話題の映画 『美女と野獣』を観てきました。
今まで観た劇団四季の数ある作品のなかで1番好きな作品は?と問われたら、『美女と野獣』を真っ先に挙げるくらい、この作品には思い入れがあります。
それだけに正直、この作品の映像化には不安もあったんだけど、観終わってみると不満な部分など1つもないすばらしい作品に仕上がってたことに安心しました。
良かった最大の要因はミュージカル仕立てにしたことに尽きますね。
やっぱりこの作品はミュージカルが合ってるなぁと思ったし、だからこそ物語のすべてのキャラクターが活き活きとして観えたと思います。
聡明で心優しい主人公のベルを演じたのは、ハリーポッターでお馴染みのエマ・ワトソンでしたが、まさにこの役にぴったりでした。
今回は日本語の吹き替え版で観賞しましたが、日本のミュージカル界ではおなじみの役者さんで固めてくれたのが嬉しかった。
ベル役を演じた昆夏美さんは、この役にぴったりでオリジナルに引けを取らない歌唱力で、野獣を演じた山崎郁三郎との美しいハーモニーを奏でていました。
それにしても、この作品でも最新のVFX技術が発揮されてて、どこまでがセットでどこから合成なのかってわからないくらい映像には目を見張るものがありました。
オオカミだった生きてるように見えたし、野獣や魔法で姿を変えられてしまった執事たちも本物の生き物のように見えました。
ほんとに映像美も素晴らしかったです。
話は変わりますが、東京のディズニーランドにこの『美女と野獣』のアトラクションが計画されたようですね。
どんなアトラクションになるのか、今から完成が楽しみです。
仕事の影響で、昨年末からずっと多忙の日々が続いておりました。
年が明けてようやく仕事も一区切りついて少しだけ出かけられる余裕が出てきたので、息抜きを兼ねて映画館へ。
早く観たくて仕方がなかった『スターウォーズ』を観てきました。
旧3部作からのファンだったので、この新作も楽しみにしていました。
最新作では新たな女性を主人公にしてましたが、ハンソロやレイア姫などの懐かしのキャラも登場したのはよかった!
映像のほうも最新のCG技術をふんだんに駆使されていましたが、すべてが本物のように迫力があってスターウォーズの世界観を広げてましたね。
今回、映画を観た場所はイオンモールつくばの中にあるUSシネマつくば。
みらい平からだと車でのアクセスが少し不便なところですが、県内でいち早く話題の観賞システム「4DX」を取り入れたということで選びました。
4DXの印象は例えて言うなら、ディズニーのアトラクションのようなものかな。
座席が映像に合わせて振動や風圧、水しぶき、においといった演出が体感でき、臨場感を高めている。
個人的にはすごく楽しめたけど、落ち着いて観たいという人には少し向かないかもしれないですね。
ここのところ特撮ヒーローをパロディ化したような内容の映画が目立ってる印象をあるんですが、この作品もその傾向を表わしているのかなと思いました。
物語の舞台は架空の撮影所で、架空のヒーロー番組を制作しているスタッフ、その中でもスーツアクターと呼ばれるいわば裏方の職業にスポットを当てたもの。
あくまでフィクションの世界ではあるけれど、どう見ても撮影所はおなじみの東映さんだし、ヒーロー番組は戦隊モノを連想してしまうので、これはJACさんの活躍を描いてるのかなって錯覚してしまう。笑
おまけに主演の務める唐沢寿明は俳優としてブレイクする以前は実際にスーツアクターをしていたという経歴をお持ちで、ライダーマンを演じてたというのは特撮ファンの間では有名な話。
そして、もう一人の福士蒼汰くんはご存じ平成仮面ライダーシリーズで主役の仮面ライダーフォーゼを演じて大ブレイク。
随所にアクションシーンが盛り込まれていたけど、クライマックスでの炎の中での対決で忍者100人斬りの殺陣は圧巻で見ごたえがあった。
観終わったときには、静かな感動がこみあげてきました。
ふだん知ることのないスーツアクターの努力や苦労に向き合うひたむきな生き様、プロフェッショナルとしての仕事への情熱そういったもの舞台裏を通して垣間見れたような、そんな至極のエンターテイメントでした。
時代劇ながら、なにかの必殺技のような映画のタイトルに興味を惹きつけられました。(笑)
参勤交代という日本史で習った江戸時代の制度を題材にしたエンターティメント作品だという感想でした。
福島の弱小の貧乏藩がお上から通常は8日もかかる日数を「5日以内で江戸へ参勤せよ!」と無理難題を押し付けられ、お殿様をはじめご家来衆がこれを実現すべくかかんに挑戦していくといった内容でした。
この命令には藩のお取り潰しを狙う老中の企みが絡んでいるのだが、奇想天外な作戦で実行していくお殿様たちのひたむきな姿と、終盤には老中を追い込む痛快ぶりがすごく面白かった。
最初から最後までテンポの良い展開で飽きることなく観られました。