goo blog サービス終了のお知らせ 

新しい時間(とき)を刻むために…

つくばエクスプレス沿線の茨城から 憧れの東京と郷土の茨城を満喫する生活を目指します

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

2013年05月29日 | 舞台観賞

ひさしぶりの帝国劇場での観劇。

このレ・ミゼラブルは何度も再演を繰り返してる不朽の名作だが、何度見ても新鮮な感動を覚える。

それが、これまでのオリジナル版から今回‘新演出版’へと生まれ変わった。

どんなふうに変わったのだろうと期待をこめて鑑賞したが、観終わるとまったく新しい作品を観たような大きな感動に包まれた。

場面転換があるたびに、こんな見せ方があったのか、こんな表現ができるのかと驚くばかり。

映画の平面ではない舞台という3次元の世界を最大限に活かした演出はまさに「新生」と言っていいだろう。

劇中歌の1つでファンテーヌが歌う「夢やぶれて」は外国のオーデション番組でスーザン・ボイルがこの曲を歌ったことから一躍脚光を浴びたが、最近では昨年、歌手復帰した華原朋美がカバーしたことで再び耳にする機会があった。

この「夢やぶれて」に限らず、その他にも全編を通してすばらしい曲がたくさんある。

演じるキャストそれぞれが真摯に役と向き合って奏でるセリフと歌声のアンサンブルはまさにミュージカルの神髄を極めてると言っていい。

キャストも続々と新しい演じ者が現れているのが、個人的にはエポニーヌ役に平野綾ちゃん、ガブロージュ役に加藤精史郎くんの名があることに驚いている。

どんどん若返っていくキャスト陣を目の当たりにして、時の流れというものを感じずにはいられなかった。 

存じ上げてないそのほかの役者さんも、昔からの役者さんもすばらしい名演でした。

これからも見続けたい大好きな作品です。


ミュージカル『ウィキッド』

2009年08月10日 | 舞台観賞

先週末に劇団四季のミュージカル『ウィキィド』を観てきました。
この作品を最初に観たいと思ったのは確か2年前。
いつでも観に行けると思って気がつけば来月が千秋楽とわかり、慌ててチケットを確保しました。
テンポの良い場面転換。わかりやすいストーリー展開。キャスト全員がそれぞれの役に沿って十二分に実力を発揮している。
さすがは四季のお芝居はエンターティメントとして完璧なものを提供していると感嘆した。
また、劇団として各観客席の値段をそれぞれ値下げを断行して話題を呼んだが、観劇には費用的に二の足を踏んでる自分にとっては嬉しい出来事だった。
ちなみに最前の席でも1万円以下でした。
今どき値下げなんてスーパーや家電量販店などで盛んに行ってて珍しくないけど、劇団がそれをやるというのは珍しいんじゃないかな。
こうゆう時代でも人々の生活に芸術を触れてもらう場を提供しようという四季の心意気を感じましたね。


宝塚が観たい!

2009年05月07日 | 舞台観賞

火曜日の夜に放送された「キミハブレイク」という番組で宝塚の特集を観た。

舞台は年に1、2回くらいしか行く機会がないんだけど、それでもお芝居を観たりするのは好きだったりする。

しかし宝塚は興味はあっても男一人で観るには少し敷居が高い感じがしていまだに足を運んで観賞したことがなかった。

だから初めて知る宝塚の世界のガイド的な番組内容にすごく興味深く観ることができた。

人気の秘密をざっと挙げると、女性だけの世界、厳しい上下関係やレッスン、男役、トップスターといったところだけど、男役のトップスターが世の女性の憧れ像を体現しているというはなんとなくわかる。

コスプレでも男装をした人たちがいるけど、近いものがあるのかなと想像できるし。

それにしても男役のトップスターが劇場に出入りする花道を大勢のファンが取り囲みながらも、静かに見送る光景はすごいなって思った。

1つの舞台に向かって一致団結して作り上げる姿はディズニーの世界に共通するところがあるような気がした。

夢や希望を与える世界には極め細やかでハイレベルなサービスが常に求められる。

それが観る者を惹きつけてやまない大きな理由だとわかった。

番組を観た後にすごく感動してしまってぜひとも舞台を観たくなった。

たぶん男の自分でも一度観たら一発で虜になるだろう。


ミュージカル 『レ・ミゼラブル』

2007年08月08日 | 舞台観賞

この『レ・ミゼラブル』は20年にも及ぶロングランのヒット作でいつかは観たいと思ってたお芝居でしたが、今月の千秋楽を前にしてようやく足を運ぶことができました。

観劇といえばここ数年は映画ばかりで東京まで足を運んで舞台を観るのはほんとに久しぶりなんだけど、じつは映画と同じくらいお芝居を観るのも好きなんです。

ちょっと感慨深くてこの帝国劇場を最初に訪れたのは1993年に上演された『ミス・サイゴン』以来の14年ぶりでしたが、どこにあったか場所を忘れて思わず帝国ホテルへ行ったしまったくらいほんとに久しぶりでした。笑

ミュージカルというのは全篇を通して人のセリフを音楽に乗せて進めていくという独特の表現方法ですが、これが普通のお芝居とはまた違ってほんとに面白いんですね。

音楽のリズムに乗せて言葉を発しているのがまるで歌ってるようで、そこには完全に非日常的な世界があるわけです。

お芝居に興味のない人には笑えるというような言い方もできますが、自分には楽しいという感じ方がぴったりハマリます。 

そこには人を引き込ませる魅力がありますね。