週3回サッカーと空手で忙しい息子ですが、9月からはさらに土曜日の教会学校が開始しました。
息子は1歳で洗礼を受けており、今年で8歳になるのでもう初聖体を受ける準備を開始することができます。準備と言うのは、2年間、教会学校で勉強し、毎週必ずミサに出席しなければいけません(出席簿があって、そこにミサの度に神父さん又はカテキスタ(要理教師)からサインをもらいます)。私たちは毎週欠かさずミサに通っていますので、この点は全く問題ないのですが、クラスの方は平日は共働きで難しいので、土曜日のクラスを選びました。毎週土曜日10:30~11:45の1時間15分のクラスです。(ゆっくり眠ったり、ゆっくり家事をしたりしたい時間なので、厳しいのですが・・・。)
近所の小さな教会ですから、それほど参加する子供もいないだろう、と思っていましたが、学校1日目の最初の集まりでは、すごい数の子供と親でした。入学した子供だけでも200名ほどいました。
さすが、カトリック教徒が77%を占めるメキシコです。
1日目は、カテキスタ毎にグループに分かれて教会に入り、神父さんからのお話とカテキスタの紹介、今後の簡単な説明や歌がありました。その間親は外で待機。
2日目からは教会内でグループ別に分かれて、勉強が始まりました。
どのように十字を描くのかとか、神が創造したものの話などでした。クラスの最後に必ず宿題が出されます。
2日目の宿題は、『神が創造したものの絵を5つノートに描いてくる。』というもので、3日目の宿題は、『神が創造したものと、人間が創造したものの写真か絵を雑誌や本などから切り取って、5つずつノートに貼ってくる。』というものです。
クラスで何をしたのか、話を聞いたりノートを見たりして、宿題を手伝ったりしていると、私もなかなか勉強になります。
10年近く前に私も信仰教育を受けましたが、大人でしたので子供より期間も短く(半年)、その分中身も凝縮されていましたので、細かいことは習いませんでした。
自分が小さい頃から教育を受けた国ではないので、メキシコにいると義務教育にしても信仰教育にしても、子供と一緒に一から勉強している感じです。
少ない休日くらいゆっくりしたい所ですが、2年間息子共々頑張らなければなりません。社会や学校で道徳観や倫理観を学ぶというのはかなり難しいので、家庭はもちろんですが、宗教を通じてそれらを学んでくれれば、と思います。