太陽の国 メキシコで

メキシコでの生活、育児、仕事など、書き綴ります。

息子の教会学校(Catequisis)開始

2012-10-02 | カトリック教

週3回サッカーと空手で忙しい息子ですが、9月からはさらに土曜日の教会学校が開始しました。

 

息子は1歳で洗礼を受けており、今年で8歳になるのでもう初聖体を受ける準備を開始することができます。準備と言うのは、2年間、教会学校で勉強し、毎週必ずミサに出席しなければいけません(出席簿があって、そこにミサの度に神父さん又はカテキスタ(要理教師)からサインをもらいます)。私たちは毎週欠かさずミサに通っていますので、この点は全く問題ないのですが、クラスの方は平日は共働きで難しいので、土曜日のクラスを選びました。毎週土曜日10:30~11:45の1時間15分のクラスです。(ゆっくり眠ったり、ゆっくり家事をしたりしたい時間なので、厳しいのですが・・・。)

 

近所の小さな教会ですから、それほど参加する子供もいないだろう、と思っていましたが、学校1日目の最初の集まりでは、すごい数の子供と親でした。入学した子供だけでも200名ほどいました。

さすが、カトリック教徒が77%を占めるメキシコです。

1日目は、カテキスタ毎にグループに分かれて教会に入り、神父さんからのお話とカテキスタの紹介、今後の簡単な説明や歌がありました。その間親は外で待機。

 

2日目からは教会内でグループ別に分かれて、勉強が始まりました。

どのように十字を描くのかとか、神が創造したものの話などでした。クラスの最後に必ず宿題が出されます。

2日目の宿題は、『神が創造したものの絵を5つノートに描いてくる。』というもので、3日目の宿題は、『神が創造したものと、人間が創造したものの写真か絵を雑誌や本などから切り取って、5つずつノートに貼ってくる。』というものです。

 

クラスで何をしたのか、話を聞いたりノートを見たりして、宿題を手伝ったりしていると、私もなかなか勉強になります。

10年近く前に私も信仰教育を受けましたが、大人でしたので子供より期間も短く(半年)、その分中身も凝縮されていましたので、細かいことは習いませんでした。

自分が小さい頃から教育を受けた国ではないので、メキシコにいると義務教育にしても信仰教育にしても、子供と一緒に一から勉強している感じです。

 

少ない休日くらいゆっくりしたい所ですが、2年間息子共々頑張らなければなりません。社会や学校で道徳観や倫理観を学ぶというのはかなり難しいので、家庭はもちろんですが、宗教を通じてそれらを学んでくれれば、と思います。

 



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