私立中学受験 2020 天狗

自宅で娘は天狗になっている

「特待生だよ！」

一喜一憂のその姿に

ワイフは娘の天狗ぶりにチョット、ウザがっている

まぁイイじゃないのと思うが

一喜一憂はダメだなと思う

娘に言う

吉田沙保里はＣＭで言っているよ

「１番で居続けることが苦しかった」

特待だからこそ緩められなくなる

覚悟はあるのかい？

 

今言っても

天狗様の耳には届かない・・・

 

明日のＫ学園もＳ学園とほぼ同じレベル

私はＫ学園、Ｅ学園が良いので

明日の午前中のＫ学園も特待合格して

午後のＹ学園、リベンジ果たし辞退してほしい

さらなる天狗様にと願う

私立中学受験 2020 安堵

塾へ迎えに行く

先生に告げられる

「えっ？知らないのですか？」

何のこと？

「Ｓ学園、合格です！　しかも特待ですよ！」

泣き崩れるワイフ

 

特待　試験成績上位者に与えられる

どんぐりのようだが

偏差値１０の差は大きいということか・・・

合格するとは思っていたが

上位でとまでは予想外

 

ワイフ推しのＳ学園である

 

「期待してますので来てください」と言われているようなものだ

私の人生の中でそんなことを言われたり感じたことはない

おそらく、入学してからの眺めも違うであろう

ジャイアンツの２軍より

タイガースの１軍確定を選ぶべきであろう

ドラフト１位のようなものだ

入ってからのプレッシャーもあるだろう

生涯勉強し続けたほうが良いとは思うが

上位で居続けるために勉強し続けなくてはならないのは

苦痛だろう

やらなければ、少しづつ下位へ落ちていく惨めな感じ

やっても上位へ行かないのもまた苦痛

やるもやらずも地獄

 

Ｓ学園で決定させたい

なぜならば・・・気持ちいい

ケチがないのが良いでしょう

 

娘はＹ学園の不合格をケロッと忘れ上機嫌

「簡単だったんだよね～　２０分くらい時間が余っちゃって」

調子に乗っている

蛙の子は蛙である

 

 

 

私立中学受験 2020 不安

一度　ワイフと自宅へ戻る

「Ｓ学園ダメだったら・・・」

「おそらく全部ダメだろうね」

何だったのだ・・・この１年

公立中学でも別に構わないのだが

本人が勉強に自信が持てなくなり

不良になる可能性も考える

（この母親のＤＮＡ・・・笑）

Ｙ学園とＳ学園の偏差値の差は１０くらいある

この差は大きいらしいのだけども

所詮、塾共通問題の値である

学校別に試験問題が違う

本試験とは違う

行くか行かないかは兎も角

一つ合格の実績は欲しい

同じ塾の仲間たちはどうなのだろう？

今日から他の子たちも違う学校だが受験している

 

 

私立中学受験 2020 激怒

塾へ連れて行く

先生は娘の顔をみて、いきなり激怒したらしい

不合格でも絶対に泣くなと言われていたらしい

泣いても仕方ないのだから・・・

また、明日受けることになる

Ｙ学園とＫ学園の勉強をするとのことで

塾において帰る

Ｓ学園の合格発表も塾の先生と見てもらうことにする

わが子ながら、慰め、励まし方が分からない

そもそも、仕事でも思うことだが

ダメだった時のことを想像していない者が多い

自信があったにせよ

二の手、三の手は準備しておくものだと

娘に伝えるべきだった

ダメだった時のリアクション

”テヘペロ”を

 

私立中学受験 2020 言い訳

明日のからのために

私も、ワイフも娘の精神状態を戻さねばと

車中でフォローする

「緊張してテスト受けたことがなかったからね・・」

「トビから鷹は産まれてこないんだから仕方ない」
（鷹に近いトビですが・・・）

「３月生れなんだからハンデを抱えている」

「縁が無い」

「一度くらいのミスで泣くな」

「１２時間勉強して出来なかったらそれは親のＤＮＡが悪い」

「Ｙ学園を見返してやろう」

「そもそも、学校から是非来てくださいと言われるべきあろう」

「Ｙ学園　なめんなよ！」

いろいろ言うが切り替えの上手い娘ではない

否定されたこともない

この先のテスト

・・・・ダメだこりゃ

塾へ報告に連れて行くことに