中国研修生活 

会社の研修で、鎮江市を拠点に中国で1ヶ月間滞在することになりました。

11/25 (2)出会い

2011年11月25日 | 桂林
このツアーで日本人のバックパッカー2人に出会った。

1人は75才の大阪出身の男性で、3ヶ月かけて中国を1人旅している。
日本では不動産のオーナーらしく、中国以外にも色々な国を1人旅していると言っていた。
大阪から3日かけて船で上海に上陸し、鉄道でウルムチ、トルファン、カジュアルへと旅し、その後は西アジアに抜ける予定だったが、
ビザがおりなかったので中国内を南下してきたという。
桂林の後はベトナムに抜けるらしい。

年は75才だが、かなりタフだ。
しかし、中国語だけではなく英語も全く話せない。
船上でツアーガイドにオプションツアーがあるけれど申し込まないかと聞かれてていて、「俺は日本語しかしゃべれない」とはっきり日本語で答え、
ガイドが困っている光景を見て、私が通訳とまでは言えないが、2人の間に入ってあげたことが知り合うきっかけだった。


もう1人は62才の栃木県出身の女性で、同じように中国を1人旅している。
3人の子供がいるが、すでに3人とも社会人になり手が離れたから自由に旅をしてるのだという。
片足の具合が悪いので常に杖を持って歩いているが、それでも数ヶ月間1人旅をしている。

75才の男性と62才の女性は、ドミトリーで知り合ったらしい。
2人とも飛行機を使わず、鉄道(しかも硬座)や夜行バスで移動し、宿は数人が共同で寝泊まりするドミトリーを利用している。


バックパッカーは、もっと若い人をイメージしていた。
20代くらいの人が、世間から離れて1人でじっくり人生を考えながら1人旅をするものかと思っていたが、
まさか75才と62才のバックパッカーと出会い、本当にびっくりした。2人もたくましすぎる。

ただ、75才の男性が、「旅してると日本にいるときの嫌なことが忘れられて良いんだよ」とぼやいていてのが印象的なだった。
人生奥深いってことなのかなぁ?

最新の画像もっと見る