旧宮家の賀陽家(かやけ)には男子が2人。
長男は佳子様より1歳か2歳歳下で現在未婚。
平成24年(2012年)1月の段階で、東久邇家の30代の男子が未婚であった。
三笠宮家の彬子様のお相手となる為に未だ未婚である可能性がある。
なぜなら、三笠宮家と東久邇家が縁組すれば、互いに足りないものを補い合い、悠仁様を支える重要な皇族になれるからだ。
三笠宮家には無い天皇陛下との血縁の近さが東久邇家にはある。
しかし東久邇家には皇族という身分が無い。
未婚だった東久邇家の男子は上皇陛下の長姉の孫。
天皇陛下にとっては従兄弟の子供。
彬子様が婿に取れば、天皇ご一家と三笠宮家との血縁関係はまた近くなる。
そして男子が誕生すれば上皇陛下の長姉のひ孫、昭和天皇の直系。
三笠宮家の彬子様と妹の瑤子様、従妹にあたる高円宮家の承子様の3人は、天皇陛下と秋篠宮殿下のまたいとこ。
6親等である。
親族の範囲は6親等までと決まっており、悠仁様にとって3人は親族にあたらない。
彬子様がせっかく天皇の血をひく旧宮家男子を婿に迎え男子を産んだとしても、天皇陛下にとって7親等、悠仁様にとって8親等の男子では血が遠すぎて皇位継承者とは認められない。
三笠宮家が存続するには遠くなった天皇ご一家との血縁関係を近づける必要がある。
東久邇家は明治天皇の皇女が嫁いだ宮家だったが、皇女の孫に昭和天皇の皇女が嫁いだ。
つまりはとこ同士の結婚である。
ただ明治天皇の皇女は大正天皇の異母妹なので近すぎる事にはならない。
明治以降に2人の皇女が嫁ぎ天皇ご一家に血縁が最も近い旧宮家という事で男系男子派からは皇籍復帰の最有力候補に挙げられている。
昭和天皇の皇女は3人の男子を産み、
その3人の男子それぞれに男子と男孫が居る
男孫は悠仁様と同世代
という事も、男系男子派が東久邇家の皇籍復帰を期待する理由でもある。
しかし、
旧宮家は戦後に皇籍を離脱し一般人となって久しい。
一般人として生まれ育った人達を皇位継承者と認める事は出来ない。
ただ、女子皇族に婿入りして皇族となるのであれば、雅子様や紀子様と同じである。
しかも天皇の血筋、男系男子であるから誕生した男子は天皇の男系男子である。
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