何と先週の土曜日からガソリンがありません。
というのも、メキシコの国営石油企業 PEMEXが何年も窃盗団に大量のガソリンを盗まれていたそうで、去年は非常に多く全体の80%が盗まれたということで、去年の12月に大統領になったばかりのロペス・オブラドールが窃盗を撲滅すべく、取っている政策により、メキシコ国内の6州にてガソリン不足が発生しています。
その中に私達の住むグアナフアト州も含まれています。
市内に山のようにあるPEMEXのガソリンスタンドはほぼ全てが閉まっており、数か所でディーゼルの供給だけがされています。
ただ外国企業のMovilは供給を続けているので、数カ所しかないMovilの前には毎日24時間長蛇の列が続いています。
初めのうちは1時間待ちでしたが、その後3、4時間、5、6時間と状況はひどくなっており、一昨日旦那が並んだ時には、17時間待って、制限があるため20リットルしか入れてもらえませんでした。
17時間なんて飛行機で日本に着いてしまいます。
なるべくガソリンを使わないようにはしていますが、どうしても使わなければいけないこともあり、明日また旦那が並んでくれる予定です。
今朝少しだけPEMEXのガソリンが届いたそうですが、4つのガソリンスタンドが開かれ1、2時間で無くなったそうです。
毎日毎日、明日には復旧する、明日には普及する、とお偉いさんからコメントがありますが、全然復旧していません。
窃盗団の撲滅は良いことですが、国民を窮地に落とし込むようなこんなやり方は納得いきません。更に大統領が嫌いになりました。
いつまで続くか知りませんが、なるべく早く収束してもらいたいです。。。