあ

と思うのですが・・・。










5月16日からスポ少の青森市内の予選会は始まる。

監督会議(選手登録)は5月12日だとか・・・。




By mino




ゴールデンウィークは、どう過ごしたらいいものか・・・。

ブログも、しばらく休もうかな。

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2 コメント

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仙台サポーター (あやこまま)
2009-05-03 22:57:15
EJの涙あり、笑アリ(?)の様子を楽しく読ませて頂きました。EJを遠く仙台より応援しています。東北大会は仙台でしょうか?仙台で試合が行われる際は必ず応援に行きたいです!
このページ製作者の愛溢れるブログに、EJの子供たちが我が子のようにかわゆく、もどかしく感じてしまいます。今後も子供たちの活躍と、ブログ更新を楽しみにしています!

最後に**レオ-!!必ず勝ち進め-!!**
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Unknown (mino)
2009-05-04 02:29:43
遠く仙台からの応援ありがとうございます。
スポ少の東北大会は北東北3県で行われます。
今年は岩手かな・・・?
もし、青森に試合を観戦に来ることがあれば、今度は是非、一声かけてください。
できるだけ、更新するように頑張ります。
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