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新型コロナウイルスに応答する亜鉛及び『イオノフェア』について・其の4

2020-04-05 13:24:10 | 日記

そこで、このクロロキンに代わる亜鉛イオノフォアがなにか無いか?と探してみたところ、

「ケルセチン」緑茶の成分である「エピガロカテキン」その役割をはたすと、

スペイン大学が2014年に発見していました。これが今回の一連の流れのようですね。

 

ケルセチン、緑茶、亜鉛をどう摂るか?ケルセチンはリーキーガットアレルギーの改善に効果的な玉ねぎの皮に多く含まれるポリフェノール。

ケルセチンはリンゴの皮や野菜類にも含まれますが、もともと吸収性が良くない。亜鉛のイオノフォア的役割を求めるならサプリ一択です。

 緑茶に含まれるエピガロカテキン(EGCG)も亜鉛のイオノフォアとしての働きが強いとのことですが、カテキンにはいくつか種類があり、このエピガロカテキン(EGCG)は温度が低いと抽出されないらしく、もっとも抽出されるのは70℃80℃とのこと。水出し茶はNGで、一般的な緑茶を美味しくする温度が一番良いということになりますね。

 亜鉛は腸管からの吸収が難しいミネラルの一つです。亜鉛をサプリで摂っても、なかなか血清亜鉛が上昇しない、ALPも反応しないというケースよく遭遇します。

多くは腸のディスバイオシスか胃酸の分泌が悪い方か、ピロール気味の方です。

(ピロールとは尿で亜鉛が出ていきやすい人)サプリで補うこともよい選択になりますが、

食品から十分摂取できるように、腸管の状態をふだんから整えておくことが重要です。

 

この件で、(ビタミンCが売り切れ続出したように)ケルセチンがまた売り切れに

なるのかー。。とアイハーブサイトを覗いてみたら意外にまだ在庫ありました。

みんなまだこのニュースに気付いてないのか!?

ケルセチンには、ウィルスが細胞内に入るのを邪魔する働きも確認されています。

亜鉛、ケルセチン、カテキンこの辺は防御になると覚えておいて損はないでしょう。


新型コロナウイルスに応答する亜鉛及び『イオノフェア』について・其の3

2020-04-05 13:08:13 | 日記

そこで、韓国の病院がクロロキンに似たヒドロキシクロロキン(リウマチ治療薬)を使ってみたところ、

コロナ患者の回復が早かった!といういきさつがあった模様。韓国の感染者は、9000人越えですが、死亡者数が他国を比べて

低く抑えられているのが分かります。

 

中国でも1日2回500㎎のクロロキンの投与が推奨されているようです。

続く

 

 


新型コロナウイルスに応答する亜鉛及び『イオノフェア』について・其の2

2020-04-05 12:59:27 | 日記

亜鉛の1日の必要摂取量は、15mg

牡蠣ならわずか2粒で16mgですので、一日分が補えます。

亜鉛不足が気になる方は、亜鉛を含む食品、または、亜鉛サプリメント(サプリ)をオススメします。

(私が摂取しているビタミンCと亜鉛)

 

2010年、亜鉛がコロナウィルスのRNA依存性RNAポリメラーゼの

働きを阻止する効果が高いとオランダのライデン大学ウィルス研究所が発表してます。

RNA依存性RNAポリメラーゼとはウィルスが細胞内で増殖するとき

に使う酵素のこと。

コロナウィルスが細胞内に侵入しても、細胞内の亜鉛濃度が濃ければ、

増殖できないことが分かっていました。

 じゃあ「亜鉛だ!」と単純に考えたくなりますが、腸管から吸収された亜鉛が

細胞内に入れるかどうかはまた別のハナシなのです。

どうやったら亜鉛を効果的に細胞内に届けることが出来るか???

 そこで考えたのが、

特定のミネラルを細胞内に取りこむ脂溶性物質の「イオノフォア」という成分。イノフォアは、亜鉛イオンとくっついて細胞膜を通過できます。

 マラリアの治療薬である「クロロキン」が、亜鉛のイオノフォアだということが2014年にわかっていました。 

 


新型コロナウイルスに応答する亜鉛及び『イオノフェア』について・其の1

2020-04-05 12:54:02 | 日記

 

 

今話題の新型コロナウイルスに応答する亜鉛及び『イオノフェア』について本日の段階でまとめています。

 

微量ミネラル・亜鉛とは何か?

微量ミネラルとは、現代の栄養学の中で、注目されている分野の一つです。

ミネラルには、20種類近くの必須ミネラルがあり、私達の食事は、特に微量ミネラルが不足しています。

▪️多量ミネラル:比較的多量に必要とされる。カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、リン

▪️微量ミネラル:微量であっても欠かすことの出来ない。鉄、銅、亜鉛、マンガン、クロム、セレニウム、ヨウ素、モリブデン、リチウム、バナジウム、コバルト、ニッケルなど

 

◉亜鉛を含む食品

亜鉛は体内で産生できない栄養素(ミネラル)で、身体の中に貯蔵場所がないので、毎日、食事でとるのが基本です。日頃から食事に亜鉛を多く含む肉類や貝類、豆類などを積極的に取り入れ、亜鉛不足にならないように気をつけましょう。

 

亜鉛は同時に摂取する食品によって吸収率が変わります。例えば、ビタミンCが豊富な柑橘類と一緒に食べると吸収率がよくなります。

亜鉛の腸管からの吸収率は20~40%程度といわれており、吸収率そのものは高くありません。また、穀類や豆類に多く含まれるフィチン酸、ほうれんそうなどに多いシュウ酸、加工食品に使われる添加物のリン酸塩やポリリン酸は、亜鉛の吸収を妨げるといわれています。

 

亜鉛は、食品では特に肉類、魚類、穀物に多く含まれています。

 

 

▪️亜鉛を摂ることのできる食品

 

  • 牡蠣(カキ)
  • うなぎ
  • 牛肉(もも肉)
  • チーズ
  • レバー(豚・鶏)
  • 卵黄
  • 大豆製品(納豆・きな粉・豆腐)
  • そば
  • ゴマ
  • 緑茶
  • 抹茶
  • カシューナッツ
  • アーモンド
  • 黒米
  • 赤米

続く