富士山登頂 （下山）

予定４時間の下山です

登ってきたところを降りるのですが

崖を降りる感じです

そんなに早くは降りれません

降りるのめんどくさい

仕事で例えると残務的な感じがしますが

油断できません

滑りやすい岩場

転倒でケガするくらいなら

登りでケガしとけばよかったって

なってしまう

しかし

計３回　転倒しました

年齢のせいにしたいと思います

転倒してわかったこと

・ヘルメット

・手袋　

岩場での転倒は大怪我になる可能性があります

私も転倒時に左手首を痛めました

その程度でよかったです

慎重に降りるようになりますので

ペースが上がらず

バディには時間しだいで先に

行ってくれと

同じ道を降りているのですが

景色が違うからか

こんなところ通ってきたかな？

こんなところ、よく登れたと

植物が見えてきます

だいぶ降りてこれた

１９時のバスは余裕です

頑張って１８時のバスに乗れるかな

・・・

足の指先も痛いし

転倒してケガも嫌だし

間に合うなら急ぐこともない

・・・のですが

１８時前にはあたりは暗く

行けるなら急いだほうが

良かったのかもしれません

富士山登頂 （弱さ）

8合目から9合目

あまり記憶がない

ただバディには愚痴を・・・

これ面白さがわからん！と

ニコニコしながら聞いてくれる

バディ

15歳上のおっちゃんの愚痴など

そう聞けるものではないでしょう

私も、それを言ってどうになるものでも

ないことを理解してますが

酸素が足りないので

思いつきの言葉が出ます

9合目から　１ｋｍ　70分

たった１ｋｍ　去れど　ここから３００ｍ

急勾配だし

ゴジラの背中みたいな岩

滑る砂礫

この足場で御来光を？

明かりがなくて、ここ歩けるか？

色々な疑問が

今回参加しなかったスタッフ

小学校1年生の時に登ったから行かないと

・・・

本当に登ったのか？疑い

小学生にこれ登れると思えないのだが・・

自分の性格、考え方が

今思うと情けない

人のことはどうでもいいのです

ここで大噴火したら・・・

避難のしようがない

そして、熱い、この足元のサイズの石が

飛んでくるのかと思うと

・・・生存の可能性は０だと

『プロジェクトX～挑戦者たち～』 で

富士山レーダーのこと思い出す

資材をここから運んだのか？

このルートじゃなくても・・

昔の方々の肉体の強さ

凄いです

もう満足　

降りることを想像

めんどくさい・・・

降りなきゃいけないの？

せっかく登ってきたのに

もう考えていることは

後ろ向きなことしか・・・

山頂目指す

7合目あたりで一緒に登ってた人が下りてくる

折り返しです

本当にあと少しだから頑張ってと応援してくれる

人のやさしさに　涙が出そうになる

ますます登頂しなくてはとも思う

富士山登頂 （登頂）

わからないのが

暑いのか　寒いのか？

私は汗かいてますが

（大量に）

降りてくる人は

Tシャツの人もいれば

（そこまで暑くは・・・）

レベル５くらいの防寒ウェアの人も

着いた

１４：００

富士宮口山頂

予定通り

少し遅い

ん

感動？

達成感？

・・・・

まだ、ただただ疲労

折り返し地点なので

終わったわけではない

他の登山者も同じ感覚だと思う

一喜一憂しない

というか

ひとりで来てるからかな

眺めは

白い雲

切れ間から駿河湾、相模湾

青い空

・・・大まかに

白と青

山頂は

空の青と山の土で赤

青と赤

　

そこからまだ先はあるようですが

もう、歩きたくない

バディはあっちこっち

見に歩いている

共に登ったのが自分でなければ

彼はもっと楽しめたのだろう

申し訳ない

バディがカップヌードルをリュックから取り出し

ガスボンベで湯を沸かし作ってくれた

旨いと思う

おそらく、旨い　

うん　旨い

１４：３０

そんなにゆっくりもできない

１９：００最終便のバスに乗らなければならない

・・・なぜ登ったのか？

降りるために登ってきたのかな？

富士山登頂 （景色）

つらい・・・

富士宮ルートは登りと下りが同じになります

登りコースと下りコースが分かれてない

やめようと思えばやめれるのです

1組の若いカップル

女性と登る

よほどの自信がないと・・・

恰好がつかない

否、女性が誘ったのか？

降りてくる人が増えてきた

外国人も多い

淡々とした表情

体も大きい

・・・

ここに来ている外国人は

地元、祖国では標準的な人？

トップアスリート？

年齢も不詳だし

普通な感じで・・・

ン？

撮影している

映画のロケのよう

こんなところまできて

演者、スタッフ

大変なお仕事です

さらに登る

下山してくる方々に

励まされながら

標高3000ｍ！！！　嬉しい

酸素薄い

そして下を見ると

えらい高いところまできた

駿河湾が見え

左右見渡すと

地球が丸いのが分かる

空は青すぎる？

日差しは強い

太陽が近い？

３０００ｍ

・・・まだ６００ｍしか？

あと・・７００ｍ

元祖7合目に到着

8合目じゃない　

何？元祖って？

まだ行く？とも言えず8合目目指して出発

エイトね・・・

　

ゴールも見えている

見上げる

あれが8合目　9合目

なかなか到達しないのです

山小屋が大きく見えてきて

あと２０分くらいかと

大体の時間が・・わかるようになってくる

見えないゴールへ向かうのは過酷です

なぜなら、

ゴールがないかもしれないので

ゴールは見えているぶん勇気が少し沸きます

あと９０分くらいかな

富士山登頂 （素人）

6合目を出発

また急な斜面

これ・・しんどいな・・・

皆さん、なぜこんな事してるのか？

ゾッとする

あと5時間

耐えれる？

・・・耐えれない

無理、ムリ

やめる理由でも考えるかな・・・

捻挫とかしてみるか・・・

弾丸登山なんて現実できるのか？

もしかしたら

できる者はすごい才能の持ち主ではないか？

おそらく、途中で引き返してるのが

８０％くらいじゃないのか？

しかしバディはヒョイヒョイと

先で私を待っている

行かないわけには・・・・

15歳若いとあんなに軽く行けるのか

否、彼はマラソンとかしている

15年前の自分でも彼のようには・・

足を上げて大きく登ろうとすると

エネルギーの消費を感じる

歩幅を小さく一定のリズムで

そんなこと考えていると

新7合目　休憩

同じ目標を持った人たちだからか

初見の登山者さんと気軽に話しができる

何かあるんでしょうね

一人で登るということは・・・

何人かの話しだと

何度目かの富士山、もしくは

普段から登山をしていて

初めての富士山

昔、山岳部　とか・・・

初登山での富士山はどーなの？

そしてまた出発